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2311/(土)

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“みのわアイスを作ろう”
牛乳の消費拡大へ有志が検討始める

 牛乳の消費拡大と次世代の新たな産業創出をねらい、「みのわアイスを作ろう」と、箕輪町酪農振興協議会(根橋英夫会長)の有志が検討を始めた。箕輪町の新ブランドとしてアイスクリーム作りを実現させるため、今後は酪振の会員だけでなく農業、商業なども含めた熱意ある町民を広く募って検討していく。
 町の農畜産物の生産金額は生乳(酪農)が1位だが、牛乳の消費は箕輪町に限らず全国的に伸び悩んでいるのが現状。酪振は「自ら牛乳を売り消費拡大に努める必要がある」と、会員に呼びかけ7日夜、初会合を町産業会館で開いた。
 根橋会長は、「我々は酪農家の2世代目。今後3代目の時代になってくる。乳が余っている中で頭数を増やすことは難しい。それならば乳に付加価値をつけ売っていくことをぜひやりたい」とあいさつした。
 「発起は酪振でも最終的にはやる気のある人で取り組まないと成功しない」「箕輪には果樹など地元産がいっぱいある。生産者にも入ってもらえばいいのでは」「次世代に産業を作らないといけない。若い人にぜひ広めたい」など意見を交わした。
 アイス作り実現には製造場所、製造技術、販売はもちろん事業に携わる人員確保、経済面など検討課題が多くある。
 今後は酪振の枠を超え、まず一緒に取り組む仲間を募り、有志の会で十分な検討を重ねる。興味のある人は取り次ぎ窓口の町役場産業振興課(TEL79・3111)へ。

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