県産材住宅などの見学会を実施
地域木の良さを知って
寺子屋信州木づくりの家、県産材住宅などの見学会実施
寺子屋信州木づくりの家グループは6日、地域材住宅などの見学会を開いた。約40人の家族連れなどが参加し、年月を経た県産材住宅の様子や、製材所を見学した。
設計、建設、製材などに携わる8社から成る同グループは、それぞれの立場から県産材の普及を目指し、質の高い住宅提供に努めている。
広く一般の人にも県産材の良さを理解してもらいたい窶狽ニ、今後何回かに分けて見学会や講習会を行う。
この日最初に見学したのは、約8割で県産材を利用した新築住宅。県産材にも、さまざまな木材があるため、特徴に合わせて用途を決めているという。一方、「素材の持つ温もりや素朴さは感じてほしい」と、普通は隠してしまう柱なども、そのままに残して設計しており、普通よりも空間が広く感じられる。また、無垢(むく)のまま用いられた木材は、年月を重ねるごとに色合いは深め、趣きを増すという。