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大施餓鬼(だいせがき)会

安楽寺

大施餓鬼(だいせがき)会

 先祖の霊が帰るといわれるお盆を前に駒ケ根市の安楽寺で11日、恒例の大施餓鬼(だいせがき)会が営まれた。市内全域の檀家から約300人が本堂に集まり、僧侶の読経が響く中「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら手を合わせて焼香し、先祖の霊を慰めた=写真。法要を終えた参加者らは僧侶らがまいた散華(さんか)と呼ばれる仏の絵を描いた札や塔婆、小旗などをそれぞれ大切そうに抱えて家路についた。
 施餓鬼は地獄で苦しむ餓鬼に施しをするための法要だが、人への思いやりや先祖ヘの感謝の気持ちを忘れないよう、お盆に合わせたこの時期に行われることが多い。

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