伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2611/(火)

ニュース

【記者室】プールの管理体制大丈夫?

 埼玉県のプールで女児が死亡した事故で、底に沈んでいた吸水口のふたを事故発生直前に手にしたにもかかわらず「何のふたか分からなかった」ために対応の遅れを招いたとしてアルバイト監視員が非難されているが、責任は何も教えなかった管理者にあるのは明らかだ▼筆者も学生のころ監視員のアルバイトをしたことがある。その時も仕事を始めるに当たって排水口などの危険個所の説明はおろか、人工呼吸や心肺蘇生(そせい)法などの救命措置についての教育も一切なかった▼当時は何とも思わなかったが、今あらためて考えてみると実にいい加減で無責任極まる管理体制だ。プールのシーズンはまだまだ続く。関係者は一層気を引き締めて管理に当たってほしい。(白鳥記者)

前のページに戻る 一覧に戻る