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まち記者養成 市民目線で情報発信
伊那市は、市内の報道機関が加盟している伊那記者クラブと連携し、市民目線で情報発信をしてもらう「まち記者」の取り組みを進めています。
2月2日から市民を対象にしたまち記者養成講座をスタートさせ、21日の動画作成編が最終回でした。
講師は、伊那ケーブルテレビジョンの平山直子放送部長がつとめ、動画を作成する際のポイントを紹介しました。
伊那市が行う「まち記者」は、地域の魅力や課題を市民目線で取材、発信してもらうことで、よりよい地域づくりや課題解決につなげていこうという新しい取り組みです。
報道機関が加盟する伊那記者クラブのメンバーが講師をつとめ、まち記者養成講座として記事の書き方やインタビューのコツなどを5回にわたり参加者に伝えてきました。
この日は、7人が参加し、「心がけていること」や「見やすい字幕のつけ方」「機材」などについて様々な質問が寄せられました。
養成講座を終えた参加者たちは、これから取材活動を行い記事や動画を作成します。
制作したコンテンツは、3月中旬の成果発表会で披露する予定です。 -
国交省へ「戸草ダム建設」を要望
上下伊那の市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会となどは14日、国土交通省の幹部に「戸草ダム建設」を河川整備計画に盛り込むよう要望しました。
14日は三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長らが国交省を訪れ、水管理・国土保全局の廣瀬昌由局長に要望書を手渡しました。
要望書では天竜川流域の総合的な治水対策として「戸草ダム建設」を河川整備計画に盛り込むことなどを求めています。
戸草ダムは多目的ダムとして、国が美和ダム上流部に建設を計画していましたが、2001年にダム事業の見直しが行われ建設計画が止まっています。
伊那市によりますと廣瀬局長は「去年12月に変更された天竜川水系河川整備基本方針に沿って、スピード感を持って整備計画の策定に取り組む」と話したという事です。
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新型コロナ週報 上伊那107人 全県1,244人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
21日発表の12日から18日までの届け出状況は上伊那は107人で定点あたり13.38人、全県は1,244人で定点あたり14.14人でした。
21日発表となった12日から18日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は107人、上田保健所で208人、飯田保健所で178人、諏訪保健所で120人、北信保健所で90人、佐久保健所で83人、松本保健所で80人、長野保健所で77人、大町保健所で41人、木曽保健所で21人、長野市で124人、松本市で115人、全県で1,244人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の20人に対し13.38人で減少、全県は17.47人が14.14人で減少しています。
県内の20日午前0時時点の入院者数は308人でうち中等症は58人、重症は1人です。
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退職公務員連盟上伊那支部 タオル寄付
元教諭や元自治体職員などでつくる長野県退職公務員連盟上伊那支部は新品のタオル70枚を伊那市社会福祉協議会に1月24日寄付しました。
この日は長野県退職公務員連盟上伊那支部の唐木孝さんら3人が福祉まちづくりセンターを訪れ、松澤浩一事務局長に新品のタオル一箱を渡しました。
上伊那支部には元教諭や元自治体職員など、会員およそ200人が所属していて、地域貢献活動などを行っています。
去年8月に開いた総会で会員が家にある新品のタオルを持ち寄り、今回寄付しました。
タオルは市社協を通じて福祉施設に配られ、入浴の介助などに役立てられるということです。
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消防通信指令業務の共同運用 実施計画まとまる
上伊那広域消防本部は、松本と諏訪の広域消防本部との2034年の通信指令業務の共同運用に向けた実施計画をまとめました。
19日、伊那市役所で上伊那広域連合議会全員協議会が開かれ、柿木淳一消防長が実施計画について報告を行いました。
計画では、来年度、消防事務の連携や協力についての検討組織を立ち上げ、協議を始めるということです。
また全協では他に、広域連合の唐澤直樹事務局長が箕輪町のクリーンセンター八乙女での遺失物の不適切処理について説明と謝罪を行いました。
これは去年7月、クリーンセンター八乙女の職員が搬入されたごみの中から出てきた現金5万2千円を飲食代として使用したもので、その後使用した5万2千円を弁済したものです。
広域連合の唐澤事務局長は「心より深くお詫び申し上げます。マニュアルの作成や研修を行い、再発防止に努めていきたい」と謝罪しました。
