伝統の盆花市
上伊那で最も歴史があり30年以上続く宮田村の「盆花市」が12日朝、JA宮田営農センター前で開いた。用意した約400束は、次々と売れていった。
壮年連盟(小林正信委員長)とJA生活部会(下村富美子部会長)が協力。自分たちで育てたアスターを中心に、約10種類の草花を揃えて良心価格で販売した。
午前6時から約50人が参加して花束をつくり、その場で直売。早朝から行列ができるなど、盆の準備を急ぐ買い物客で賑わった。
下村部会長は「今年のアスターは盆にあわせるかのように花が咲き、多くの量が集まった。地域の人があてにしてくれており、今後も栽培していきたい」と話していた。