駒ケ根警察署員がAED講習
事故現場などで一刻を争う救急措置が必要になった場合に備えて駒ケ根警察署(山本修作署長)は31日まで、署員45人を対象にしたAED(自動体外式除細動器)の講習を同署で実施している。3日間の講習にそれぞれ十数人ずつが分かれて参加し、伊南行政組合北消防署員の指導でAEDの操作方法などを学んだ。
参加した署員は人工呼吸、心臓マッサージなどの心肺蘇生(そせい)法の指導を受けた後、1人ずつAED操作の実技に臨んだ=写真。署員はAEDから流れる音声の指示を聞きながら、ダミー人形の胸にパッドを張り付けるなど、迷うことなくテキパキと操作していた。
同署は今回都合で参加できなかった署員についても近いうちに受講させ、万一の際に署員全員が対応できるようにしたいとしている。署の主導で署員全員を対象に行うAED講習は県下でもあまり例がないという。