小田切川魚つり大会
宮田村の自然を呼び戻す会(加藤一彦会長)は14日、小田切川魚つり大会を村民会館周辺の同河川で開いた。天候にも恵まれ、例年よりも多い約300人が参加。家族連れが目立ち、ふるさとの自然にふれながら、夏の思い出をつくった。
村観光協会の共催で1300匹のニジマス、ヤマメを放流。参加無料とあって、村内外の・ス太公望・スが釣り糸を垂らした。
塩尻市から伊那市美篶に帰省中の小学5年生橋爪幹君は、父親の靖さんと参加。肩を並べ、竿先をじっとみつめた。
一緒に釣りに行く機会は多いというが「子どもとお盆をこのように過ごせるのはいいですね」と靖さんは話していた。
釣り終了後は、魚のつかみどりも。子どもたちは川の中に入り、素早く動く魚影を元気に追った。
同会はコンクリート護岸となった小田切川にも、魚などの生物が数多く棲めるようにと活動。河川清掃のほか、つり大会も毎年続けている。