高原スープさらに美味しく
野ひばりの会メンバーが相互に研さん
宮田村の農村女性グループ・野ひばりの会(田中みち子会長)が、村内のイベントなどで提供し、人気を集める手作りの「高原スープ」。夏野菜のトマトを使うが、12月に開かれる山ぶどうワインまつりにも美味しいスープを振る舞おうと、22日夜に下準備を兼ねて講習会を開いた。
宮田の新しい味の名物にと、作り始めて9年。3年前まで宮田高原で行っていた「風まつり」で提供し、評判になった。
現在も各種イベントで振る舞い定着しているが、会員はさらに美味しくと、互いに研さんを積んでいる。
この日もベテラン会員の指導を仰ぎながら、スープの素になるトマトピューレづくりに取り組んだ。
ピューレは冷凍保存が可能なため、12月の山ぶどうワインまつり用に取り置くことに。
「冬のトマトは高いし、夏に比べると品質も落ちる。今のうちに作っておけば、冬にも美味しいスープができます」とベテラン主婦の知恵も発揮していた。