南信協同、「新・明暗」の公演に向け最終リハーサル
伊那文化会館附属劇団「南信協同」は15日、第16回公演「新・明暗」のリハーサルをした=写真。
作品は永井愛作、夏目漱石原作の「新・明暗」。物語の主人公は新婚のエリート商社マン。新婚にもかかわらず、夫婦は既にお互いへの不安を募らており、互いの腹のうちを探り合う。また、さまざまな思いを持つ多数の人物が二人を取り巻いており、夫婦と複雑に関係していく竏秩B
演出は南信協同の演出家・斉藤望さんが担当。回り舞台を用いた多様な場面展開や、12人の俳優が20人を超える登場人物を演じ分ける新しい試みも取り入れており斉藤さんは「演劇空間を楽しんでもらえる舞台で、想像力を刺激する内容。自由に想像の羽を広げてほしい」と語る。
公演は19日の午後6時(開場は午後5時半)からと、20日の午後2時(開場は午後1時半)からの2回、共に県伊那文化会館の小ホールである。入場料は一般千円、高校生以下500円(当日200円増し)。
問い合わせは県伊那文化会館(TEL73・8822)へ。