第2回高遠町地域協議会
旧3市町村を結ぶ循環バス運行に要望相次ぐ
伊那市高遠町の第2回地域協議会が30日夜、町総合福祉センター「やますそ」であった。本年度の主要事業で、委員から伊那・高遠・長谷を接続する循環バス運行に要望が相次いだ。
委員は高遠高校への通学、伊那中央病院への通院も含めた検討を臨んだ。
合併協議で、旧市町村間を結ぶ循環バスの運行は合併後、速やかに運行できるように関係機関と調整することになっている。
市側は「秋ぐらいから検討することになっている」と答えた。
そのほか、横断歩道や防火水槽の設置、足湯などによる街並みを歩く施策、消防団員が活動できる組織づくりなど要望、提案があった。
伊東地域自治区長は、新たな発想による提案を歓迎し、行政任せでなく、自主的な活動に期待した。
また、合併して5カ月後が経過し、委員から「7月の梅雨前線豪雨のとき、不安だったが、不自由しなかった。ありがいたいこと」「伊那から高遠へ来るのは遠い感覚がある。プールや図書館などまちの魅力を宣伝してほしい」「会議を伊那で開くことが多い」などの感想があった。
次回は9月28日午後7時から、やますそで。会議は公開で、傍聴できる。