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伊那市上の原 久保田誼さん死去 83歳
伊那市上の原在住で、旧陸軍伊那飛行場研究の第一人者、久保田誼さんが、12月1日に入院先の伊那市内の病院で亡くなりました。83歳でした。
久保田さんは1942年、昭和17年生まれで、伊那北高校から早稲田大学法学部に進み、卒業後は、箕輪工業高校や赤穂高校、伊那北高校など県内の高校で教鞭をとりました。
上の原に住宅を建設するため土地を購入した際に、敷地内に旧陸軍伊那飛行場の弾薬庫が残っていたことがきっかけとなり、調査研究をスタート。
当時の箕輪工業高校の生徒たちと飛行場建設にいたる経緯や経過について解明していきました。
伊那市西箕輪に建設が計画されていた第2飛行場についても調査を進め、第2次世界大戦末期に伊那でも軍事作戦が進行していたことを、危機感を持って発信してきました。
久保田さんの葬儀は12月4日にグレース虹のホール伊那でとりおこなわれます。
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目指せ!5,000枚 年賀状プロジェクト
上伊那地域の障がい者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
来年の干支「午」が描かれている年賀状は、全部で11種類です。
上伊那の6施設の31人が描いたイラストを元にデザインされています。
コスモスの家の利用者・宮下司さんは、虹色の馬や馬の七福神を描きました。
年賀状プロジェクトは、上伊那の障がい者就労支援センターで働く利用者が描いたイラストをハガキに印刷し、年賀状として販売するもので2008年から始まりました。
年賀状の代金は、ハガキとは別に印刷代が50枚までは1枚50円、51枚からは1枚40円となります。
ここ数年はおよそ4千枚の注文が続いていましたが、去年はハガキの値上げの影響もあり2千5百枚でした。
今年は5千枚を目標にしています。
申し込みは19日(金)までとなっています。
お問い合わせは、輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390までお願いします。
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インフルエンザ 増加
長野県のインフルエンザの定点あたりの届け出数は72.49人で3週連続で警報レベルの30人を上回っています。
県の発表によりますと先月24日から30日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、72.49人で前の週の63.42人から9.07人増加しました。
上伊那は81人で、前の週の83.38人から減少しました。
県では、しばらくの間は流行の継続が予想されるとして、手洗いや換気、咳エチケットなど基本的な感染対策を心掛けるよう呼び掛けています。
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食で観光誘致 ガストロノミーツーリズム勉強会
地域の食文化を目的とした観光、ガストロノミーツーリズムについての勉強会が、伊那市のいなっせで28日に開かれました。
会には上伊那の観光関係者、飲食店経営者などおよそ50人が参加しました。
勉強会を開いたのは、箕輪町のタイ料理店GUUUTの三浦俊幸さん、ブドウ農園Ferme Fujisawaの藤沢正彦さん、和牛繁殖農家48ファームの柴勇一郎さんの3人です。
3人は、ガストロノミーツーリズムを推進する組織を設立するために勉強会を企画しました。
講演したのは、東京都在住のガストロノミープロデューサー、柏原光太郎さんです。
柏原さんは自身の著書を使ってガストロノミーツーリズムの概要を解説しました。
ガストロノミーツーリズムは、その土地の気候風土によって育まれた食事を楽しむことを目的とした観光形態です。
柏原さんは「海外からの旅行者の訪日目的の1位は食事で、そのうち9割が地方を訪れたいと思っている。」
「地方に魅力あるレストランが1軒でもあれば、人はその地を訪れる。それによって周辺が得られる経済効果は思いのほか大きい。」と話していました。
三浦さんたちは来年1月に、箕輪町でガストロノミーツーリズムの体験会を開催する予定です。
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長野県宿泊税 伊那市で説明会
長野県が来年6月に導入する宿泊税についての説明会が、伊那市の伊那合同庁舎で2日に開かれました。
説明会には、上伊那地域を中心とする宿泊事業者およそ100人が参加しました。
長野県宿泊税は、世界水準の山岳高原観光地づくりをめざす財源として導入するものです。
