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地域の担い手自覚新た 5市町村で成人式

地域の担い手自覚新た 5市町村で成人式

 伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、飯島町、宮田村で15日、それぞれ成人式があった。新成人らは大人としての自覚を新たにした。首長らは地域づくりの担い手としての期待を寄せた。
 友人との久しぶりの再会に記念撮影をしたり、携帯電話番号、メールアドレスなどを交換したと、思い出話や近況報告などの立ち話に花を咲かせていた。スーツ、ドレス、浴衣、Tシャツ・ジーパンなど、思い思いの服装で出席。男女とも、黒色などの落ち着いた色合いの衣装が目立った。

 宮田村は、母校の宮田中学校で節目を祝った。昼食会は懐かしい給食。久しぶりに再会した旧友、恩師と肩を寄せ合い、思い出話や夢を語り合った。
 新成人109人のうち68人が出席。式典終了後、ランチルームに集まった。配膳も全員で協力。村で採れた野菜やキノコ、そして中学校で栽培している梅を原料にしたドレッシングなど、地元の味覚ふんだんの学校給食を楽しんだ。
 「お弁当とかより、給食の方が断然いい。本当においしい」と女性たちは大喜び。
 大田切区出身で東京に住む南澤泰裕さんは「みんなに会えると思って、昨日は寝れなかった。卒業後は学校に入る機会がなかったので、成人式の会場にするのは素晴らしい」と話した。
 中学校での成人式は3年目。体育館での式典で、清水靖夫村長が「社会の一員として自覚を持ち、未来へ歩んで」と激励。自立のむらづくりに積極的に参加してほしいと呼びかけた。
 新成人代表で片桐裕作さん=大原区=があいさつ。多くの人の支えで成人を迎えられたことに感謝し「誇りを持って将来、再び語り合えることを期して、頑張っていきたい」と決意を新たにした。

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