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ニッパツ旗争奪上伊那地区少年野球大会 初開催
ばねなどを製造する日本発条株式会社が主催する「ニッパツ旗争奪上伊那地区少年野球大会」が、5日から伊那市内で3日間の日程で始まりました。
大会には、上伊那地域の少年野球チーム18団体が出場しています。
地域の少年野球の振興などを目的に、上伊那地域に事業所がある日本発条株式会社が初めて開いたものです。
日本発条は、去年伊那市内2つの施設のネーミングライツを取得しています。
日本発条では、「地域に寄り添い、本業での貢献はもちろん、スポーツや教育、文化など様々な分野での支援を通じて地域貢献していけるよう努めていきたい」と話していました。
大会は、5日と11日、13日の3日間の日程で開かれ、伊那ニッパツスタジアムなど3会場で試合が行われます。
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伊那愛石会 第62回水石展
伊那愛石会による第62回水石展が18日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には会員8人が天竜川水系で集めた石、32石が展示されています。
会では毎年展示会を開いていて、会員同士で審査し、7つの賞を決めています。
今年の伊那ケーブルテレビジョン賞に選ばれたのは、駒ケ根市の伊井島照夫さんの「プレーリードッグ」です。
小動物のような模様が浮き出ている、紋様石です。
伊井島さんは「一つとして同じ石が無く、全く飽きることが無いのが水石の魅力です。」と話していました。
第62回水石展は18日と19日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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上伊那の特別支援学級 作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展が伊那市のいなっせで17日から始まりました。
会場には児童・生徒の作品およそ700点が展示されています。
作品展は、表現活動の発表の場として、また地域の人に障がい者に対する理解を深めてもらおうと上伊那圏域特別支援教育連携協議会が毎年開いています。
会場には、貝殻など使った写真立てや習字などが並んでいます。
協議会では「子どもたちの個性あふれる豊かな作品ばかりなので多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。
作品展は21日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料で、長時間鑑賞する人には駐車券の対応をするということです。
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ザ・シワクチャーズ伊那 約10年ぶり単独演奏会
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那の約10年ぶりとなる単独の演奏会が伊那市のニシザワいなっせホールで13日に開かれました。
13日はメンバー31人が歌声を響かせました。
平均年齢は78歳です。
「伊那市の歌」など手がけ、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった作曲家、高木東六さんが作曲した「水色のワルツ」など14曲を披露しました。
会場全員で歌うステージもありました。
メンバーは演奏会に向け、今年4月頃から練習に励んできたということです。
メンバーは「演奏会が出来て良かった。これからも楽しく歌っていきたい」と話していました。
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第24回子ども太鼓in南箕輪
上伊那の小中学生が太鼓を通して交流する「子ども太鼓in南箕輪」が、村民センターで4日に開かれました。
この日は、6グループおよそ70人が演奏を披露しました。
交流会は、互いの演奏を聞き合うことで交流を深めようと毎年開かれていて、今回で24回目となりました。
このうち、伊那市の西春近北小学校の4年生は、学校で受け継がれている「夏祭り」を演奏しました。
交流会を企画した上伊那総合生活科研究会では、「今後も太鼓を通じた交流を続けていきたい」と話していました。
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准看護学院 校舎移転前最後の戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が15日に行われました。
15日は、今年4月に入学した1年生8人全員が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な知識を身につけた学生たちを准看護学生として認める儀式で毎年この時期に行われています。
式では、学生たちがナースキャップをかぶせてもらったあと、ナイチンゲール像から火をもらいろうそくを灯していました。
そのあと看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
来年4月、伊那市荒井に校舎が移転するため、現在の狐島にある校舎では最後の戴帽式となりました。
学生を代表して伊那市の松﨑琴美さんは、「ナースキャップの意味を心に持ち続け、1歩ずつ看護の道を歩んでいきたい」と抱負を述べました。
学生たちは来年2月から、上伊那の病院や福祉施設などで実習を行うということです。
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不登校の児童生徒の学びの支援考える