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最高気温20℃ 2月観測史上最高
20日の伊那地域の最高気温は4月下旬並みで、2月の観測史上最も高い20度となり暖かい一日となりました。
伊那市の伊那東小学校では休憩時間に児童がサッカーをして遊んでいました。
この日は前線が南下し暖かく湿った空気が入り、最高気温は平年に比べ10度以上高く4月下旬並みの20度でした。
2009年の19.3度を上回り2月の観測史上最も暖かい日となりました。
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ナイスハートバザールin箕輪
上伊那にある障害者福祉事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールin箕輪が箕輪町のベルシャイン箕輪店で17日に開かれました。
今年は上伊那の5つの事業所がブースを出店しました。
ナイスハートバザールは施設利用者の工賃アップを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が開くものです。
伊那市の伊那ゆいま~るは手作りペットボトル入れやエコバッグなどを販売しました。
伊那市のゆめわーくは、専用の機械で織った布で作ったポーチやぬいぐるみなどを販売しました。
南箕輪村のチャレンジセンター笑顔の時間は、鹿の革を使った手作りの革製品を販売しました。
NPO法人長野県セルプセンター協議会では、事業所が作っている製品を地域の人に知ってもらう機会として続けていきたいとしています。
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不折に続け!書初め書道展 表彰式
上伊那の小学6年生を対象に募集した「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」の表彰式が、17日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
最高賞の中村不折賞を受賞したのは、高遠北小学校の秋山優紀君です。
秋山君の作品は、「線の強さ」「文字の正確さ」「名前が良く書けている点」などが評価されたということです。
作品は、松川町を含む上伊那地域の小学6年生から募集したもので、今年は117点が集まりました。
17日は表彰式が行われ、入選した児童に賞状が手渡されました。
書初め書道展実行委員長の泉石心さんは、「入選した作品は、どれも文字の配置や大きさなどが良く書けていた。これからも、不折のように様々なことにチャレンジしてください」と話していました。
なお、全ての作品は伊那文化会館の美術展示ホールで見ることができます。
会期は、25日日曜日までで、27日から3月5日までは入選作品がアルプス中央信用金庫本店に展示されます。 -
建設業の就業環境整備へ 協議会開催
建設業の時間外労働上限規制が今年4月1日に適用されることを受け、伊那労働基準監督署や建設業者などは、就業環境整備に関する協議会を19日に、南箕輪村の伊那建設会館で開きました。
19日は、労基署や長野県建設業協会伊那支部の役員の他、工事を発注する市町村の担当者などおよそ20人が出席し、就業環境整備についての現状や課題について話しました。
2019年に施行された国の働き方改革関連法では、時間外労働の上限について「原則月45時間、年360時間以内」「特別な事情がある場合でも1か月100時間未満、年720時間以内」に定められましたが、建設業などの一部の業種は5年間の猶予が認められていました。
4月1日から上限規制が適用となることから、伊那労基署が意見交換をしようと建設業協会などに呼びかけ、今回協議会を開いたものです。
現状について伊那支部では、「従業者数は1995年と比べ2020年は57%に減少している。一方で、昨年度の新規高卒者の就職状況については、充足率14.7%に留まり人材不足になっている」と話しました。
他に、会員企業に対し行った労働時間に関するアンケート調査では、時間外・休日労働時間数が月に45時間を超えた回数について、青色の「なし」と赤色の「年1回~3回」が同数の42.9%、オレンジ色の「年4回~6回」が11.4%、緑色の「7回以上」が2.9%だったと報告しました。
伊那支部では、「労働環境をさらに整え、人材確保のため魅力ある建設業協会の実現に向け努めていきたい」としています。 -
伊那市消防団音楽隊 第10回定演
伊那市消防団音楽隊の第10回定期演奏会が、18日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、消防団音楽隊や、市内の中学校の吹奏楽部など6団体が、ポップスやアニメソングなど22曲を演奏しました。
消防団音楽隊は、火災予防・災害予防の広報を中心に活動していて結成36年目となります。
新型コロナの影響で、今回の第10回定期演奏会は4年ぶりとなりました。
演奏会の中では、災害時の情報収集や防災の時の行動に関する問題も出題され、訪れた人が、○×クイズに答えていました。
演奏に合わせて、消防団員や中学生が踊る企画もあり、来場した子どもたちも一緒になって踊っていました。
