駒ケ根市戦没者公務殉職者追悼式
駒ケ根市は16日、06年度戦没者公務殉職者追悼式を市文化会館で開いた。遺族など約250人が出席。1分間の黙とうをし、祭壇に花をささげて、戦争と公務で亡くなった788柱の霊を慰めた。中原正純市長は「戦後の平和と生活水準の向上は英霊のおかげ。世界の恒久平和に向けてたゆまぬ努力を続けることが、英霊に報いる唯一の道」と式辞を述べた=写真。市遺族会会長の北村四郎さんは「駒ケ根市が目覚しい発展を遂げて素晴らしいまちとなったのは、英霊の尊い犠牲があったからこそ。二度と戦争を繰り返さないことを誓い、戦争の悲惨さを後世に語り継ぐことが私たちの責務だ」と追悼の言葉を述べた。
市は会場での黙とうに合わせ、行政無線を通じて市内全域の住民に黙とうを呼び掛けた。