長野県南信教育事務所主催の不登校の児童生徒の学びの支援について考える、会合が2日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会合では長野県教育委員会の川口顕寛さんが、伊那市教育委員会の教育支援センターの取り組みを紹介しました。
川口さんは「子どもや保護者のニーズに応じて中間教室を開設し支援に取り組んでいる。夜の中間教室では昼間の活動が難しかった子どもたちが通えるようになり安心できる居場所になっている」と話していました。
会合は不登校の児童生徒の学びが継続され支援が充実していくことを目指し南信教育事務所が開いたもので、会場には教員など約110人が集まりました。
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来月開催 いのちのWa!コンサートⅣ
11月に伊那市の伊那文化会館で、オーケストラとコーラスによる音楽の集い「いのちのWa!コンサートⅣ」が開催されます。
11日はコンサートに向け出演団体による合同練習が伊那文化会館で行われました。
いのちのWa!コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会とKOA株式会社が主催するコンサートで今年で4回目です。
箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さんが音楽監督を務め、上伊那の小中高校や一般の合唱団、またプロのオーケストラが出演します。
コンサートはコーラス、オーケストラ、合唱劇、コーラスとオーケストラの合同演奏の4部構成です。
このうち合唱劇は11年前の御嶽山噴火で亡くなった人たちへのレクイエムとして、唐沢さんが脚本と作詞、作曲を手掛けました。
「いのちのWa!コンサートⅣ」は入場無料、全席自由で11月2日(日)午後2時から伊那文化会館で開かれます。
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絵画や彫刻 伊那市民美術展
第47回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで10日から始まりました。
会場には、伊那市民美術会会員の作品およそ50点が展示されています。
伊那市民美術会には46人が所属していて会場には日本画や洋画、彫刻が並んでいます。
伊那市民美術展は14日火曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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軟式野球 上伊那プリポステラスが全国出場へ
上伊那の中学校の野球部から選抜された選手でつくる、上伊那プリポステラスは11月に静岡県で開かれる全国大会に初めて出場します。
5日は、伊那市の伊那中学校グラウンドで練習が行われました。
上伊那プリポステラスは、選手全員が中学3年生で、上伊那の中学軟式野球チーム13チームから選抜されています。
9月の北信越大会で準優勝し、全国大会出場を決めました。
選抜チームは去年結成され、2年目で初出場となります。
全国大会は、11月1日から静岡県で開かれます。
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上伊那岳風会 吟道大会
長野県上伊那岳風会の吟道大会が、伊那市のJA上伊那本所で4日に開かれました。
大会には、20代から90代までの130人が参加しました。
1人で吟じる独吟や、複数人で吟じる合吟など、77演目が披露されました。
上伊那岳風会には、およそ170人が所属していて、この日は日頃の練習の成果を発表しました。
この日はほかに、伊那谷を放浪した漂泊の俳人、井上井月をテーマにした構成吟も披露されました。
映像にあわせた独吟や、剣舞で井月がのこした俳句を披露しました。
上伊那岳風会では、「長年にわたり作り上げてきた詩吟の文化を次世代に繋いでいきたい」と話していました。
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上伊那郡内50代男性 305万円詐欺被害
上伊那郡内に住む50代の男性が、305万円をだまし取られる詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは上伊那郡内に住む50代の男性です。
男性は、7月中旬SNSで見つけた投資関連の広告にアクセスしたところ相手から株式投資をすすめられ送信された「利益が400パーセント以上を超える可能性があります」などのメッセージを受信しました。
相手の指示に従って投資用のアプリケーションをダウンロードするなどして8月上旬から複数回に渡り指定された口座に合計305万円を振り込みました。
伊那署では、儲け話を鵜呑みにしないなど、被害防止を呼び掛けています。
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8月の月間有効求人倍率
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント下回る1.14倍となりました。
8月の月間有効求人数は
3,034人、月間有効求職者数は2,654人で、月間有効求人倍率は1.14倍となりました。
全国は1.20倍、県は1.24倍となっています。
雇用情勢について「求人が求職を上回っているものの求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
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上伊那広域消防 林野火災想定の合同訓練
上伊那広域消防本部は、長野県消防防災航空隊と合同で、林野火災を想定した連携訓練を3日に箕輪町で行いました。