宿泊事業者が特別徴収義務者となり、県に申告納入します。
金額は、6,000円以上の1泊の宿泊で、300円です。
施行から3年目までは、200円となっています。
また、修学旅行や部活動などの宿泊は免税となります。
参加者からの「山小屋は開いていない期間があるが、0円でも申告するのか」という質問に対して県は「0円でも申告をしてください」と回答していました。
長野県宿泊税は、来年6月から導入されます。
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仙丈ヶ岳 40代男性が遭難
2日午前4時10分頃、南アルプス仙丈ヶ岳で40代の男性が疲労で動けなくなる山岳遭難が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと遭難したのは、東京都の会社員の40歳男性です。
11月30日に単独で入山したところ、疲労で動けなくなったということです。
本人が救助要請をして、午前9時20分に救助しました。
男性に外傷はなく、意識もあるということです。
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税務署長納税表彰式
申告納税制度や税の知識の普及に努めた人を表彰する、税務署長納税表彰式が、伊那市のいなせで11月13日に行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の一般社団法人伊那法人会の荒木康雄会長が国税庁長官納税表彰を受賞しました。
税務署長納税表彰には、放送エリア内から5人が受賞しました。
中学生の「税についての作文」では、春富中学校2年の大澤縁さんが長野県租税教育推進協議会長賞を受賞しました。
伊那中学校2年の林咲希さんが伊那税務署長賞を受賞しました。
「税に関する高校生の作文」では、赤穂高校2年で伊那市の稲葉笑麻里さんが長野県租税教育推進協議会長賞を、同じく赤穂高校2年で伊那市の宮澤莉央さんが伊那税務署長賞を受賞しました。
伊那税務署の冨岡祐二署長は、「今後も地域社会の納税が円滑に進むように普及活動に努めてほしい」と話しました。
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上伊那郡縦断駅伝 箕輪町が3連覇
市町村対抗の第73回上伊那郡縦断駅伝競走大会が30日に開かれ、箕輪町が3連覇を果たしました。
午前8時15分、駒ヶ根市役所を一斉にスタートしました。
今年はオープン参加を含む6チームが出場しました。
コースは駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間、38.1kmです。
1区は南箕輪村の小林季生さんが先頭で次の走者に襷をつなぎました。
2区では箕輪町Aが南箕輪村を抜き首位に立ち、
前半の伊那市役所にゴールしました。
後半は伊那公民館を一斉にスタートしました。
大会は前半と後半の総合タイムで順位が決まります。
4区では伊那市Aの唐澤直希さんが区間新記録の力走で先頭に立ちました。
伊那市Aはその後も1位を守り後半の辰野町役場にゴールしました。
前半・後半の総合タイムの結果、箕輪町Aが2時間8分41秒で大会3連覇を達成しました。
2位は1分41秒差で伊那市A。
3位は南箕輪村でした。
大会の模様は12月13日(土)午後2時から、ほか
伊那ケーブルテレビの121chで放送します。 -
JA上伊那女性まつり 活動の成果発表
JA上伊那の女性組織・生活部会が日頃の活動などを発表する女性まつりが伊那市の伊那文化会館で30日に行われました。
女性まつりでは、正副部会長によるダンスや本部役員OBよる手話ダンスなどが行われました。
女性まつりは生活部会の会員の親睦を深め活動の輪を広げようと1996年から毎年行われていて今回で28回目です。
今年度の本部役員による寸劇では、昔話をモチーフに地域での支え合いや農業魅力を伝えていました。
生活部会では、今年度から令和9年度まで「♡(あい)があふれる元気な地域を みんなのちからで」を活動テーマにしています。
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伊那市社協 災害対応研修会
伊那市社会福祉協議会は、災害時のボランティアセンター立ち上げや、福祉避難所の設置などを学ぶ災害対応研修会を、29日に開きました。
研修会には、市社協の職員など、およそ70人が参加しました。
福祉まちづくりセンターでは、災害時にボランティアの受け入れを行うボランティアセンターの立ち上げ訓練を行いました。
各地区からの要請に応じて人数調整をし、グループごとに状況や注意点を確認して、流れを確認していました。
輪っこはうす・コスモスの家では、初めて福祉避難所の設置訓練が行われました。
