知事が箕輪町のリンドウ業者視察
先進企業などと意見交換
箕輪町中箕輪のリンドウ生産業者、スカイブルー・セト(瀬戸堯穂代表)を10日、田中知事が訪問した。
この日田中知事は、県内の躍進企業や先進的農業者などを訪問。さまざまな意見を今後の政策運営に反映させたいとしている。
瀬戸さんは、リンドウの育種から苗・切花の生産まで一貫して取り組む県内でも進んだ生産者で、育種技術にも優れており、これまでに60種類のリンドウを品種登録している。また、瀬戸さんの開発した「ホワイトベル」と「夢ハイジ3号」は、10年に一度オランダで開かれる園芸見本市「フロリアード」で金賞を受賞している。
田中知事は、切花の加工所や育種ほ場を見学。気候や地理的条件はリンドウに適しているのか窶狽ネどを質問したり、瀬戸さんの開発した品種の多さに改めて驚いた様子で「県内だけでなく県外にも長野県のリンドウを宣伝していきたい」と話していた。