10月から役場の開庁時間延長を試行
箕輪町は10月から、住民の利便性向上のため役場の一部窓口の開庁時間延長を試行する。07年3月までの6カ月間、毎週水曜日に開庁時刻を午後7時30分まで延長し、一部証明書の発行と町税や各種料金の納付を受け付ける。
町は、これまで火曜日に証明書の予約交付をしているが、住民満足度調査で開庁時間延長を望む声があったことから、庁内のCS向上委員会で検討し試行を決めた。年度末に試行結果を検討する。
取り扱い業務は総合窓口((1)番窓口)と収納対策室窓口((4)番窓口)。総合窓口は、証明書発行と住民基本台帳カード交付申請を受け付ける。交付する証明書は住民票の写し、印鑑証明書、戸籍の謄本・抄本、現年度分の税に関する証明書(住民税課税証明書、納税証明書、軽自動車納税証明書、固定資産証明書)。
収納対策室窓口は、税、各種料金の収納業務、納付書発行をする。扱うのは町税、介護保険料、保育料、町営住宅使用料、下水道(農業排水処理施設)使用料、水道使用料。毎月、月末直前の第4または第5水曜日は会計課窓口((16)番窓口)も併せて開く。
試行は10月4日から07年3月28日まで。延長時間は午後5時15分から7時30分まで。担当職員が出勤時刻を遅くして対応する。試行期間中、火曜日の予約交付は行わないが、土・日曜日、祝日、年末年始の予約交付は従来通り実施する。