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合格祈願グッズ販売
高遠さくらホテルは、受験シーズンを前に「合格祈願グッズ」の期間限定販売を始めました。
高遠さくら咲くだるまは、2009年からだるま市に合わせて販売が始まりました。
翌年から合格祈願バージョンを販売していて、今年は新たにさくら色のだるまが登場しました。
中は高さ15センチで税込2000円・小は高さ10センチで1500円です。
またサクラサク サクラコマは、伊那市の有限会社スワニーなどがご当地お土産プロジェクトとして制作した商品で、1つ税込1320円です。
他に体調を万全に整えるという意味を込めて、感染予防グッズや受験勉強の疲れを取るために「高遠温泉の素」を販売しています。
合格祈願グッズは3月末まで販売されています -
高遠だるま市中止に
新型コロナの感染拡大を受け、今年も様々な行事やイベントに影響が出ています。
毎年2月11日に開かれている、伊那市高遠町伝統のだるま市の中止が決まりました。
高遠だるま市は、毎年2月11日の鉾持神社の祈年祭に合わせて開かれています。
県内を中心に全国からおよそ2万人が訪れ、参道には多くの屋台が並びます。
神社の氏子や町内会、伊那市商工会などでつくる実行委員会が5日開かれ、今年のだるま市の中止を決めました。
全国で新型コロナの感染が広がっている事や、参道付近では密になりやすく感染防止策を行う事が難しい事から中止としました。
2月11日は鉾持神社の祈年祭は規模を縮小して行われる予定です。 -
企業・官公庁で仕事始め式
上伊那地域の多くの企業で5日今年の仕事始め式が行われ、新たな1年のスタートを切りました。
精密温度調整装置やバルブなどの開発・製造を手掛ける伊那市高遠町上山田の伸和コントロールズ株式会社長野事業所でも仕事始め式が行われました。
新型コロナ対策のため、長野事業所では230人の社員が10か所の部屋に分かれ行われました。
テレビ会議システムで各部屋、神奈川県の本社、国内外の事業所をつなぎました。
幸島宏邦会長は「伸和コントロールズは今年で創業60年となる。新たな挑戦に取り組んでほしい」と訓示しました。
長野事業所の佐々木勇所長も新年のあいさつを述べました。
去年11月30日から稼働を始めた、美篶のアルプス伊那工場でも同様に式が行われました。
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満光寺で雪吊り作業
伊那市高遠町西高遠の満光寺で、雪の重さから松の枝を守る雪吊りの作業が22日行われました。
満光寺の境内では、箕輪町の小池造園の職人が雪吊りの作業を行っていました。
雪吊りは、雪の重みで枝が折れないよう保護するもので、冬の風物詩となっています。
支柱を立て、上から放射線状に縄を張り、枝を吊っていきます。
作業は21日と22日の2日間行われ、境内にある3本の松に行いました。
境内の中心にあるのは、一目見るだけで極楽浄土に行けるとされる樹齢500年の「極楽の松」です。
武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたといわれています。
作業にあたった小池造園の小池守さんです。
満光寺では「この松は寺の宝です。これからも大切にしていきたいです」と話していました。
満光寺の雪吊りは、来年3月初旬まで設置されるということです。
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信州の伝統野菜に高遠町の唐辛子2品種が選定
長野県が地域の食文化を守るために選定している「信州の伝統野菜」に、伊那市高遠町で栽培されている唐辛子2品種が新たに選ばれました。
21日は、伊那市の定例記者会見が市役所で開かれ、先月県から選定されたことを白鳥孝市長が紹介しました。
選ばれたのは、山室・小原地区で栽培されている「高遠てんとうなんばん」と、芝平地区で栽培されていた「芝平なんばん」の2品種です。
「高遠てんとうなんばん」は、上向きに育つのが特長で、長谷中学校などが栽培している八房トウガラシとは異なる種類だということです。
1735年の古い書物に、同様の品種が栽培されていたことが記載されていて、現在は13戸が年間20キロほどを栽培しているということです。
「芝平なんばん」は、古くから三義芝平地区で育てられていたものです。
昭和50年代に芝平から上山田地区に集団移転した際、少数ながら栽培が継承されていたということです。
現在は2戸が年間20キロを栽培しています。
21日は、唐辛子の研究をしている信州大学の松島憲一准教授も出席し、選定までの経過を説明しました。
信州伝統野菜は、昭和30年代以前から栽培されている品種が対象で、県内では79品種となっています。 -
高遠石工を学び情報発信へ 講座始まる
