7月豪雨の災害復旧費に7100万円余り追加
宮田村は13日開会の村議会9月定例会に、7月豪雨の災害復旧費用として7111万円を本年度一般会計に追加補正する予算案を提出する。崩落で通行不能の林道寺沢、小三沢両線の復旧工事費などが対象。国、県支出金や起債も活用し、一般財源2100万円余りは前年度からの繰入金を充てる。
宮田高原に通じる寺沢林道は起点から6・5キロで寸断。高原キャンプ場は今季の営業を休止している。
小三沢線を含む復旧費用として5090万円を補正予算案に計上。また、高原に放牧中の雌牛の下山が迫っていることから、仮復旧費416万円は専決処分しており、定例会で報告する。
復旧費としてはその他、水田に入りこんだ土砂の排出、農業施設復旧などで269万円、黒川の護岸、水源施設道路の復旧などで1751万円を補正する。