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市長先頭に、伊那踊りで歓迎

南大東島訪問団歓迎レセプション

市長先頭に、伊那踊りで歓迎

 4日に伊那市に到着し、連日コンサート・物産販売などで島を紹介する一方、中ア・ロープウエーや美和ダムなどを視察した南大東島伊那谷訪問団を歓迎するレセプションが8日、伊那市のかんてんぱぱホールで開催された。相互のスピーチで交流拡大の意志が確認されたほか、小坂樫男市長自ら、参加者全員の伊那節踊りの先頭に立つなどして、歓迎の意志を示した。
 島民を伊那祭りに招く実行委員会の小林史麿委員長は「3月に島を訪ねた時の私たちの感動は、いまや大きな感動と交流のうねりとなって広がっている」とあいさつ。
 訪問団団長の仲田建匠南大東村助役は「心温まる歓迎に感動している。子どもたちの交流や、経済的な交流など、これからも末永くお付き合いして行きたい」と答えた。
 小坂樫男伊那市長はあいさつで、青パパイアの通じた交流のきっかけを作った伊那市在住の井地千代子さんと、元長野NEC勤務で現在島で青パパイアを生産する平安山正治さんを演壇に招き、自らインタビュアーの役を務めながら「なぜ交流が始まった」を解説。「このような心温まる交流をこれからも広げていこう」と呼びかけたのち、伊那節振興協会が歌う伊那節に合わせて踊りの先頭に立ち、会場の全員がそれに合わせて踊った。
 このほか、塚越寛伊那食品工業会長のスピーチ、田中康夫長野県知事のビデオメッセージ、田山重晴県農政課長のスピーチ、伊那節振興協会の演奏などもあった。
 島側からは、照屋林伸教育長や垣花恵忠商工会副会長などがスピーチ。役場の産業課長で歌手の濱里保之さんや、プロ歌手の内里美香さんが美しい島唄を披露した。
 最後は、牛越徹上伊那地方事務所長らの音頭で乾杯したあと、南大東島の人々に教わりながら、参加者全員で島伝統のカチャーシー踊り。塚越会長、田山農政部長、牛越地方事務所長なども、初めての琉球踊りを楽しんだ。
 こうして伊那谷最後の夜を過ごした島訪問団は、9日朝、南大東に向け帰路につき、午後全員無事に帰島した。

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