参加者は簡易テントや段ボールベッドを組み立て、一般の避難所で生活が難しい人を想定し、2人を受け入れる場合の配置などを検討していました。
この日は、ことし7月に発足した、企業や団体と連携して災害時の支援を行う「上伊那災害時支援ネットワーク」の研修も兼ねていて、10社の代表者も参加しました。
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伊那マジッククラブ 50回の節目のショー
伊那市を中心とする手品愛好者で作る「伊那マジッククラブ」の50回目の節目となるマジックショーが、22日、伊那公民館で開かれました。
マジックショーには、クラブの会員およそ20人が出演し、日ごろの練習の成果を披露しました。
ロープやハンカチを使ったマジックなど12演目が行われ、観客を魅了しました。
マジックショーは毎年この時期に開かれていて、今回は50回の節目となりました。
発足当初から所属するベテランから初心者まで、様々なマジックを披露しました。 -
インフルエンザ 大幅に増加
長野県のインフルエンザの定点あたりの届け出数は63.42人で前の週から大幅に増加しました。
上伊那は83.38人で、県内で3番目に多い患者数となっています。
県の発表によりますと17日から23日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、63.42人で前の週の2倍以上と大幅に増加しました。
上伊那地域は83.38人で県内では3番目に多い患者数となっています。
県では、手洗いや手指消毒、こまめな換気を行い、症状がある場合は登校や出勤を控えるなど感染予防を呼び掛けています。
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成年後見センター主催 制度を学ぶセミナー
伊那市の上伊那成年後見センターは、成年後見制度について理解を深めるためのセミナーを26日に伊那文化会館で開きました。
会場には、民生児童委員や制度に関心のある住民などおよそ50人が訪れました。
セミナーでは、愛知県の弁護士、山下陽子さんが制度の概要について説明しました。
成年後見制度は、認知症や知的障害で判断能力が不十分な人達の財産管理などのサポートを、家庭裁判所が選任した後見人が行うものです。
山下さんは、「親族や弁護士などのほか、一般市民も養成講座を受講して経験を積むことで、市民後見人になることができます」と説明し、「同じ目線で寄り添いサポートができる市民後見人の増加が望まれている。」と話しました。
上伊那成年後見センターでは現在、上伊那で101人の後見を行っていて、今年度は新たに30件の受任があったということです。
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伊那新校 地域説明会
高校再編・整備計画により伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が統合し令和10年度、2028年度開校予定の伊那新校の地域説明会が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
地域説明会では伊那新校の完成予定図などを使いながら生徒の学校生活などについて説明がありました。
伊那新校の校舎を建設する伊那北高校では仮設校舎を活用しながら既存の校舎の解体を進めることから、騒音や安全対策に配慮するとしています。
新校の名称については今年度中に決定する予定です。
説明会に訪れた人からの「来年度の募集人数が伊那北、弥生とも1クラス、40人ずつ減らされたのは統合の影響か」という質問に長野県教育委員会は、「上伊那は中学3年生の生徒数が昨年度より130人ほど減少した。統合だからということではなく総合的に判断した」と答えていました。
2028年度に伊那新校が開校するため伊那北と弥生は28年度の募集を停止することになっています。
これにより弥生は2028年度から新入生がいないため2、3年生のみ、2029年度は3年生のみとなります。
このことから生徒会行事については必要に応じて伊那北との合同開催を、また部活動についても状況を考慮し単独または伊那北との合同での活動を検討するとしています。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの23日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は29日にアウェイでサントリーサンバーズ大阪と対戦します。
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昨シーズンより1か月早く インフルエンザ警報発表
長野県はインフルエンザの感染者が増え今後拡大が懸念されることから今シーズンはじめてとなるインフルエンザ警報を19日に発表しました。
