昔の人の暮らし方で3日間過ごす
飯島陣屋通学塾
飯島町教育委員会の第2回飯島陣屋通学塾(第1陣)が小学3年から中学1年までの20人が参加し、27日縲・9日まで行なわれ、陣屋の特性を生かし、火打石で火を起こすなど昔の人の暮らしに近い、不便さにこだわった。
子どもの生活習慣の形成と異年齢の子どもたちの交流を通して、人間関係の構築を図ることがねらい。
27日、陣屋に集合した子どもたちは早速、3日間使用するはしやコップを竹で作り、火打石で火を起こし、かまどでご飯を炊き、みそ汁を煮、囲炉裏で魚を焼くなど、班ごとに役割分担し、夕食の用意をした。
夜はろうそくの明かりで寺子屋。島崎藤村の「雀のお宿」の朗読をした。
翌朝は午前5時起床、朝食準備、陣屋内の掃除、ラジオ体操を済ませてから、朝食。みんなそろって、集団登校した。
帰塾後はうどんを打ち、ニワトリのすき焼きで夕食を取った。
子どもたちは「かまどで炊いたご飯はおいしかった」と笑顔。