訓練は、箕輪町の箕輪ダム周辺で行われ、管内6つの消防署から署員合わせて31人が参加しました。
この訓練は、県の消防防災ヘリコプターとの連携体制を確認し、災害時に円滑な活動が行えるよう、年に1度行われています。
現場では、防災ヘリが到着すると、署員が誘導を行い、消防車から延ばしたホースを使って、空中消火用バケットに200リットルの水を給水しました。
このバケットには最大で900リットルの水が入るということです。
給水を終えたヘリコプターは、バケットを吊り下げてダム湖に向かい、上空から放水を行いました。
上伊那広域消防本部によりますと、今年は10月2日までに4件の林野火災が発生しているということです。
また、県消防防災航空隊に出動を要請したのは、2021年4月に西箕輪で発生した林野火災が直近だということです。
講評で上伊那広域消防本部の中村晃消防長は「訓練を活かし、今後も迅速な対応が可能となるように、体制の強化に努めてほしい」と話していました。
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秋映と南水 出荷作業ピーク
箕輪町のJA上伊那果実選果場では、りんごの秋映と梨の南水の出荷がピークを迎えています。
10月1日はJA上伊那の職員とアルバイトのあわせて60人が出荷作業を行いました。
秋映の出荷作業は9月下旬から始まり、現在ピークを迎えています。
秋映は、酸味があり味が濃いのが特徴です。
JA上伊那によりますと、主要品目ではないものの栽培しやすい品種ということもあり生産する農家が年々増えてきているということです。
去年は120トンを出荷し、今年は130トンを見込んでいます。
出荷作業は10日頃までを予定しています。
また、農家が選果場に収穫した南水を持ち込んでいました。
今年は水不足や気温が高い日が続いた影響で大きさにばらつきがありますが、味は良いということです。
去年は370トンを出荷し、今年は360トンを見込んでいます。
南水は冷蔵貯蔵できることから長期的に出荷できる品種で作業は12月頃までを予定しています。
秋映と南水はいずれも東京や名古屋、大阪などへ出荷されるということです。
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ミニバスCATV杯 男子春富 女子伊那DTが優勝
第23回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、27日に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれ、男子は春富バスケットボールクラブが4年ぶりの優勝、女子は伊那ダイヤモンドツインズが4連覇を果たしました。
大会には上伊那から男子6リーム、女子8チームが出場しました。
男子は赤のユニフォーム伊那市の春富バスケットボールクラブと白のユニフォーム駒ヶ根市スポーツ少年団の対戦となりました。
序盤は春富がリードしますが、駒ヶ根も3ポイントで点差を縮めます。
最終第4Q、43対40の3点差。
残り5秒で決めたら同点のスリー。
惜しくも決まらず、春富が接戦を制し4年ぶりに優勝しました。
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ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那は来月13日におよそ10年ぶりとなる単独の演奏会を開きます。
29日は伊那市のいなっせでメンバーおよそ30人が練習を行いました。
ザ・シワクチャーズ伊那は10月13日にニシザワいなっせホールで約10年ぶりとなる単独の演奏会を開きます。
「伊那市の歌」など手がけ、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった作曲家、高木東六さんが作曲した曲や合唱曲など14曲を披露します。
およそ10年ぶりとなる単独演奏会「それいけ!!ザ・シワクチャーズ伊那」は10月13日(月)にニシザワいなっせホールで開かれます。
入場は無料ですが整理券が必要です。
詳しくは、伊那市生涯学習センター、電話78‐5801までお問い合わせください。
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グラセロ杯兼村長杯 南小ドラゴンズ優勝
第17回信濃グランセローズ杯兼第28回南箕輪村長杯少年野球大会の決勝戦が28日、大芝高原野球場で開かれ、南小ドラゴンズが優勝しました。
大会は上伊那8チームによるトーナメント方式で27日と28日の2日間行われました。
決勝戦は青のユニフォーム南小ドラゴンズと、白のユニフォーム箕輪フェニックスAの顔合わせとなりました。
初回に先制した南小ドラゴンズは2回にもタイムリーヒットで1点を追加します。
その後も点を取り続け、10対0とリードします。
箕輪フェニックスAは最終回の攻撃、ヒットやエラーなどで2点を取り、なおも2アウト満塁のチャンス。
最後はセンターのファインプレーで試合終了。
南小ドラゴンズが2年振りの優勝を果たしました。
準優勝は箕輪フェニックスA、3位は辰野オールスターズでした。
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伊那中央病院 8期連続赤字
伊那中央行政組合全員協議会が26日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は12億2千万円の赤字で過去最大となったことが報告されました。
伊那中央行政組合の報告によりますと、昨年度の伊那中央病院の収入は144億3千万円で前年度比1.7%増加、支出は156億6千万円で3.3%増加となっています。
赤字は8期連続となっています。
主な要因として給与費や薬品費の増加や食材費の高騰を挙げています。
