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村内生産農家と児童が給食交流
安全、安心な食のありがたさに感謝

村内生産農家と児童が給食交流<br>安全、安心な食のありがたさに感謝

 宮田村の宮田小学校は30日、日々の給食に農産物を提供している村内生産農家を招いて「地域食材100%の日」を開いた。いつもは提供する側の生産者と食べる側の児童が顔をあわせ、地域食材ふんだんの給食で交流。「安全、安心な食材を」と取り組む熱心な地域の姿を知り、子どもたちは食のありがたさ、大切さを改めて実感した。
 地元の新鮮な農産物を届けてくれる「学校給食を育てる会」との交流で3年目。この日は同会から10人が訪れ、各学級で会食した。
 当然、給食は会員が丹精込めた野菜や肉を使用した献立に。
 ボリューム満点のソースカツ丼、ジャガイモ、ニンジン、シメジ、タマネギ、豆腐と地の食材が彩り豊かな、その名も「宮田汁」も登場した。
 豆類豊富な「まめまめサラダ」、デザートはリンゴと、豊かな宮田の大地を実感するメニューとなった。
 児童と会員が歓談しながら一緒に給食を満喫。モリモリたいらげる子どもたちの姿に、3年1組で会食した白鳥静子さん=町三区=は「喜んで食べてもらえて本当にうれしい」と話した。
 6年3組で交流した大平一郎さん=中越区=は、リスクを負っても無農薬栽培に取り組んでいると説明。安全なものをつくろうと努力する農家の想いにふれ、児童は感謝しながら食べていた。

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