県の発表によりますと10日から16日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、30.61人で警報の基準となる30人を超えたことからインフルエンザ警報を発表しました。
上伊那地域の1医療機関あたりの患者数は48.88人で県内では3番目に多い患者数となっています。
昨シーズンよりも1か月早い警報の発表です。
県では、手洗いや手指消毒、こまめな換気を行い、具合が悪い場合は医療機関に事前に電話などで相談して受診することを呼びかけています。
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伊那広域シルバー人材センター 35周年記念式典
公益社団法人 伊那広域シルバー人材センターの設立35周年を祝う式典が19日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
式典にはおよそ300人の会員が出席しました。
式典では、会員歴15年以上で85歳以上、または理事長の経験者14人が永年表彰されました。
受賞者を代表して、南箕輪村塩ノ井の征矢紀之さん85歳は「人材センターのおかげで就業することが出来、契約者さんの感謝の笑顔を見ることが出来る。大変ありがたいことです」と話しました。
伊那広域シルバー人材センターは1990年、平成2年に設立し、今年で35周年を迎えました。
設立時の会員は200人で、契約金額は5,700万円でした。
10月末現在、辰野町から伊那市までの554人の会員がいて、契約金額はおよそ2億3,000万円だということです。
センターの伊藤次雄理事長は、「これからも、より魅力あるシルバー人材センターを目指し、会員の獲得、就業の拡大に取り組んでいきましょう」と話しました。 -
伊那合同庁舎職員対象 情報収集訓練
伊那市の伊那合同庁舎で大規模地震を想定した情報収集訓練が18日に行われ、衛星インターネットサービスとドローン中継の訓練が初めて行われました。
伊那合同庁舎を本部に行なわれた訓練は、上伊那地方で震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
長野県の防災情報システムに来る上伊那8市町村の被害情報を、ホワイトボードに書き込んでいました。
また、人的・住宅被害、道路情報、ライフラインに分けられた地図に被害情報の付箋を貼っていました。
訓練は、職員の防災意識と初動対応の向上のため毎年この時期に行われています。
外では衛星インターネットサービス、スターリンクの稼働訓練が初めて行われました。
県は各地域振興局に、今年3月に導入しました。
車から電源を繋ぎ、スターリンクを稼働させます。
停電時でもインターネットが使用できるということです。
ドローンを使用した被災場所の中継訓練も初めて行われました。
今回は中川村の映像を映しました。
上伊那地域振興局の通常業務で使用しているドローンを職員が操作しました。
地域振興局では「新しい技術を取り入れ、災害に備えていきたい」と話していました。
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公立高校募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を18日に公表しました。
上農・伊那北・弥生ケ丘で募集定員が40人ずつ減少しています。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。
辰野高校は普通が80人、商業が40人です。 -
伊那谷あんぜんフェスタ 防犯意識を高める
楽しみながら防犯意識を高めるイベント「伊那谷あんぜんフェスタ」が、8日に、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
伊那谷安全フェスタでは、伊那警察署の署員でつくる「劇団いーな」が電話でお金詐欺被害防止を呼び掛ける寸劇を披露しました。
「動画をスクリーンショットして送るだけで報酬が得られる」という内容の副業の広告をきっかけに詐欺に遭うという内容です。
署員らは「簡単に稼げるといった言葉に騙されないようにして、大事な財産を守って欲しい」と話していました。
伊那警察署によりますと、管内で発生した電話でお金詐欺被害件数は、16日現在去年の同じ時期より15件多い22件で、被害額は6,925万円となっています。
それとは別に、SNS型投資詐欺が4件、ロマンス詐欺が12件発生していて、被害額は1億6,000万円となっています。
伊那署では、防犯意識を高めてもらい犯罪を防げる街にしていきたいと話していました。
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長野市で全国直売サミット