伊那市消防団の日下部 良也団長は、「演奏を楽しんでいただき、防火・防災に関心を持ち、いざというときへの備えをしてほしい」と話していました。
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昆虫食文化を未来へシンポジウム
伊那谷の昆虫食文化を未来へ残すためのシンポジウム「ざざ虫の未来を語ろう」が伊那市創造館で17日に開かれました。
会場にはおよそ40人が訪れました。
南箕輪村の上伊那農業高校グローカルコースは、昆虫食を未来へ残すための取り組みを紹介しました。
課題として漁を行う人が高齢化により減っていることや護岸工事など生育環境の変化からざざ虫が減ってきていることを挙げていました。
生態調査と保護を目的とした養殖の取り組みについて「専門家に話を聞いたりして水温の管理や巣をつくる場所の工夫を行った」と話していました。
発表後には、訪れた人が佃煮などのざざ虫を使ったメニューを試食しました。
他に40年近く、ざざ虫を研究している、牧田豊さんの講演が行われました。
ざざ虫の獲り方や道具、漁を行う時期などについて説明を行いました。
牧田さんは「ザアザアと流れる川に棲みつき食用にする虫を総称してざざ虫と呼んでいるが、本来はカワゲラの幼虫のことをざざ虫と呼んでいた」と話していました。
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令和5年分の確定申告始まる
16日から全国一斉に令和5年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
初日の16日は午前中から多くの人が訪れ、職員のサポートを受けながらスマートフォンなどを使い手続きを行っていました。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
伊那税務署によりますと、去年長野県内で確定申告を行った人のうちおよそ30万人・85%人がe‐Taxで申告を行っていて、5年前の2018年と比べると人数で9万人、割合で20パーセント増加しているということです。
また今年は、去年10月から始まったインボイス制度の個別相談コーナーが新たに設けられています。
確定申告は3月15日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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伊那北高校課題研究発表会
伊那市の伊那北高校で課題研究発表会が1月27日に開かれ、普通科と理数科の1・2年生が、1年間の探究の成果を発表しました。
普通科の2年生は、各教室で、持ち時間15分間の発表を行いました。
テーマは自由で、それぞれが関心のあることについて、4月から探究を進めてきたということです。
生徒たちは、「犬派と猫派の性格の違い」や「記憶に適したペンの色」など、自分自身で調べたまとめを発表していました。
「折り紙の可能性」について発表した生徒は、宇宙開発や医療でも折り紙の技術が活用されていることを例に挙げ、折り紙が人工筋肉として活用できるか自作した折り紙を見せながら説明しました。
その結果、強度などに課題はあるが、材料や折り方に工夫をすれば可能性はあるとまとめていました。
伊那北高校では、以前から理数科が課題研究の発表会を開いてきましたが、4年前から普通科でも探究の発表を行うようになりました。
普通科1年生は、グループごと、地域活性化や外国人の受け入れ体制などについて調べ、まとめたポスターを展示しました。
発表会は、一般にも公開され、保護者や中学生が、自由に見学していました。
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令和6年度公立高校後期選抜 募集人員
長野県教育委員会は令和6年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を15日に発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。
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上伊那総合技術新校 2032年度以降に開校・7学級程度の方針
13日に開かれた、上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会で開校を2032年度以降の早い時期とすることや募集学級数は7学級程度にすることが示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
懇話会では、新校舎の整備に8年かかる見込みであることから、開校を2032年度以降の早い時期とする方針が県教育委員会から示されました。
設置学科については、農業科3学級、工業科3学級、商業科1学級の7学級程度を想定していますが、学科の枠を越え生徒が主体的にコースを選択して授業を受けられる学びを目指すとしています。
県教育委員会では、次回の懇話会でこれらを盛り込んだ再編実施基本計画案を示す予定で、県議会6月定例会で開校年度と4校を再編統合することについて同意を得たいとしています。
