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食のつどい」に140人

発表と講演で「食育」に理解と関心

食のつどい」に140人

 中川村は9日、文化センターで「食卓から健康を、みんなで考えよう食育」をテーマに「食のつどい」を開き、村の取り組みや団体の活動報告、講演を通じて、「食」について理解を深めた。
 発表では「今なぜ食育か」と題して、村保健センターの米山ゆみ管理栄養士が、村の05年度ヘルス・スクリーニング結果と全国の基礎調査と比較し「メタボリックシンドロームを引き起こす肥満の割合は、男性では30代、40代、女性では40代、50代が高い。女性の50代、60代は高血糖の割合が多い。食習慣の関与が非常に大きいため、学習と実践が課題」とした。
 また、保育園栄養士の丸山安都子さんは「『食育の日』の取り組み」について発表。食生活改善推進協議会は「日常生活の中で健康づくりの食事の知識や工夫をお隣から地域へ伝えるなど食育の推進を行なっている」と活動を報告した。
 最後に、飯田市役所の井上弘司さんが「食育のススメ」と題して講演した。
 会場では夏野菜を使った料理や手作りパン、おやつの展示、試食もあり、来場者はレシピなどを質問していた。

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