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花のたよりの6人展
上伊那などの工芸作家による「花のたよりの6人展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、手芸や木工品など6人の作家の作品が展示販売されています。
この展示会は春と秋の2回開いていて、今年で10年目を迎えます。
このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、数種類の木を組み込んで作った食器や物入れを展示しています。
代表で駒ヶ根市の田中稔さんは「作家たちの個性が出た作品ばかりです。多くの人に来てほしい」と話していました。
花のたよりの6人展は30日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那地域26.4度 今季5回目の夏日
25日の伊那地域の最高気温は、26.4度まで上がり、夏日となりました。
伊那地域は、午後2時29分に26.4度まで上がり、今シーズン5回目の夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、26日は晴れますが、27日は天気が崩れるとしていて、大型連休中も天気が崩れる日があると予想しています。
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新型コロナ週報 上伊那44人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
24日発表の15日から21日までの届け出状況は、上伊那は44人で定点あたり5.5人、全県は396人で定点あたり4.5人でした。
24日発表となった15日から21日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は44人、上田保健所で53人、佐久保健所で38人、飯田保健所で36人、諏訪保健所で35人、長野保健所で29人、北信保健所で28人、松本保健所で26人、大町保健所で5人、木曽保健所で4人、長野市で34人、松本市で64人、全県で396人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり7.25人が5.5人、全県は5.25人が4.5人でともに減少しています。
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天竜川上流河川事務所長谷分室 開所式
伊那市長谷の旧三峰川総合開発工事事務所の庁舎を使用した、天竜川上流河川事務所長谷分室の開所式が23日に現地で行われました。
23日は開所式が行われ、長谷分室の看板がお披露目されました。
この施設は、土砂バイパストンネルやストックヤードを建設した三峰川総合開発工事事務所として使用されていました。
施設の完成に伴い、昨年度閉所し、今年度からは天竜川上流河川事務所の長谷分室として使用されています。
19日に静岡県で開かれた天竜川水系流域委員会では「洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強やダム・堤防の嵩上げ、また新設ダム等に関する調査・検討を行う」とする整備計画の変更案が示されました。
長谷分室では、上位計画の天竜川水系河川整備基本方針について調査・検討を行います。
新設ダムは有力な選択肢の一つとして挙げられているということです。
また、開所式には白鳥孝伊那市長も出席しました。
長谷の住民などで作る伊那市三峰川総合開発事業対策協議会 長谷地域対策協議会の中山晶計会長は大きな期待を寄せています。
長谷分室には職員4人が常駐し、調査・検討を行うということです。
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県立歴史館 所蔵品展「至宝の名品」
千曲市のケーブルネット千曲から長野県立歴史館の所蔵品展「至宝の名品」の話題が届いています。
「至宝の名品」では、ここ数年で歴史館が新たなに所蔵したものや、公開する機会が少なかった幕末から近現代までの歴史資料105点が展示されています。
7人の学芸員が解説文などを添え、おすすめポイントなどを分かりやすく紹介しています。
3月に関係者向けの内覧会が開かれ、オープニングセレモニーでは、笹本正治特別館長が挨拶しました。
企画展を担当する学芸員の一人、小林寿英さんに見どころなどを聞きました。
近現代の雑誌を集めた部屋では、女性ファッション誌や情報週刊誌、週刊少年漫画雑誌の創刊号を展示していて、社会情勢や流行の移り変わりをうかがい知る事ができます。
長野県立歴史館の2024年所蔵品展「至宝の名品」は、6月16日まで開催しています。
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令和6年度元気づくり支援金 上伊那50件の要望
令和6年度の「地域発 元気づくり支援金」の上伊那分の要望件数は、昨年度を8件上回る50件となっています。
22日は、伊那市の伊那合同庁舎で事業選定会議が開かれました。
令和6年度は、市町村と公共的団体から、令和5年度の42件、7,100万円を上回る50件、8,156万円の要望がありました。
令和6年度の上伊那の予算額は6,100万円となっています。
上伊那地域振興局によりますと、新型コロナが5類に移行したことなどから、要望件数が増えたのではないかということです。
採択事業は、26日(金)に公表する予定です。
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優秀安全運転事業所表彰 伝達式
安全運転や事故防止に努めたとして、自動車安全運転センター優秀安全運転事業所表彰を受賞した伊那警察署管内の5つの事業所に表彰状が伝達されました。
3月27日は伊那市の伊那警察署で伝達式が行われました。