江戸時代を中心に全国各地で活躍した石工集団「高遠石工」について学び、得た知識を発信につなげてもらう講座が12日から全5回の日程で始まりました。
初回の12日は、市内を中心に定員となる25人が受講しました。
参加者は最初に、高遠石工・守屋貞治が作った勝間の大聖不動明王を見学しました。
講師は高遠石工研究センターの熊谷友幸事務局長がつとめました。
熊谷さんは「目や口、手などのバランスが取れ、美術品のような美しさがあり、貞治の傑作のひとつです。」と話しました。
石仏を見学や撮影する場合は「顔に日光があたる時間帯を選ぶと良い」とアドバイスしていました。
この他に、石仏に使われた青石を採取した場所を見学しました。
この講座は伊那市と伊那市観光協会が開いたもので、高遠石工への知識を深めてもらうと共に、石工の魅力を発信してもらおうと初めて企画されました。
来年4月までの講座では、現地見学や座学の他、石仏の写真の撮り方について学ぶ予定です。
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霜町実業団 干支だるま予約販売
伊那市高遠町の商店主でつくる霜町実業団は来年のだるま市に向け干支の丑をモチーフにしただるまを販売します。今回はコロナ対策として予約販売のみとなります。
こちらが来年の干支の丑をモチーフにしただるまです。
高さ16センチ、幅13センチで価格は1つ1,600円(税込)です。
霜町実業団では、5年前から新たな名物を作ろうと、干支にちなんだだるまを販売しています。
販売数は限定200個を予定していて、予約の締め切りは来年1月20日までです。
受け渡しは2月11日のだるま市当日に高遠町内で行う予定です。
2月11日以降、送料別での発送も行うとしています。
<問い合わせ>電話 94‐2011(十一屋商店)
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桜植栽の資金として寄付
伊那市高遠町出身で神奈川県に住む濱田眞由美さんが7日伊那市役所を訪れ桜を植栽する資金として100万円を寄付しました。
5日は濱田さんが夫とともに市役所を訪れ白鳥孝市長に100万円を手渡しました。
濱田さんは高遠町藤沢御堂垣外の出身で今は神奈川県に住んでいます。
出身地近くの杖突峠周辺に桜を植えてもらおうと寄付しました。
市では「峠周辺の桜並木整備に活用したい」と感謝していました。
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新酒「やまむろ」神社に奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社に1日奉納しました。
「やまむろ」は、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作っている日本酒です。
農事組合法人山室が栽培した酒米「ひとごこち」を使い、酒蔵「仙醸」で仕上げた高遠産の酒です。
しぼりたての純米生原酒で、販売数は限定1,000本となっています。
1日は関係者およそ15人が酒の神「松尾社」に新酒を奉納し完成の報告と滞りなく販売できるよう祈願しました。
神事を終えると、参拝した人たちは、今年の酒の出来を確かめていました。
「やまむろ」は、1本(720ml)1,320円で、高遠町内の酒販店4店舗で4日から販売されることになっています。
【販売店】桜井酒店 十一屋商店 萬寿屋商店 酒舗にんべん -
伊那市高遠町の魅力をライブ配信
全国の旅行会社などが集まって国内外の旅の魅力を発信するイベントがこのほど開かれました。
イベントは、日本観光振興協会などが7年前から開いているものです。
イベントに出展していて、東京に本社を置き全国に支店がある旅行会社、東武トップツアーズがテレビ会議システムを使って地域の魅力を伝えるライブ配信を企画しました。
10月29日は伊那市高遠町の建福寺から、東武トップツアーズ伊那支店と、伊那市観光協会がライブ配信を行いました。
伊那市からの配信の内容は、高遠町の歴史や文化、食をPRするものです。
市観光協会の丸山舞さんが出演し、高遠町を紹介していました。
15分間のタイムスケジュールに沿って、高遠石工などを紹介しました。
イベントには、国内28の道府県、海外は30の国と地域から、延べ285の企業や団体が参加しているということです。
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今季1番の冷え込み 高遠城址公園で冬支度
今朝の伊那地域の最低気温は、氷点下2.5度まで下がり、今シーズン1番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、枝の剪定など本格的な冬に向けた準備が行われています。
30日は、桜を管理する西村一樹さんら3人の桜守が、枝の剪定や支柱を結ぶロープの取り換えなどを行っていました。
