宮田小でアスベスト含有の可能性があるロックウールが露出
宮田村の宮田小学校の校舎内の一部で、アスベストが含まれている可能性があるロックウールが露出していることが12日までに分かった。村教育委員会は、アスベストが含まれているか成分の分析など対応を検討する。
露出しているのは、児童玄関入口から続く階段の天井部分。1階から2階まで吹きつけて固めてあり、「現状で飛散する可能性は少ない」(村教委)とみている。
また、一部の教室の天井も同様の固めた状態で露出している。
ロックウールは人工素材だが1980年頃までに施工したものについては、アスベストが含まれている可能性がある。宮田小は80年に改築しており、使われたロックウールにアスベストが含まれているかどうか分かっていない。
村は全ての公共施設でアスベストの使用調査を実施したが、文化会館、老人福祉センターで密閉された状態でロックウールが使われていることが分かった。