伊那市の伊那バス株式会社、JA上伊那、株式会社グレース、南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社は銀賞を受賞しました。
伊那市のジェイアールバス関東株式会社伊那支店は銅賞を受賞しました。
優秀安全運転事業所表彰は、自動車安全運転センターと長野県警が行っているものです。
対象となったのは県内の142事業所で、このうち68事業所が表彰されました。
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新型コロナ週報 上伊那58人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
17日発表の8日から14日までの届け出状況は、上伊那は58人で定点あたり7.25人、全県は462人で定点あたり5.25人でした。
17日発表となった8日から14日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は58人、上田保健所で59人、佐久・飯田保健所でそれぞれ54人、諏訪保健所で42人、松本保健所で39人、長野保健所で31人、北信保健所で28人大町保健所で3人、木曽保健所で1人、長野市で46人、松本市で47人、
全県で462人でした。患者届け出数が、上伊那は定点あたり7.75人が7.25人で減少、全県は5.08人が5.25人で増加しています。
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5年ぶりに龍胡堂 二胡コンサート
県内を中心に教室を開いている龍胡堂の二胡コンサートが13日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンサートは、「絶対聞きたいジブリの名曲」と題し、スタジオジブリ製作のアニメーション映画で使用されている楽曲18曲を演奏しました。
演奏したのは、伊那市や諏訪市などの教室で学んでいる生徒30人です。
龍胡堂代表の劉鉄鋼さんなど教室で指導している3人の講師も演奏に加わり、厚みのある音色を会場に響かせていました。
龍胡堂が運営している二胡教室は、県内で7つあり、東京や神奈川、山梨県など県外にも6教室を開設するなど活動の幅を広げています。
今回は、能登半島地震の復興支援チャリティーコンサートと位置づけ、来場者へ募金も呼びかけました。
教室の生徒が中心となるコンサートは、5年ぶりで、9月には、岡谷市で、10月には東京都でも発表会が予定されています。
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児童養護施設や乳児院に絵本を寄贈
県内の協賛企業103社で作る「子ども達に絵本を送ります実行委員会」は児童養護施設や乳児院に絵本など274冊を16日に寄贈しました。
伊那市のたかずやの里で贈呈式が行われ、協賛企業代表で株式会社キタノヤ電器の北原國人会長が
一般財団法人長野県児童福祉施設連盟の川瀬勝敏会長に本を手渡しました。
この取り組みは、県内の子供たちに絵本を読んでもらい、表現力や思考力を身に付けてもらおうと、県内の企業が協賛して行っているものです。
贈られた絵本など274冊は、県内21か所の児童養護施設や乳児院に配られます。
今回は佐久市在住の放送作家、加瀬清志さんが製作したはがきサイズの紙芝居も各施設に1つずつ寄贈されました。
この取り組みは今年で15年目を迎え、たかずやの里には15冊が寄贈されたということです。
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伊那地域26.7度 2日連続夏日
14日の伊那地域の最高気温は、26.7度まで上がり、2日連続の夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、15日も夏日になる可能性があるとして、体調管理に気を付けるよう呼び掛けています。
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新型コロナ週報 上伊那62人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
10日発表の1日から7日までの届け出状況は、上伊那は62人で定点あたり7.75人、全県は447人で定点あたり5.08人でした。
10日発表となった1日から7日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は62人、上田保健所で57人、諏訪保健所で55人、佐久保健所で48人、飯田保健所で45人、松本・長野保健所でそれぞれ26人、北信保健所で25人、木曽保健所で15人、大町保健所で8人、長野市で42人、松本市で38人、全県で447人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり4.63人が7.75人で増加、全県は5.23人が5.08人で減少しています。
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なごみの樹でポーセラーツと絵画の作品展
食器などの磁器に上絵付けをする「ポーセラーツ」と絵画の作品展が南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場にはポーセラーツと絵画合わせておよそ60点が展示されています。
ポーセラーツ作品を展示しているのは南箕輪村の上田希巳枝さんです。
上田さんは食器などの磁器に上絵付けをする「ポーセラーツ」作品を手掛けています。
上田さんは南箕輪村田畑でポーセラーツの教室を営んでいて会場には教室の生徒の作品も展示されています。
水彩画と油絵を展示しているのは駒ヶ根市の吉田勝美さんです。
吉田さんは上伊那地域の風景や人物を中心に描いています。
吉田さんは今年の3月まで、郷土誌「伊那路」に連載をしていて、その原画を中心に展示しています。
