はなまる地域探検隊 絵手紙に挑戦
伊那市の小中学生を対象に体験活動の場を提供する「はなまる地域探検隊」(伊藤元郎代表)の絵手紙教室が9日、市役所であった=写真。児童ら約80人が集まり、サツマイモ、トウモロコシなどの野菜を題材に、贈る相手を思い気持ちを込めて制作した。
同探検隊では3年目の恒例行事。日本絵手紙協会公認講師の三沢和子さん=同市西春近=を招き、クレヨン、水彩絵具、色鉛筆で思い思いの絵を描いた。三沢さんは「じっくり見て自分の心で感じたままを描いて」と子どもたちに助言していた。
題材となる野菜や花などは、すべて参加者の持参。中にはカブトムシ、クワガタ、バッタなどを持ってくる男子児童もいて、周りから注目を浴びていた。ツユクサを描いた伊那小の塩谷和士君(8)は「葉っぱの色が難しい」と、何度も色を調合して試していた。
一人ひとりが約5枚ずつ作ったが、その内1枚は10月13縲・3日、市役所ホールで展示。残りの作品は家族、担任教師などへ送ることにしている。