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新型コロナ週報 上伊那160人 全県1,537人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
14日発表の5日から11日までの届け出状況は、上伊那は160人で定点あたり20人、全県は1,537人で定点あたり17.47人でした。
14日発表となった5日から11日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は160人、上田保健所で213人、飯田保健所で193人、諏訪保健所で152人、松本保健所で126人、佐久保健所で115人、長野保健所で108人、北信保健所で79人、大町保健所で33人、木曽保健所で20人、長野市で149人、松本市で189人、全県で1,537人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の30人に対し20人で減少、全県は22.13人が17.47人で減少しています。
県内の13日午前0時時点の入院者数は361人でうち中等症は62人、重症は1人です。
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伊那小学校児童 市長に伊那北駅前について提案
伊那市の伊那小学校の児童は、高校の再編統合により多くの利用が予想されるJR伊那北駅前周辺についてどんな風にしてほしいかを13日に白鳥孝市長に提案しました。
この日は、伊那小の6年孝組の児童30人が、9グループに分かれ、検討してきたことを白鳥市長に提案しました。
JR伊那北駅は伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する伊那新校、上伊那農業高校を校地に再編する上伊那総合技術新校が開校すると、1日に2,000人が利用すると予想されています。
伊那市では伊那北駅周辺の整備を検討していて、将来的に駅を利用する小学生の意見も参考にしようと、地域にある公園について学んできた6年孝組に提案をお願いしました。
現在の小学6年生は、伊那新校が開校する2028年度には高校2年生になっています。
あるグループは、伊那の名物をPRする公園としてローメン滑り台を提案しました。
ローメンのどんぶりからレンゲをつたってすべる滑り台です。
インパクトがあり、地域をPRできると考えたということです。
この他に、駅には日時計しか無いのでシンボルになる時計を置いてほしいという提案や、駅に直接つながる歩道橋を作ればどうかなどの提案をしていました。
伊那市では、この日に出た提案を今後のまちづくりの参考にしていきたいとしています。
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女声合唱エーデルワイス 本番前に練習
上伊那地域で活動する女声合唱エーデルワイスは、17日の本番を前に、仕上げの練習を、きょう(昨夜)行いました。
12日夜は、本番で歌う曲目を練習しました。
エーデルワイスは、合唱経験のある女性を中心に2016年9月に結成された女声合唱団で、週に一度の練習を重ね、美しいハーモニーを探求しています。
指揮者は、指揮者の登竜門といわれる東京国際音楽コンクールで、2018年に第2位・聴衆賞を受賞している横山奏さんです。発足当初から月に一度、伊那を訪れ団員の指導に当たっています。
今回のコンサートでは、四季を歌で表現します。
エーデルワイスのコンサートには男声合唱団 Gakuも友情出演します。
コンサートは、17日(土)に、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
チケットは、一般1000円、高校生以下500円で、若干残りがあるということです。
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春をよぶフルートアンサンブルコンサート
今回で21回目となる「春をよぶフルートアンサンブルコンサート」が、11日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートでは「地球・ほし」をテーマに、9つのステージが行われました。
上伊那のフルート愛好者24人が出演し、「きらきら星」や「星に願いを」等、星や地球に関する曲を披露しました。
アルトやバス、コントラバスなど5種類のフルートが登場し、様々な高さの音のアンサンブルを響かせていました。
去年のコンサートを聴いてフルートを始めた7人が参加するグループも登場し、初舞台で演奏を披露していました。
女性グループは「瑠璃色の地球」の演奏を演奏しました。
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VC長野トライデンツ ストレートで敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの10日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーでパナソニックパンサーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
11日も、アウェーでパナソニックパンサーズと対戦します。 -
