昭和伊南病院に絵画寄贈
洋画家垣内カツアキさん
辰野町宮木在住の洋画家垣内カツアキさん(71)は11日、駒ケ根市の昭和伊南総合病院(千葉茂俊院長)を訪れ、30号の油絵「イタリア・ソレント風景」を寄贈した。垣内さんは「患者や付き添いの家族の心が安らぎ、癒しになってくれればうれしい」と話した。母方の祖母が駒ケ根市中沢の出身であることや、今月同市で10回目の個展を開くことなどから地域への感謝を込めて同病院への寄贈を決めた。千葉院長は「明るい地中海を描いた素晴らしい絵をみんなに見てもらいたい。病院には癒しが必要。多くの人の目に触れる所を選んで飾りたい」と感謝を述べた。
垣内さんはこれまで個展を通算78回開き、海外美術展にも精力的に作品を出品、入選するなど、おう盛な創作活動を行っているほか、箕輪町中箕輪に伊那アルプス美術館を設立、運営している。ル・サロンフランス芸術化協会永久会員。