駒ケ根市議会一般質問2日目
開会中の駒ケ根市議会で14日、前日に続いて一般質問が行われた。
渋谷宣吉議員が市の活性化のために引き続き企業誘致を求めたのに関連して中原正純市長は「工業団地にはすでに18社が進出し、残り残り区画は少ない。1区画ごとの面積も小さく、大規模立地には対応できないことから次の工業団地の確保に向けて庁内で検討を進めている」として、さらに企業誘致に取り組んでいきたい考えを明らかにした。
長谷部清人議員が年間6千万円に上る民間からの借地料軽減の見通しについて質問したのに対し中原市長は「借地面積は58万1千平方メートル。本来は市が取得するのが望ましい。地権者の意向もあって難しいが、18年度には5500万円にまで縮減している。引き続き地権者に説明して理解を求める努力を続けていきたい」として買収を含め、借地料縮減に努める意向を示した。