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7月の豪雨、三六災害の体験呼び戻す
お茶会で高齢者、災害の怖さ語る

7月の豪雨、三六災害の体験呼び戻す<br>お茶会で高齢者、災害の怖さ語る

 宮田村町2区の地域ボランティア・ともいきの会(矢亀誠一会長)は21日、誰もが自由に語らうお茶会を開いた。7月の集中豪雨の村内被災状況を、メンバーで村議の赤羽正さんが報告。会場に集まった高齢者が1961年の「三六災害」を思い返して話しをする場面もあり、災害の怖さを改めて教訓にした。
 赤羽さんは議会で行った災害現場視察の様子を写真を使い説明。太田照夫区長が町1区の被災状況を話した。
 高齢者を中心に集まった約20人は、想像以上の被害の大きさに驚いた様子も。
 お茶を飲みながら懇談したが、ある女性は三六災害の体験談を語り「大水でお隣は何もかもが流れてしまい、本当に気の毒だった。私も位牌を入れて逃げた」と、生々しく話した。
 他の参加者も今回とかつての大水害を振り返りながら、自然災害の怖さを再認識していた。

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