伊那谷初のサッカーU‐12県女子リーグ参戦へ
宮田村のクラブチーム・トップストーン・スロゼッタ・ス
宮田村のサッカークラブチーム・トップストーンは、昨年発足させた女子小学生チームをU‐12(12歳以下)の県女子リーグに登録。伊那谷で初めて、来年春のリーグ戦から参戦する。交流戦では県リーグ所属のチームと互角以上に渡りあうなど、実力もつけている。他チームからも積極的に受け入れ、女子が試合に参加できる環境を整える。
登録チーム名も「トップストーン・ロゼッタ」に決定。メンバーは13人だが、女子の県トレセンに2人が選抜されている。
県リーグ中位のチームも参加して先月開かれた交流戦では、5年生主体の構成ながら見事に優勝。
「6年生主体のチームに勝てたことも大きな自信。県リーグでも上位を争える可能性があると思う」と指導にあたる杉本雅史さんは話す。
県リーグは現在7チームが加入。環境が整っている中北信が大半で、南信は遅れをとってきた。
「上下伊那でも男子に混ざってサッカーをやっている女子は多い。そんな各地に散らばっている子どもたちの受け皿となり、女子が試合に参加できる機会を増やしていけたら」と杉本さん。
低い年代から強化していくことで、サッカーのすそ野も広げていきたい考えだ。