ど根性ヒマワリ開花間近
宮田村にど根性ヒマワリ?!‐。JR宮田駅に近い町2区の青果店「マルヒロ」の玄関脇のコンクリートから、ヒマワリが芽を出して順調に生育している。つぼみもふくらみ、開花も間近。兵庫県ではアスファルト路面を割って生えた「ど根性大根」が全国的な話題となったが、同様の生命力の強さに村の人たちは驚いている。
「あれれ、こんな所から芽が出てるって、最初はビックリしました」と店主の伊藤博康さん。1カ月ほど前のことだ。
その後も順調に生育し、今では大人の背丈に迫るほどの高さに。成長を見守ってきた伊藤さんだが「葉の色も良く、もうじき花が咲くはず。自然の生命力って本当にすごいと思う」と話す。
伊藤さんは店の周辺で4年ほど前からヒマワリを栽培。その種の一部が風に舞って、コンクリートの下で根を生やしたとみられる。
今では近所の人たちや通行人が、気に留めて立ち止まるほどに。「無事に咲くといいね」と開花を心待ちにしている。