作品展は30日(火)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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地元飲食店などの出店イベント ツキイチ
伊那市や箕輪町の飲食店などの出店イベント「ツキイチ」が、伊那市内で4日に開かれました。
イベントは、伊那市日影のカフェ、VLDで開かれました。
「ツキイチ」は、上伊那に店を持つ自営業者が、月に1回共同でイベントを開こうと、2021年に始まり、この日は5店舗が参加しました。
それぞれの活動を広く知ってもらい、多くの人に楽しんでもらおうと、上伊那地域の様々な場所で開いてきました。
昼時には多くの人が訪れていました。
ツキイチとして開くのは今回が最後だということですが、「今後もこうしたイベントを定期的に開催していきたい」と話していました。
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上伊那医師会付属准看護学院 14人入学
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で3日に第73期生の入学式が行われました。
今年度は上伊那出身の9人を含む、10代から40代の男女14人が入学しました。
入学生を代表して眞崎冬羽さんは「准看護師という目標に向かって努力していきます」と誓いの言葉を述べました。
上伊那医師会会長の髙山伸学院長は「これから学ぶすべての事を将来の患者のために存分に生かしてもらいたい」と話していました。
新入生は4日から授業が始まり、准看護師の免許取得を目指し2年間学びます。
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新型コロナ週報 上伊那37人 全県460人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
3日発表の3月25日から31日までの届け出状況は、上伊那は37人で定点あたり4.63人、全県は460人で定点あたり5.23人でした。
3日発表となった3月25日から31日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は37人、飯田保健所で75人、上田保健所で69人、諏訪保健所で44人、
佐久保健所で34人、松本・長野保健所でそれぞれ32人、北信保健所で23人、
木曽保健所で13人、大町保健所で7人、長野市で52人、松本市で42人、
全県で460人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回と同じ4.63人、
全県は5.86人が5.23人で減少しています。
県内の3月26日午前0時時点の入院者数は175人で、うち中等症は25人、重症は1人です。
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さかさま不動産オープニングイベント
空き家や空き店舗の解消に向けて、家の情報ではなく借り手の情報を掲載して貸主とマッチングするWEBサービス「さかさま不動産」が伊那市内での開始にともない、オープニングイベントが伊那市の創造館で3月9日に行われました。
この日はサービスを提供する伊那市の小嶋郁哉さんが事業の説明などを行いました。
「さかさま不動産」は、物件の情報を公開して借主を探す従来の仕組みとは逆に、「借りたい」人の情報を開示し不動産とマッチングするWEBサービスです。
さかさま不動産は小嶋さんが経営する伊那市西町のDIYショップと飲食店を併設した複合施設、西町ガレージ内に開設されました。
小嶋さんは空き家問題の解決とまちの賑わい創出を目指すとしています。
また、イベントでは「空き家や空き店舗が使えるならこんな活用がしたい」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「eスポーツや配信ができるスペースが欲しい」などの意見が出されました。
イベントには空き家活用に興味のある人を中心におよそ20人が参加しました。
さかさま不動産は三重県に本社がある株式会社On-Coが全国展開しているWEBサービスで、長野県では辰野町に続き2ヶ所目の開設となります。
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クリーンセンター八乙女 業務委託
箕輪町のクリーンセンター八乙女の運営維持管理の委託業務開始式が2日に行われました。
クリーンセンター八乙女の運営はこれまで上伊那広域連合の直営でしたが、1日から大阪府の極東開発工業株式会社などで構成する極東・KSE特定業務委託共同企業体に業務委託されました。
委託された極東・KSE特定業務委託共同企業体は全国で31か所のごみ処理施設を運営しています。
業務委託は2034年度末までの10年間で、契約金は21億3,000万円です。
式には関係者19人が出席しました。
極東開発工業執行役員の清水守さんは「施設が古いのでどうしたら長寿命化できるか考え計画的に運営していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「利用者のサービス向上につながれば」と話していました。
上伊那広域連合では職員2人を常駐させるということです。
極東・KSE特定業務委託共同企業体は昨年度から改修工事も請け負っています。
工事費用は8億7,000万円で、来年度末までの3年間行われます。
クリーンセンター八乙女は1991年の稼働開始から32年が経過しています。 -
女子中高生向け プログラミングを学ぶ講座
地元の女子中高生のIT系への進路選択を推進しようと、プログラミングを学ぶ講座が、伊那市のいなっせで3月28日に開かれました。
この日は、上伊那地域の女子中高生9人が参加し、ウェブサイト制作を教わりました。
