伊那消防署が水難救助訓練
大泉ダム湖でボートの操作など
伊那消防署は南箕輪村の大泉ダム湖で22竏・0日、水難救助訓練を実施した。署員らは7月の豪雨災害を体験し、いつにも増して真剣な面持ちで訓練。安全を確認しながら、正確、迅速な動作を心がけた。
署員約45人が3日間の日程にそれぞれ分かれ、アルミボートの操作、救命索発射機の取り扱いを訓練。出水期に備えた年一度の恒例で、本年は水害で実施予定が遅れた。
23日は、署員12人が2班に分かれ、2つの訓練を交互に実施。署員らは水難救助を想定し、有事の際に適切な対処が取れるよう、一つひとつの動作を確認するよう呼称していた。
訓練責任者の小島隆宏警防2係長は「いつでも災害に対応できるよう、道具の取り扱いの習熟が必要」と話し、署員らの気持ちを引き締めるよう、きびきびと指揮を取っていた。