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304/(火)

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ど根性菊

 伊那市小沢の唐沢幸男さん宅で、物干し台の下にあるコンクリート面から菊が生えてきた=写真。唐沢さん家族は「種から育てるものでない菊が、どうしてこんな所から生えてきたのか」と首をかしげつつ、花が咲くのを待ちわびている。
 菊は、コンクリートが割れたごくわずかな隙間から生えてきたと見られる。当初は菊だと分からなかったが、成長するにつれて、菊だとはっきり分かるようになった。
 唐沢さん宅の敷地には、挿し木や苗などから育てた菊が一部にあるが、物干し台周辺ではなく、当初は「どういうことかね」と話していた。しかし、毎日顔を合わせるうちに愛着が湧き、鉢植えに水やりをする時にこの菊にも水をやるようになった。隣に住む息子夫婦も時折面倒を見ており「早く大きくなってね」と話し掛けながら、家族全員で成長を見守っている。

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