講師を務めたのは、中高生や大学生向けにプログラミング教育を行う東京都のNPO法人Waffleの講座を修了した7人です。
参加者は、制作に必要なコードを教わりながら、打ち込んでいきました。
高い需要が見込まれるIT分野ですが、2018年の調査では日本の女子中高生でITに関心のある人は3.4%にとどまっているということです。
Waffleでは、今後も地域での活動を続け、講座を開きたいとしています。
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2月有効求人倍率 1.32倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント上回る1.32倍となりました。
2月の月間有効求人数は3,335人、月間有効求職者数は2,529人で、月間有効求人倍率は1.32倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.35倍となっています。
雇用情勢については「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、この春高校を卒業した人の2月末現在の就職内定率は97%となっています。
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JA上伊那 来年度新規採用職員入組式
JA上伊那は一足早く、令和6年度の新規採用職員の入組式を29日に伊那市内で行いました。
令和6年度の新規採用職員は高卒6人、大学・短大・専門卒9人、キャリア採用1人の合わせて16人です。
式では、西村篝組合長から一人一人に辞令が交付されました。
西村組合長は「思いやり・感謝・誇りを忘れずに、JA上伊那を盛り上げてほしい」と激励しました。
新規採用職員を代表して東京都出身の山本吏紗さんは「JA上伊那の発展に少しでも役に立てるよう貢献したい」と誓いの言葉を読み上げました。
新規職員は、4月1日から各部署に配属されます。
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赤穂高校準備委員会 校舎の配置に関する草案示す
県立高校の再編計画により、2029年に総合学科高校へと転換する赤穂高校で28日、準備委員会があり、校舎の配置に関する草案が示されました。
プロポーザルで設計事業者が提案したイメージ図では、敷地内に4棟の教室棟を設け、その周りに地域住民が自由に出入りできるスペースを作っていました。
1月と2月に地域住民や生徒らを対象に開かれたワークショップでは屋内運動場が住宅地に近く、騒音問題が懸念されることや、生徒の教室の移動時間が課題に挙がっていました。
この日の準備委員会で示された配置図では生徒の移動距離を短くするため、教室棟は3棟に減らしたほか、屋内運動場を敷地内の中央に設けました。
準備委員会では総合学科に転換した県外にあるほかの高校を視察し、6月の基本計画策定を目指しています。
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新型コロナ 上伊那37人 全県516人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
27日発表の18日から24日までの届け出状況は、上伊那は37人で定点あたり4.63人、全県は516人で定点あたり5.86人でした。
27日発表となった18日から24日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は37人、上田保健所で72人、飯田保健所で61人、松本保健所で53人、佐久保健所で45人、諏訪保健所で34人、長野保健所で31人、北信保健所で28人、木曽保健所で20人、大町保健所で11人、長野市で83人、松本市で41人、全県で516人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の11.38人に対し4.63人、全県は7.47人が5.86人でともに減少しています。
県内の26日午前0時時点の
入院者数は144人で、うち中等症は17人、重症の人はいません。
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地価 伊那市・箕輪町は下落 南箕輪村は横ばい
国土交通省は今年1月1日時点の地価公示価格をきょう発表しました。
住宅地は南箕輪村が横ばい、伊那市、箕輪町は下落となっています。
地価公示は土地の取引価格の基準となることを目的に、国土交通省が年に1度1平方メートル当たりの価格を調査したものです。
住宅地の平均変動率は伊那市が-1.1%で下落、箕輪町が-1.6%で下落、南箕輪村の変動はありませんでした。
商業地の平均変動率は伊那市が-1.9%で下落、箕輪町が-2.3%で下落、南箕輪村は調査されていません。
工業地は南箕輪村を含む県内8地点ですべて上昇となり、平均変動率は1.8%の上昇でした。 -
プラネタリウム・東部中演劇部 コラボ公演
伊那市の東部中学校の演劇部と、伊那文化会館のプラネタリウムがコラボレーションした公演が、24日、伊那文化会館で開かれました。
コラボレーション公演では、プラネタリウムの会場に、映像が映し出され、東部中演劇部の生徒が、劇を披露しました。
2つのグループに分かれて、星にまつわる2つの物語を上演しました。
東部中演劇部は、7年ほど前から、伊那文化会館のプラネタリウムとコラボした劇を発表しています。
小さな子どもにも楽しんでもらえるようにと、生徒自らがストーリーを考え演出したオリジナルの劇です。
森にすむ仲良し4人組が仲間を助けるためにクイズに答えるというストーリーでは、観客を巻き込んでクイズに挑んでいました。
最後には、公演終了後の挨拶で、来場者に感謝していました。
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地震対策連絡協議会 支援体制を学ぶ