全国農林水産物直売サミットが6日に長野市で開かれ、直売所の持続的な発展に向けて運営者らが取り組みや課題などについて話し合いました。
全国各地から直売所の運営に関わる人など約300人が参加しました。
直売所同士が情報交換をしてそれぞれの持つ課題を解決することなどを目的に、年に1度程度開かれているもので、長野県での開催は15年ぶり2回目です。
22回目となる今回は、各地の企業や団体、大学がブースを出し、直売所に取り入れる商品やシステム、サービスなどを紹介しました。
長野市内には、30以上の農産物直売所があります。
サミットでは視察も行われ、グループに分かれて県内の直売所道の駅などを回りました。
(取材:INC長野ケーブルテレビ)
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県縦断駅伝 上伊那2位
第74回長野県縦断駅伝競走大会が16日に開かれ、上伊那は惜しくも2位に終わりました。
午前8時30分松本城公園前を1区のランナー14人が一斉にスタートしました。
今年は、合同1チームとオープン参加1チームを含む、あわせて14チームが出場し、松本市から飯田市までの14区間、98.72キロでタスキをつなぎました。
去年優勝の上伊那は、一区を走った、赤穂中学校3年の原 梨珠さんがトップで次のランナーにタスキを渡しました。
前半は上伊那、長野市、飯田下伊那、全佐久と先頭が入れ替わる展開となりました。
今年、新たに設けられた南箕輪村のJA上伊那南箕輪支所前の第6中継所です。
ここから走る上伊那は、箕輪町出身で中京学院大学4年の中村柚音さんです。
中村さんはタスキを受け取ると、力強い走りを見せ、先頭に立ちました。
上伊那のランナーは地元の声援に応え力走をみせていました。
6区から2位の上田東御小県が11区で先頭に立ちます。
上伊那は12区の渋谷大和さんが再びトップに浮上。
上伊那と上田東御小県の優勝争いとなりました。
最終14区、トップでゴールに入ってきたのは上田東御小県。
2年振り4度目の優勝を飾りました。
タイムは5時間16分6秒でした。
2位は上伊那で、わずか4秒差の5時間16分10秒。
3位は長野市で、5時間18分37秒でした。
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VC長野 今季3勝目
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの15日のの試合結果です。
NVC長野トライデンツは、ホームで東レアローズ静岡と対戦し、セットカウント3対0で勝利しました。
16日もホームで東レアローズ静岡と対戦します。
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若い女性の流出について考える
上伊那地域からの若い女性の流出について考える講演会が13日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
講演会では上伊那広域連合の唐澤直樹さんと少子高齢化対策などについて研究している株式会社ニッセイ基礎研究所の天野馨南子さんがデータをもとに話をしました。
唐澤さんは上伊那出身で東京都など関東で暮らし、働く20歳から33歳までの女性50人にアンケートを行った結果を報告しました。
それによると女性がUターンしなかった理由で最も多いのは「県外に働きたい職場があった」で18人。
2番目は「県外での生活が便利」で17人、3番目が「県外の職場の方が給料が良かった」で15人でした。
この結果を受けて天野さんは「雇用者が令和時代の若者を惹きつけるための主役になっている」と話しました。
上伊那広域連合によりますと県外に進学後、県内へUターンする人は約4割だということです。
講演会は若者に地元に戻ってきてもらうためにはどうすればよいのかを考えようと若者人材確保事業実行委員会が開いたもので、会場には約100人が集まったほか70人がリモートで話を聞きました。
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全県「インフルエンザ注意報」発表
長野県はインフルエンザの患者数が増え今後流行の拡大が懸念されることから、昨シーズンより1か月早く、今シーズンはじめてのインフルエンザ注意報を12日発表しました。
県の発表によりますと3日から11日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、11.51人で基準となる10人を超えたことからインフルエンザ注意報を発表しました。
注意報の発表は昨シーズンより1か月早くなっています。
上伊那地域の1医療機関あたりの患者数は12.13人となっています。
