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箕輪中学校職場体験

箕輪中学校職場体験

 箕輪町立箕輪中学校の2年生は14、15日の2日間、町内外の公共施設や企業など95カ所で職場体験学習をした。箕輪消防署で体験学習を受け入れて以来初めての女子生徒2人を含む5人が救急、放水、救助訓練などに励み、消防署の仕事を学んだ。
 体験訓練1日目は、消防署の仕事について説明を受け、消防車両や積載機械器具を学んだ。規律訓練に励み、普通救命講習も受講した。
 2日目は、消火器や消火栓の取り扱い、放水訓練などの後、救助器具の取り扱いや救助ロープ結策を訓練し、実際にモンキーやセーラーという方法でロープを渡る救助訓練もした。
 地面に水平に張った長さ約18メートルのロープを渡る訓練で、生徒は「死ぬ気になればなんでもできる」と声を掛け合い、腕力、腹筋力、背筋力、バランスなどあらゆる能力が要求される訓練に果敢に挑戦した。
 初の女子生徒、高木瞳さんと荒木祐衣さんは、「将来、消防士になりたい」と体験を希望した。「疲れるけどやりがいがある」「大変だけど楽しい」と熱心に学んでいた。

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