今朝の伊那地域の最低気温は、午前4時43分に氷点下2.5度を記録し、今シーズン1番の冷え込みとなりました。
西村さんによりますと、桜は一定期間低温にさらされることで休眠に入るため、来シーズンの開花のためには良いということです。
園内では他に、鹿の食害から桜を守るため、幹を覆う作業が行われていました。
例年年明けごろ行っているということですが、先週園内で鹿が目撃されたため急遽早めたということです。
これらの作業は、年末までを予定しています。 -
伊那市が石仏カード制作
伊那市は高遠石工や市内の石仏について多くの人に知ってもらおうと「石仏カード」を制作しました。
第一弾として制作されたのが高遠町藤沢の「法華堂跡の夫婦像」のカードです。
11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで作られたもので、きのう高遠町内で開かれた石仏を巡るイベントで配布されました。
伊那市では今後シリーズ化していきたいとしています。
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高遠町の石仏を巡る
山里を歩いて石造物を巡る「高遠城下石仏ウォーク」が伊那市高遠町で22日、行われました。
イベントは、全国各地で石仏などを手掛けた職人「高遠石工」の石造物を知ってもらおうと伊那市観光協会などが初めて開いたものです。
22日は、県内外からおよそ390人が参加し、高遠町内にある石仏を見て回りました。
コースは、およそ7.5キロで高遠城址公園を発着点に8か所のポイントが設けられました。
各ポイントでは、参加者たちがオリジナルデザインのスタンプを押していました。
このうち、建福寺では、高遠石工研究センターの高遠町商店街では、伊那市商工会女性部のメンバーが無料でほうじ茶を振る舞っていました。
22日は、天候にも恵まれ参加者たちは高遠町に残る石仏を見たり風景を楽しむなどしていました。
伊那市観光協会では、「今後は自転車を活用した石仏巡りのイベントも計画していきたい」と話していました。
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高遠保育園 もちつき
伊那市高遠町の高遠保育園で18日もちつきが行われました。
今年は新型コロナの影響で園児はもちをつかず、声援のみの参加となりました。 -
ほりでいドーム 人工芝張り替え
伊那市高遠町勝間の室内運動場「ほりでいドーム」の人工芝の張り替えが終わり、14日から利用開始となりました。
新しく人工芝が張り替えられたほりでいドームです。
午前中は、市内の硬式テニスクラブが練習をしていました。
ほりでいドームは2001年に利用開始となった室内運動場です。
広さは、テニスコート2面、フットサルコート1面分のおよそ1,400平方メートルです。
オープンから20年近くたち芝が痛んでいたことから、今回全面張り替えとなりました。
これまでのものより芝が長くなった他、砂が舞い上がりにくくなったということです。
工事は、10月26日からおよそ3週間かけて行い、費用はおよそ2,000万円となっています。
利用者は、「コートの色がこれまでの黄緑色から青色になり、球が見やすくなった。芝が長く足がすべりにくくなったのでプレーしやすいです」と話していました。
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山室神社で初めての七五三詣
伊那市高遠町山室の山室神社で、初めての七五三参りが14日に行われました。
14日は、午前中2組、午後5組の合わせて7組が訪れました。
今年の春、京都府から移住した下鳥さん夫妻と、今年5歳になる藁弥君です。
「地元の神社で七五三参りをしたい」と地域の人に相談したところ、他にも希望する家庭があったことから、今回初めて行われたものです。
神事では、玉串を奉納して健やかな成長を祈りました。
富岡清彦宮司は、「地元の神社を大切に思う気持ちがうれしい。今後も要望があれば続けていきたい」と話していました。
藁弥君の両親は、「自分らしくたくましく成長してほしい」と目を細めていました。 -
弘妙寺 イチョウの絨毯
伊那市高遠町の弘妙寺では、イチョウの葉が落ちて黄金色の絨毯が広がっています。
弘妙寺の境内には樹齢数百年のイチョウの木がありここ数日の冷え込みで葉が一気に落ちました。
毎年この風景を楽しみに訪れる人もいるということで15日の午前中までこのままにしておくということです。
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高遠町の建福寺で晋山式
伊那市高遠町西高遠の建福寺で10日新しい住職を迎える晋山式が行われました。
新しく住職となるのは第20世の鵜飼義山さんです。
式の前には檀家や地域の人たちが見守るなかお練り行列が行われました。
鵜飼さんは2016年に建福寺と同じ臨済宗の静岡市の寺院から訪れ副住職を務めていました。