県では、手洗い、うがいをこまめに行い、症状がみられる場合は学校や職場を休むなど、感染拡大防止を呼びかけています。
なお放送エリア内の小中学校では、11日伊那市の4校で5クラスが、12日箕輪町の2校で2クラスが学級閉鎖となっています。
南箕輪村はありませんでした。
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伊那北高校演劇部 登戸研究所を学ぶ
伊那市の伊那北高校演劇部の生徒は、第二次大戦末期に上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密機関「登戸研究所」を題材に劇で演じるため、調査研究会のメンバーから10日に話を聞きました。
この日は伊那北高校演劇部の9人が話を聞きました。
講師は登戸研究所調査研究会のメンバーで伊那北高校非常勤講師の竹内豊一さんです。
竹内さんは登戸研究所平和資料館のパンフレットに沿って説明をしていきました。
伊那北高校の演劇部は、竹内さんの提案で登戸研究所について学び劇で演じる予定です。
よりリアルに演じてもらおうと、証言ビデオも用意しました。
部員たちは話を聞いた後、早速構想を練っていました。
劇は来年1月中の発表を目指しています。
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秋の火災予防運動 開始式
9日から始まっている、秋の火災予防運動の開始式が伊那市の上伊那広域消防本部で10日に行われました。
開始式には上伊那の消防署員や本部職員などおよそ30人が出席しました。
上伊那広域消防本部の中村晃消防長は「地域住民が安心安全に暮らせるように火災予防を周知してほしい」と訓示しました。
秋の火災予防運動は、火災発生の防止を呼びかけ、地域住民に防火意識を高めてもらおうと毎年行われています。
開始式の後、消防車両が出発し、上伊那全域で予防広報を行いました。
上伊那広域消防本部によりますと今年は、管内で9日までに73件の火災が発生していて、去年の同じ時期と比べて17件増加しているということです。
秋の火災予防運動は15日(土)までとなっています。
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9月の有効求人倍率1.18倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント上回る1.18倍となりました。
9月の月間有効求人数は3,123人、月間有効求職者数は2,638人で、月間有効求人倍率は1.18倍となりました。
全国は1.20倍、県は1.26倍となっています。
雇用情勢について「求人が求職を上回っているものの求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
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上伊那地域障害者雇用相談会
上伊那地域の障害者を対象にした雇用相談会が伊那市のいなっせで10日に開かれました。
相談会には求職者およそ100人が参加しました。
会場には上伊那の企業15社がブースを設け求職者に企業説明を行いました。
障害者の雇用促進を図ろうとハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。
ハローワーク伊那管内の障害者雇用の状況は去年6月1日現在610人です。
参加した求職者は「気になる企業と直接話が出来て良かった」と話していました。
企業の採用担当者は「求職者の求めていることや悩みなどを聞きながら話を進めることが出来た」と話していました。
昨年度、ハローワーク伊那を通じた就職件数は224件で過去最高だということです。
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県縦 上伊那チームが結団式
第74回長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チームの結団式が7日伊那市役所で行われました。
結団式では上伊那チームの中村優希主将がユニフォームを受け取りました。
式には選手やスタッフなど約50人が出席し大会での健闘を誓いました。
上伊那チームは去年の大会で優勝し、今年は2年連続40回目の優勝を目指します。
結団式では「大会に勝つ」にかけてソースかつ丼を食べて必勝を祈願しました。
県縦断駅伝は16日に松本市から飯田市までの14区間98.72キロをタスキで繋ぎます。
中継所となっているJA上伊那南箕輪支所前は午前10時47分ころ、伊那市保健センター前は午前10時58分ころ先頭ランナーが通過する予定です。
伊那ケーブルテレビでは大会の模様を16日午前7時50分から122チャンネルで生中継します。