馬肉を使った新メニューで試食会
馬肉で町おこし、「さくら丼」をパワーアップ
昨年デビューした飯島町の名物丼「さくら丼」をパワーアップし、町起しにつなげようと「さくらを咲かす会(小林馨会長」は14日、農村環境改善センターで、高級感のあるコース料理や定食、テイクアウトなど各店が工夫した新メニューを持ち寄り、町議や町職員らを招き、試食会をした。
会場には馬ローメンや餃子、野菜たっぷりの春巻き、ドライカレー、寿司のミニセット、中華定食、ミニ丼とそばのセット、ひずめ形の「馬ンバーク」。名前がユニーク「馬ロッケ(コロッケ)」「す馬タ(すぶた)」。テイクアウト用にと「桜もつ」「桜バーガー」を開発するなど7店が、和洋中華織り交ぜ約30品がずらり。参加者は取り皿を持ち、1品1品慎重に味見をした。
昨年4月、ふるさとCM大賞を獲ったことを機に、12店の賛同を得て誕生した「さくら丼」。1年を経過し、今後の方向を考える中で、国交省の地域振興アドバイザー事業を導入、アドバイザーを交え、ワークショップやレシピ研究会、視察研修、各店のさくら丼のカロリー計算などをした。
アドバイザーの本田節さんは「馬肉は牛肉と比べ、カロリーが低く、鉄分が多い。美容と健康にいい。馬肉を飯島ブランドに」とアドバイスした。
参加者は「くせのない味で何にも合う」「そばとミニ丼の組み合せがいい」「ハンバークもコロッケも味がいい」と好評だった。
今後、さらに味と献立を研究し、各店で提供するほか、テイクアウトメニューはイベントなどで販売する計画##