南箕輪村で農作業事故防止・安全推進協議会
農作業安全運動月間に合わせて南箕輪村営農センターは1日、農作業事故防止・安全推進会議を、南箕輪村のJA上伊那南箕輪支所で開いた=写真。
稲刈りの時期に合わせ、利用が増えるコンバインなどによる作業事故を未然防止することが目的。県内の農作業事故の実態や機械操作講習などから、作業中の留意点などを講習した。
村内における昨年の農作業死亡事故は1件だが、比較的軽微な事故は何件か発生している。こうした事故が、大事故につながる危険性もあるため、背後の見えないコンバインで作業する場合は補助者が配慮したり、草が詰まった場合は機械を停止して取り除くなど、十分な注意を払うよう促した。また、県内の傾向として高齢者の事故が多いため、基本を怠らず、適度な休憩を取るなどして心と体を休めながら、安全な機械使用をするよう求めた。