陶芸講座(後期)開講
箕輪町公民館の06年度陶芸講座(後期)が18日、町文化センター創作室で始まった。受講者は、粘土を練って作品づくりに取り組んだ。
初参加4人を含む20人が受講。箕輪陶芸研究会前会長の市川昭彦さんが指導する。7回の講座で作陶が4回、素焼きと本焼きを文化センターの窯で体験する。
初回は、作陶の題材として市川さんがタタラ作りの花器を紹介。筒型で足を付ける。前期から継続して参加している受講者は、題材の花器のほか、それぞれが作りたいものに挑戦した。
初めて参加した人は、粘土を練る基本から指導を受けた。汗をかきながら熱心に練り、たま作りという成型方法でろくろに玉のように丸くした粘土をのせ、粘土をつまみ上げて茶わんなどを作った。
2度目の受講となる女性は、「いろいろ作ってみたいけど、植木鉢を作りたいと思って参加した」と話し、作品づくりに没頭していた。