森のちから体験
ツリーハウスづくりなどに夢中
上伊那に本拠を置く森のライフスタイル研究所(竹垣英信代表)の「森のちから体験」が5窶・日、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場で展開されている。県内全域、千葉県、東京都などから親子ら約80人が参加し、ツリーハウスづくりなどに夢中になっている。
昨年に続いて2回目で、自然の大切さを知ってもらおうと、ツリーハウスやウッドクラフト、ダッチオーブンを使った料理(鶏の丸焼き、ドリア…)などものづくりを中心に内容を組んだ。タレントの清水国明さんが代表を務める「自然暮らしの会」が運営を担当し、インストラクター7人が参加。
子どもたちは、自分たちでテントを張り、自然の中で思い思いに遊んだ。
ツリーハウスづくりでは、キャンプ場内の立木を利用し、参加者が協力しながら骨組みに板を張ったり、階段を作ったりした。
東京都の高橋淳君(10)は「電動ドリルを使うと、まっすぐくぎが入らないから難しい」と黙々と作業に当たっていた。
清水国明さんは「ゼロからものを作り出すことで、人間らしさを回復するチャンスにしたい」と話した。