県シニア大学伊那学部 卒業式
長野県シニア大学伊那学部の第45期生の卒業式が9日に伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
式では伊那保健福祉事務所の片桐賢二副所長から、代表者に卒業証書が手渡されました。
今年度卒業を迎えたのは56歳から80歳の36人です。
昨年度に入学し、2年間にわたり知識や教養を身に着ける講座を受けボランティア活動などを行ってきました。
卒業生を代表して箕輪町の藤田文平さんは「これからの人生にとってかけがえのない仲間に出会うことができました」と話していました。
長野県シニア大学では昨年度までに県全体で5万317人、伊那学部で4,803人が卒業しています。
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新型コロナ週報 上伊那240人 全県1,947人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
7日発表の1月29日から2月4日までの届け出状況は、上伊那は240人で定点あたり30人、全県は1,947人で定点あたり22.13人でした。
7日発表となった1月29日から2月4日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は240人、上田保健所で237人、飯田保健所で235人、諏訪保健所で222人、佐久保健所で156人、松本保健所で144人、北信保健所で121人、長野保健所で97人、木曽保健所で41人、大町保健所で30人、長野市で171人、松本市で253人、全県で1,947人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の25人に対し30人で増加、全県は21.01人が22.13人で増加しています。
県内の6日午前0時時点の入院者数は370人でうち中等症は66人、重症は1人です。 -
5日の大雪で各地に影響
5日から6日の朝にかけて長野県全域で大雪となりました。警報級となった雪は各地に影響を及ぼしました。
伊那市のベルシャイン伊那店です。
雪の影響で高速道路が通行止めになり、商品が届かなかったということです。
特にパンは、全メーカーの商品が届きませんでした。
鮮魚コーナーではシャリが届かず、寿司の販売ができなかったということです。 -
県内の広い範囲で大雪警報 交通機関に影響も
長野県内は5日、広い範囲で雪となり、午後1時16分には県内の広い範囲に大雪警報が発表されました。
この雪により、伊那地域でも交通機関などに影響が出ています。
伊那地域では、午前10時頃から雪が降り始め、今シーズン初めてのまとまった雪となりました。
商店街では、住民が歩道の雪かきに追われていました。
長野地方気象台は、午後1時16分に、伊那地域を含む県内の広い範囲に大雪警報を発表し、6日の朝にかけて警戒を呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在7センチの積雪があったということです。
雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。
午後4時現在、中央自動車道は、岐阜県の中津川インターチェンジと山梨県の須玉インターチェンジの間で上下線ともに通行止めとなっています。
高速バスは、長野線・新宿線・大阪線・名古屋線の全ての便が、降り始めごろから順次運休となりました。
またJR飯田線は、伊那大島駅から辰野駅の間で、昼頃から運休となっています。
この影響で、上伊那の高校では、下校を早める学校もありました。
伊那市の小中学校では、必要に応じて、箕輪町は全ての小中学校で、南箕輪村では小学校が時間を早めて下校をしています。
長野地方気象台では、上伊那地域の6日午後6時までに予想される24時間の降雪量は、多いところで20センチと予想しています。
気象台では、路面の凍結による交通障害や湿った重い雪によるビニールハウスの倒壊、樹木からの落雪などに注意を呼び掛けています。
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上伊那岳風会 伊那地区初吟会
長野県上伊那岳風会の伊那地区初吟会が、4日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会では来賓を含め、57人が吟を披露しました。
始めに、大合吟が行われ「朗詠」という詩を全員で吟じました。
伊那地区内には14の教室があり、それぞれに活動しています。
初吟会では、それぞれが自慢ののどを披露していました。
下平 岳渓会長は、「8月の吟道大会で、上伊那は57回の大会となる。100回につなげられるように知恵とずくを出して、飛躍の年にしていきたい」と話していました。
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去年12月の求人倍率1.33倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント上回る1.33倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,090人、月間有効求職者数は2,316人で、月間有効求人倍率は1,33倍となりました。