伊那中央行政組合では安定的な経営基盤を確立し、中核病院として地域から頼られる病院を目指すとしています。 -
日本山岳写真協会南信支部 最後の写真展
12月に解散する日本山岳写真協会南信支部の最後の写真展、「貌・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館でひらかれています。
会場には、会員10人の作品74点が展示されています。
会員それぞれがテーマ決め、南アルプスや中央アルプス、北アルプスで撮影した写真を1人あたり6点~8点を出展しています。
日本山岳写真協会南信支部は1995年に発足しました。
南信支部には、プロアマ問わず20代から70代までの13人が所属しています。
発足当初の目的を達成したとして12月末で解散するとしています。
会場には、登山愛好家の伊那市の白鳥孝市長も訪れていました。
日本山岳写真協会南信支部写真展final「貌・季節の中で」は28日まで伊那文化会館で開かれています。
28日の午後1時30分からは会員それぞれによる作品解説が予定されています。
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第78回長野県書道展覧会 伊那地区展 21日まで
第78回長野県書道展覧会の伊那地区展が、伊那市の伊那文化会館で19日から始まりました。
東春近の書家、飯島暁花さんの作品が、最高賞にあたる、県展選奨に選ばれました。
作詞家、サトウハチローの詞をしたためたものです。
今回、県全体で6人が県展選奨に選ばれました。
展覧会には、上伊那を中心に、小中高生から一般の作品、およそ700点が展示されています。
第78回県書道展覧会伊那地区展は、21日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
入場料は300円で、高校生以下は無料です。
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旧陸軍伊那飛行場米田所長の長女主美さん 山寺の下宿先を訪問
伊那市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場で所長だった米田主登さんの長女、主美さんが16日に伊那市を訪れ、米田所長の下宿先だった山寺の福沢勉さん宅を訪問しました。
米田主美さん、埼玉県熊谷市在住の80歳です。
高遠町歴史博物館の塚田博之館長が発見した文書から伊那飛行場の米田主登所長の長女とわかり、今回の伊那市訪問につながりました。
山寺の福沢勉さん宅です。
主美さんが保管している父主登さんのアルバムには、下宿先の写真も残されていて、松や池、庭の眺めから福沢さん宅と特定されました。
当時、主登所長のお世話をしていたというよしさんの仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちとともに父の生活に思いをはせます。
主美さんは、創造館で開かれている伊那飛行場に関する展示も見学しました。
訓練用の複葉機、赤とんぼの整備兵だった城倉肇さんとも対面し、展示資料を見ながら当時の話に耳を傾けました。
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信大農学部「落葉松祭」 手作りのモルック体験
来月18日に南箕輪村の信州大学農学部の学部祭「落葉松祭」が行われます。
実行委員会では新たなイベントとして、モルック体験を行います。
16日は実行委員会と有志の学生3人が、モルックのピンを手作りしていました。
実行委員長で信大農学部森林コース3年の田中美麗さんが、林業の事も知ってもらおうと企画しました。
伊那市手良にある信大農学部の演習林で間伐した木を使っています。
不揃いな部分もありますが、なるべく国際規格を目指して作っているということです。
モルックは生協前でだれでも自由に体験することができます。
今年の落葉松祭は「伊那谷とともに作る」をコンセプトに行われます。
学生や地元の飲食店など44団体が出店します。
うち、初めて参加を呼び掛けた地元農家9団体も出店します。
また新たに体験イベントも企画し、芋ほりや伊那食品工業株式会社の協力で、ところてん一本箸早食い競争が行われます。
落葉松祭は、来月18日の午前9時から午後9時半まで信州大学農学部で行われます。
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井月さんまつり&俳句大会 合同開催
漂泊の俳人井上井月を顕彰する千両千両井月さんまつりと、信州伊那井月俳句大会が、13日・14日の2日間、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれています。
井月さんまつりと、俳句大会は、今年から合同で開かれることになりました。
34回目となる俳句大会の事前投句には1154句が寄せられ、13作品が入賞しました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の飛鳥 蘭さんの作品
「更衣 昭和を脱がぬ 男たち」
伊那市長賞には、長野県の萩原 空木さんの作品
「甲冑の顎のくろがね 秋のこゑ」が選ばれました。
俳句談義も行われ、伊那市出身の俳人 伊藤 伊那男さんは、「井月は、京都で出会った俳人仲間を頼りに伊那を訪れたのではないか」と話していました。
主催した井上井月顕彰会の北村 皆雄会長は「井月の俳句を通して伊那を見直し、井月の研究をすすめ、井月を広く知ってもらう機会にしたい」と話していました。
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上伊那小学生防火作品コンクール審査会
上伊那防火管理協会小学生防火作品コンクールの審査が8日に伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。
