長谷中尾で区民運動会
区民交流にぎやかに
伊那市長谷中尾の区民運動会が15日、中尾座グラウンドであった。子どもからお年寄りまで大勢が参加し、さまざまな競技に挑んでそう快な汗を流した。長谷公民館中尾分館(西村周司分館長)主催。
区民の親ぼくと地域活性化を目的に、20年以上続く、帰省者が多いお盆の恒例。二人三脚や満水リレー、むかで競争など全15プログラムがあり、3常会で競った。
むかで競争は、男3人、女2人の5人で一組になり、全員の足を片足ずつひもで縛ってスタート。「イチ、ニ、イチ、ニ…」との掛け声で息を合わせてゴールを駆け抜けた。なかには、何度も転倒してしまうチームもあり、会場の笑いを誘う場面もあった。
パン食い競争は、男女別。ひもにつるしたパンは揺れに揺れ、選手たちは悪戦苦闘。口を大きく開けて必死に食い付いていた。どの競技も声援が飛び交い、区民が一体となって楽しんだ。
中尾分館では「地域がさびれないように、長年続く行事は継続してやっていけるように頑張り、活性化に結びつけたい」と話す。