税についての作文上伊那審査会
飯島中の片桐さん、西箕輪中の丹さん県審査へ
伊那地区納税貯蓄組合連合会(坂井武司会長)は11日、伊那市の伊那公民館で上伊那の各中学校から募集した税についての作文の審査会をした。飯島中3年の片桐梨奈さんと西箕輪中3年の丹優美さんの作品を県審査へ出品することを決めた。
本年度は11校から208点(昨年比10点増)の応募があった。題材は自由。体験談や授業で学んだことなど、自らの意見や感想を1200文字以内でまとめる。
連合会はじめ、税務署や上伊那地方事務所など関係機関の10人余が、一点一点に目を通し、文章の構成、意見や体験の表れ、個性的な内容、説得力の有無などを基準に審査した。
租税教育の一環で、税についての知識や関心を高める狙い。全国納税貯蓄組合連合会主催で、1976(昭和51)年度から続く。作品は地区、県、関東信越の各審査を経て、全国で入選を決定する。