コンクールは上伊那の小学校高学年を対象に上伊那防火管理協会が開いたもので、防火ポスターには193点、防火書道には88点の応募がありました。
審査は上伊那防火管理協会の唐澤幸利会長ら5人が行いました。
審査の結果、防火ポスターの最優秀賞には箕輪町の箕輪北小学校4年生の桑澤莉子さんの作品が選ばれました。
防火書道の最優秀賞には伊那市の美篶小学校6年生の山岸薫さんの作品が選ばれました。
最優秀賞のポスターと書道は来年のカレンダーに加工され上伊那防火管理協会の会員事業所に配られるということです。 -
50代男性が50万円詐欺被害
上伊那郡内の50代男性が50万円をだまし取られる電話でお金詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと被害にあったのは上伊那郡内の50代の男性です。
8月下旬、被害者の携帯電話に警察官を名乗る男から電話があり「詐欺グループの振り込み先にあなたの名義の口座があった」「あなたに詐欺事件の逮捕状が出ている」などと言われ相手から指定された口座に50万円を振り込みました。
相手とのやり取りを不審に思った被害者が警察に相談し被害に気付いたものです。
伊那署では「知らない電話番号や非通知の電話には出ない」など被害防止を呼びかけています。
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歯と口の衛生に関する図画・ポスターコンクール 最優秀賞4作品決まる
上伊那歯科医師会が、小中学生を対象に募集した歯と口の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会がき11日に、伊那市の上伊那歯科医師会館で開かれました。
小学校低学年の部で最優秀賞に選ばれたのは箕輪中部小学校3年三井翔亜さんの作品です。
小学校高学年の部の最優秀賞は、赤穂小学校4年の塩澤琉生さんの作品と、箕輪中部小学校6年 征矢愛莉さんの作品です。
中学校の部の最優秀賞は、春富中学校1年原田智香さんの作品です。
コンクールは上伊那歯科医師会が毎年行っているもので、今回で73回目です。
今年は、上伊那の23の小中学校から296作品の応募がありました。
最優秀、優秀に選ばれた作品は、来年度の県のコンクールに出品されます。
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上伊那子ども応援プロジェクト
長野市の認定特定非営利活動法人フードバンク信州と上伊那8市町村の社会福祉協議会は、物価高騰の影響を受けている子育て世帯への食料支援「上伊那子ども応援プロジェクト」を初めて行います。
5日は、伊那市の福祉まちづくりセンターで会見が開かれ、プロジェクトについて伊那市社会福祉協議会の小池浩史事務局長とオンライン出席したフードバンク信州の美谷島越子事務局長が説明しました。
支援は上伊那8市町村の18歳までの子どもがいる世帯を対象に行われます。
1世帯につき、米5キロとレトルト食品や飲み物など、およそ10キロ分のセットで、宅配便で自宅へ送付されます。
18歳までの子どもがいる世帯なら誰でも申し込むことができ、申し込みは12日から22日までで、先着400世帯となっています。
フードバンク信州の美谷島事務局長は「広域的な協力体制をつくり、生活困窮に直面している世帯の食料支援を行っていきたい」と話していました。
専用QRコードかFAXで申し込むことができます。
FAX0265-98-0363
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森林税の活用事業を検証
森林づくり県民税を財源とした事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」の会合が、25日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議では県から森林づくり県民税活用事業などについて報告がありました。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は林業関係者や市町村の代表者など7人で構成されています。
昨年度活用された森林税は県全体で約6億6,000万円、そのうち上伊那は9,800万円でした。
各市町村で行われた事業として、伊那市は里山の間伐などの森林整備に1,200万円、箕輪町は里山の森林に親しむための整備事業に1,500万円、南箕輪村は大芝高原の病害虫による被害木処理に350万円などとなっています。
参加者からは「産業としての林業は低賃金で危険を伴うことから人材確保が難しい」といった意見が出されていました。
会合ではほかに新たな事業として、野生鳥獣による被害防止のため緩衝帯を整備することなどが報告されました。
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台風15号 5日夕方から夜にかけて長野県に最接近
台風15号は4日午後3時現在、九州の南およそ80キロにあって、長野県には5日の夕方から夜のはじめごろに最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、長野県では、台風15号の影響で、4日の夜のはじめ頃にかけてと、5日明け方から夕方にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があるということです。
県の南部では、5日の午後6時までに多いところで140ミリの雨が降ると予想されていて、最大風速10メートルのやや強い風が吹くということです。
気象台では、4日から5日の夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。