全国は1.27倍、県は1.36倍となっています。
雇用情勢については「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は12月末現在92.5%で、前の年の同じ時期と比べ3.6ポイント高くなっています。
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未来ラボIN伊那谷 8日開催
上伊那の産学官の各種団体でつくる郷土愛プロジェクトは、幅広い世代と意見交換をし、地域の将来考えるイベント「未来ラボIN伊那谷」を8日に伊那市内で開きます。
29日はいなっせでイベントの概要の説明会が開かれました。
「未来ラボIN伊那谷」は2020年度から、郷土愛プロジェクトが6回にわたり開いてきました。
前回からは学生や地域住民が主体となり企画・運営を行っています。
今回担当するのは伊那市出身で慶應義塾大学1年生の佐野天咲さんです。
佐野さんは、伊那北高校出身で、在学中には市内の中心商店街の中高生や地域の人が気軽に集うことができるコミュニティースペース「いなまちたしゅう室」の運営にも携わりました。
この経験から佐野さんは、さらに充実した居場所づくりに取り組むため、幅広い世代から意見を聞きより具体化したいと考えています。
イベントでは、プレゼンテーションのほか、グループディスカッションなどを行う予定です。
「未来ラボIN伊那谷」は8日(木)午後4時半からいなっせ6階ホワイエで開かれます。
募集期間は5日までで、ご覧のQRコードから応募できます。
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新型コロナ週報 上伊那200人全県1,849人
31日発表の22日から28日までの届け出状況は、上伊那は200人で定点あたり25人、全県は1,849人で定点あたり21.01人でした。
31日発表となった22日から28日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は200人、飯田保健所で308人、上田保健所で197人、諏訪保健所で175人、佐久保健所で145人、松本保健所で116人、長野保健所で104人、北信保健所で88人、木曽保健所で37人、大町保健所で26人長野市で207人、松本市で246人、全県で1,849人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の23.63人に対し25人で増加、全県は15.82人が21.01人で増加しています。
県内の30日午前0時時点の入院者数は370人でうち中等症は66人、重症は6人です。
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KOA 従業員からの電力で地産地消へ
箕輪町に本社を置く電子部品メーカKOA株式会社は、固定価格買取制度を終えた従業員の家などに設置されている太陽光発電を活用する取り組みを今月から始めました。
従業員から買い取った電力を供給するKOAの本社敷地内にある健康推進棟「しんしん堂」です。
この取り組みは、KOAの従業員の自宅などに設置され、10年以上経過した太陽光発電の電力を伊那市の丸紅伊那みらいでんき株式会社が買い取り、KOAに供給するものです。
KOAによりますとこの取り組みは県内では初めてで、全国的にもまれだという事です。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、国が決めた価格で大手電力会社が設置者から電力を買い取るもので、期間は設置から10年間です。
10年を過ぎても買い取りは継続されますが、価格は割安となるため、KOAがその電力を活用するものです。
現在は従業員40人が申し込みをしていて、随時、希望者を募っていく事にしています。
KOAでは脱炭素の取り組みを経営の重要課題に位置付けていて、2030年度の二酸化炭素の排出量を2020年度と比べ70パーセント削減することを目標にしています。
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井月 新発見の2句 一般公開
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した漂泊の俳人井上井月の新しい句・2句がこのほど発見され、伊那市創造館で展示されています。
新たに発見されたのは
『棟あげや 新酒の酔もひとちから』
『湧て出る 水音かろし 白躑躅』の2句です。
類句の『萬歳や人が笑ひば言得顔』も初公開となります。
新発見句を鑑定したのは、井月研究家の一ノ瀬 武志さんです。
井月の署名や筆跡などから、真作であると鑑定しました。
井上井月は、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人で、これまでに1700以上の句が発見されています。
これからも、井月が詠んだ句が新しく発見される可能性があるということです。
創造館の2階には、井月に関する資料が常設で展示されていますが、この3句については、5月13日まで一般に公開されるということです。
観覧は無料です。