地震などの災害に備え、被災者の支援体制について考える研修会が2月23日伊那市のいなっせで開かれました。
研修会は、長野県地震対策強化地域連絡協議会の上伊那・木曽ブロックが開いたもので、市町村や社会福祉協議会の職員など70人が参加しました。
講師は、長野県NPOセンターの古越武彦さんが務めました。
古越さんは「高齢者や外国人など、あらゆる人をもれなく支援するには、民間などの協力が必要だ」と話していました。
研修ではワークショップも行われ、災害発生から1か月後までを想定し、避難所での課題やその解決方法などについて意見を出し合っていました。
まとめとして古越さんは「災害での課題は、避難所の環境や子どもの居場所、高齢者の健康など共通している事が多い。
平時から住民と一緒に何ができるのか考え、目標をたて体制を作っていく事が大切だ」と話していました。 -
天竜川上流の流域治水 気候変動踏まえ更新
天竜川上流の治水について検討する協議会が21日に開かれ、治水計画を気候変動に対応したものに更新することが確認されました。
会議はオンラインで開かれ、国や県、上下伊那と諏訪地域の26市町村の関係者らが出席しました。
協議会では、流域関係者が協働で水害対策を行う「流域治水」に取り組んでいます。
戦後最大規模の洪水と言われ、天竜川全域で浸水被害があった1983年(昭和58年)の洪水を基準に治水計画が進められてきました。
しかし、気候変動により2040年頃には当時と比べ、降雨量がおよそ1.1倍、洪水発生頻度が2倍になると予想されています。
そのため、この日は気候変動に対応した「流域治水プロジェクト2.0」として取り組むことが確認されました。
治水計画を見直すとともに、早期の防災・減災を目指します。
川の掘削工事や既存の洪水対策施設の活用、防災マップづくりの推進をさらに進めていくとしています。
天竜川上流河川事務所では、「現在の対策では災害に対応できない可能性があるため、水害対策の加速化を図りたい」としています。
治水計画の見直し・更新は、全国109の水系で進められています。
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高校後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が19日一斉に行われ県内では9,100人あまり、上伊那では808人が喜びの春を迎えました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では午前8時30分に合格者の受験番号が書かれた紙が張り出されました。
自分の受験番号を見つけた受験生は保護者や友人と喜び合い、写真を撮影していました。
伊那弥生ケ丘高校では、194人が受験し、全員が合格しました。
入学式は4月4日に行われる予定です。
公立高校の後期選抜の県内の受験者数は、全日制、定時制、多部単位制合わせて9,528人で、合格者は9,142人です。
上伊那では814人が受験し、808人が合格しています。
上伊那で再募集する高校は辰野高校の普通で1人、商業で8人、高遠高校で1人、伊那北高校の普通で7人、伊那弥生ケ丘高校で6人、赤穂高校の商業で2人、定時制で若干名、駒ケ根工業高校の機械・電気・情報技術一括で14人、箕輪進修高校の普通Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部、工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の受け付けは19日から22日(金)午後5時までとなっています。
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信州国画会・南信支部展 17日まで
全国規模の展覧会「国展」に出品している南信地方の画家による信州国画会・南信支部展が16日と17日の2日間、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には国画会の会員や一般の油絵やアクリル画など14点が展示されています。
中には「STOP WAR」と書かれた物や、きのこ雲を中心に人で銃やドローンなどの兵器を描いた物など反戦をテーマにした作品もあります。
展示されている作品は5月から東京で開かれる国展に出品されるということです。
南信支部展はあすまで伊那文化会館で開かれています。
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伊那新校 新校舎は2029年度末完成の方針
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が再編統合する伊那新校について、長野県教育委員会は、新校舎の完成は開校2年後の2029年度末とする方針を13日の懇話会で示しました。
工事中の3年間は伊那弥生ケ丘高校で授業が行われる計画です。
13日は伊那市の伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、県教委が校舎建設の方針を説明しました。
伊那新校は、2028年4月開校予定で、新校舎は現在の伊那北高校の校舎を解体し建設します。
県教委の方針では、新校舎の建設工事開始は2027年度、完成は2029年度、利用開始は2030年度からとしています。
工事期間となる開校前の1年間、開校後の2年間、生徒は伊那弥生ケ丘高校の校舎を活用します。
検討が進められていた統合の方法については開校時に伊那北・弥生の在校生が伊那新校の生徒となる「一斉統合」が望ましいとしています。
参加者からは「生徒数に対しスペースが足りないのではないか」「理科など、専門設備が必要な学習が十分に行えるのか」「建物ありきではなく人ありきで議論をしてほしい」といった意見が出ていました。
県教育委員会では、「生徒の安全を考えると工事中は弥生の校舎を利用するのが良いと考えている。中学生に対して十分な説明をするため工事の時期を2027年度からとした」としています。