サッカーで国体、クラブユース東西対抗戦に出場
南箕輪中3年・永井鷹也君
北信越国体サッカー競技で県少年男子選抜を本国体出場へ導いた、南箕輪中3年の永井鷹也君(14)が31日、国体の結果と個人として、日本クラブユース東西対抗戦(メニコンカップ)へ出場することを唐木一直村長へ報告した=写真。
永井君は松本市を拠点とする中学生サッカークラブ「FC・CEDAC(セダック)」に所属するDF。日本クラブユース選手権U‐15大会(8月中旬・福島県)でチームをベスト16へけん引、国体選抜では代表決定戦で得点するなどの活躍を見せた。
メニコンカップは同選手権の出場全32クラブの中から選手を選出。ほとんどがJユースチームに所属、ベスト4進出の実績の中、永井君も選考委員会の目に止まるプレーで出場権を獲得した。同カップは12回目で、歴代出場選手の中には日本代表などで活躍する選手名もある。
永井君は小学2年生の時、南箕輪FCでサッカーを始め、自分の力を試そうとFCセダックへ。身長179センチの恵まれた体格を生かした守備は堅実、ヘディングの強さ、ロングキックの精度、積極的な攻撃参加などにも定評がある。
表敬訪問で唐木村長は「永井君は南箕輪の宝。将来、この地からJリーガーが誕生することを期待する」と熱いエール。永井君はメニコンカップについて「せっかくもらったチャンスなので、しっかり頑張ってきたい」とし、中学卒業後はJユースクラブへ所属し、「早くプロになりたい」と意気込みを語った。