レディーバードが日本の家庭料理講習
外国から来た花嫁らにアドバイス
伊那市の女性海外研修の参加者でつくる「レディーバード」(平沢羊子会長)は9日、市生涯学習センターで日本の家庭料理講習会を開いた。外国から伊那へ来た24組の親子らが集まり、夏野菜を使った料理4品を作って試食した。
講習会は年1回、単発で開いていたが、外国人から「ふだんの食事づくりを教えてほしい」と要望が出たことから、12月まで4回の日程を組み、メンバーが根菜類の料理や正月料理などを指導する。
初回のメニューは、サツマイモやカボチャ、シシトウ、シソの葉などを使った天ぷら、ひやそうめん、ささげのマヨネーズみそあえなど。
天ぷらは野菜の切り方から始まって、衣の硬さ、天ぷら油の温度の見分け方、揚げ方などメンバーがポイントを説明しながら、一緒に作った。
ブラジルから来て18年になる女性(37)=箕輪町=は「天ぷらは何回か作ったことはあるけど、衣がべとっとなってうまくいかない。教えてもらったから、家で作ってみたい」と話した。