伊那市で「おはなしドキドキぱーく」
子どもたちは絵本、折り紙、お手玉に夢中
上伊那の読み聞かせグループなどでつくる、お話の会「エム&イー」はこのほど、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で、県委託事業「おはなしドキドキぱーく」を開き、パネルシアターなどの企画を繰り広げた。
パネルシアター、歌、語りなどのコンサートのほか、折り紙、お手玉教室などを7団体が企画、地域の子供連れ家族などが参加。「くもの糸」「ヘンゼルとグレーテル」など7演目の歌やパネルシアターは人気で、約50人が会場に詰め寄せた。
大型絵本など約1200冊を積んだ、県移動絵本図書館車「おはなしぱけっと号」も玄関先に登場。子どもたちは自由に本を読んだり、県立長野図書館の司書の女性の読み聞かせを楽しんだりした。
「エム&イー」の金丸恵美子代表は「子どもが本に親しむことが目的。肉声で読み聞かせることは、子どもたちの心の発達に役立つ」と話していた。