箕輪町農業委員会
農地パトロールで遊休農地確認
箕輪町農業委員会は5日から11日まで「農地パトロール週間」とし、各営農組合単位で遊休農地の現状確認に取り組む。初日の5日は、中部営農組合と箕輪営農組合がパトロールした。
中部営農組合は5人が農業委員会の腕章を着け、「農地パトロール」のステッカーをつけた軽トラックで松島、上古田、中原地区を回った。昨年までのデータや地図と照らし合わせながら全農地を調べ、耕作放棄地や、遊休地から耕作地に戻った農地などを確認した。
今後、各営農組合のパトロール結果を集約し、遊休荒廃地の予防、減少に向け対策を検討する。
農業委員会農地部会の黒木一郎部長によると、町外在住者が所有する農地が遊休地になっていることもあり、なかには雑木や草が生い茂っている農地もあるという。「耕作放棄地になる前に農業委員や営農組合員に相談してほしい」と話している。