ながた農園トマト収穫体験
箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は、宿泊客に野菜収穫の楽しみを味わってもらおうと、無農薬栽培の「ながた農園」でトマト収穫体験をしている。18日、3組の家族が真っ赤に実ったトマトをもぎ取り、とれたてのトマトやキュウリをその場で味わった。
みのわ振興公社が今年から、温泉スタンド南側に整備した「ながた農園」で、トマトやキュウリを無農薬で栽培している。
収穫は予約制で、朝食後のチェックアウトまでの時間に、希望する宿泊客が体験する。1バケツ300円で15個の中型トマトをもぎ取ることができ、おまけもある。
この日は、東京都と千葉県からの家族が農園を訪れ、よく熟れたおいしそうなトマトを探してもぎ取った。取ったばかりのキュウリもみそを付けて味わい、「土の匂いがして、瑞々しくておいしい」と喜んでいた。
5歳と2歳の子どもを連れ東京から訪れた鈴木恒伯さん家族は、「普段は体験できない。野菜がなっている様子を子どもに見せてあげられてよかった」と話していた。
ながた農園は、トマトが140本ある。体験は12日から始まり東京、千葉、愛知から訪れた30組が楽しみ、東京箕輪会の会員も参加した。今後、実の状態を見ながら8月末までは体験をする予定。