村防災訓練、西小で集中訓練も
重点地区(竹ノ上、小和田、牧ケ原、南原)では地域集中訓練を、
中川村は27日早朝、06年度地震防災訓練を村内全域で実施した。住民や消防団、日赤奉仕団など関係機関が参加し、重点地区(竹ノ上、小和田、牧ケ原、南原)では地域集中訓練を、各地区では自主防災訓練を実施し、防災意識の高揚を図り、有事に備えた。
駿河湾沖を震源域とする大地震が発生、村内は震度6を想定。
地域集中訓練会場となった中川西小学校グランドでは、午前6時、現地本部が設置され、重点地区の住民らが続々と集まり、人員報告。引き続き、南消防署職員の指導で、消火栓訓練。男性に混じり、女性も筒先を抱え、重いホースを持って走り、火点に向かって放水するなど初期消火訓練に挑戦した。
応急救護訓練では、AEDの取扱いについて消防団が実演、風呂敷を使った手当法の実技講習もした。
各地区では組、班を単位に各地区指定避難場所に避難誘導。人員報告や防災学習会、防災行政無線の試験放送などに励んだ。
)