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イチジクが完熟、収穫が最盛期

飯島町七久保のいちじく生産組合

イチジクが完熟、収穫が最盛期

 飯島町七久保のいちじく生産組合(上原靖一代表)のハウスでは、イチジクが完熟し、収穫作業が最盛期を迎えた。
 同組合は25アール、4棟のビニールハウスでマスイ・ドーフィン種230株を栽培。1季成りで8月中旬から11月末まで順次収穫できる。最盛期は9月初旬で1日、500グラムパックで70-80パックを隣接の道の駅花の里いいじまやJAを通じて出荷する。
 マスイ・ドーフィンは収穫期が長く、糖度は17-18度と高く、実は百グラム以上と大きい。 上原さんは有機肥料を用い、無農薬で栽培する。果実が肥大し、垂れ下がり、色が濃くなった完熟果から一つ一つ丁寧に収穫し、パック詰し、道の駅に持ちこむ。
 寒さに弱く、完熟出荷のため棚持ちがしないイチジクの栽培は、上下伊那では同組合のみ。「夏が暑く、出来はいい、甘さも十分。イチジクは胃腸の働きを整え、抗がん作用もあると聞いている」と話していた。

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