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全国消防長会が豪雨災害被災地を視察

箕輪町の天竜川堤防決壊場所など

全国消防長会が豪雨災害被災地を視察

 全国消防長会が4日、箕輪町松島の天竜川右岸堤防決壊場所など、伊那消防組合管内の7月豪雨災害被災地の現地視察をした。被害実態や対応方法などを地元関係者から聞くなど、今後の活動参考に役立てる目的で実施した。
 同会の任意団体として、東京消防庁、十日町地域消防本部(新潟県)など10団体、17人が参加。伊那消防組合からも11人が付き添い、辰野町の土砂崩落、箕輪町北小河内の土石流場所など4個所を視察した。
 天竜川の堤防決壊場所では国土交通省・天竜川上流河川事務所員が、仮堤防の応急、緊急復旧工事の概要を説明。決壊原因は「河床が下がり、基礎部分が洗掘された」ことが想定できるとし、非出水期に計画の本復旧工事の内容も話していた。
 全国消防長会事務局の森下立さんは「避難、被害状況を聞いて大変さが分かった。それぞれが地元に戻った時、今後の対応策に生かしてくれれば」と話していた。
 5日は諏訪広域消防本部管内(岡谷市)を現地視察した。

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