【記者室】夏の風物詩竏茶宴Wオ体操
学校は夏休みの真っただ中だが、小学生は寝坊ができない。毎朝6時20分を過ぎるころになると首にカードをぶら下げた子どもたちがあちこちの家から出てきて近くの広場などに集まってくる。ラジオ体操だ▼運動としては軽過ぎるようにも思えるが、真剣にやってみると意外に疲れる。眠そうな顔をしていた子どもたちも体操が終わって家に帰るころにはスッキリと目が覚めて元気に一日のスタートを切っているはずだ▼ラジオ体操は1928年に逓信省(現日本郵政公社)が制定したのが始まりというから80年近く続いていることになる。朝一番に適度な運動をするのは頭と体に良いし、早起きの習慣づけにもなる。これからもずっと続いてほしい平和な夏の風物詩だ。(白鳥記者)