建福寺は1176年に開かれた寺で境内には守屋貞治をはじめとする高遠石工の石仏が数多く残されています。
建福寺で住職が代わるのは約40年ぶりだということで鵜飼さんは「寺の規律など歴代の住職が古くから伝えてきたことを汚さずに檀家さんとともに伝えていきたい」と話していました。
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高遠消防署に火災予防看板設置
秋の全国火災予防運動にあわせ、伊那市高遠町の高遠消防署では、高遠高校の生徒がつくった火災予防の看板がお披露目されました。
9日は、高遠高校芸術コース美術専攻の1年生12人が高遠消防署を訪れ、披露会が開かれました。
こちらがその看板です。
生徒によりますと、竜で炎の恐ろしさを表現し、少女が建物を守ろうとしているデザインだということです。
高遠消防署では、10年前から生徒らがつくった看板を設置していて、火災予防の啓発を行っています。
看板は4枚のベニヤ板をあわせて作られたもので、2か月ほどかけて、つくりあげたということです。
消防署の関係者は「火災の恐ろしさをイメージしてもらい、防災に役立ててほしい」と話していました。
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ICT教育 中学と高校結び書道指導
伊那市の小中学校で行われているICT教育の成果を市内外に発信する公開授業「ICTカンファレンス 2020 in INA TAKATO」が高遠町で4日に行われました。
このうち高遠中学校では、高遠高校とテレビ会議システムを使い、書道の授業を行いました。
生徒たちは9つのグループに別れ、一文字書き終えると高校生から「止めやはらい、字のバランス」などのアドバイスを受けていました。
伊那市ではICT教育の推進に力を入れていて、教員のスキルアップにつなげたり、伊那市の取り組みを広く知ってもらおうと2018年から公開授業を行っています。
今年度の公開授業は新型コロナの影響でオンラインでの開催となり、県内の学校を中心におよそ160校が受信したという事です。
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コロナ対策をして高遠城址もみじ祭り
伊那市高遠町の高遠城址公園で、10月31日から「高遠城址もみじ祭り」が始まりました。
高遠城址公園には、およそ250本のカエデが植えられていて、徐々に色づき始めています。
園内には、地元の特産品や地酒を販売するテントが並び、賑わっていました。
今年は、新型コロナ対策として、会場に入る際に検温や健康状態の確認などを行っています。
チェックを済ませた人には、目印となるリストバンドが付けられます。
高遠閣では、恒例の「高遠そば新そば祭り」が始まりました。
例年は、10月から11月にかけて市内各地で5つのそば祭りが行われていますが、今年は新型コロナの影響で他の4つが中止となり、このイベントのみの開催となりました。
もみじ祭りに合わせて、期間限定の御城印の販売が行われています。
もみじ祭りは、11月8日までで、見ごろは来週末だということです。 -
高遠城址もみじ祭りで新そば提供
31日から始まる高遠城址もみじ祭りに合わせて伊那市高遠町の高遠閣と一般社団法人環屋では新そばを提供します。
30日、高遠閣で高遠そば打ち愛好会のメンバーが新そば祭りで提供するそばを打っていました。
新そば祭りはもみじ祭りと同じ31日から来月8日まで行われ価格は1人前700円からとなっています。
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高遠町商店街でハロウィン
伊那市高遠町の商店街では、主婦でつくるお家母会が、かぼちゃで作った飾りなどが並んでいます。
お家母会は、毎年ハロウィンのイベントを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で中止としました。
雰囲気だけでも楽しんでもらおうとハロウィンの飾りを展示することにしました。
展示は31日までの予定です。 -
高遠町 的場文化祭 住民の力作並ぶ
伊那市高遠町的場区の住民が制作した作品を展示する文化祭が、24日、25日の2日間行われました。
会場となった的場生活改善センターの入り口では本物そっくりな人形が出迎えてくれます。
会場には、クラフトバッグや絵画など25人から出品された作品60点ほどが並びます。
特にクラフトバックは、的場区の住民10人程が参加する教室で作品作りが盛んにおこなわれているということです。
的場区では2年に1度、この文化祭を行っていて、今回で3回目です。
例年は、発表会も行いますが、今年は新型コロナの感染対策として展示のみとしました。
的場区は、36戸、100人程が住む地域です。
文化祭を主催した的場地域社会福祉協議会の矢澤利一さんは「熱心に取り組んだ力作ばかり。住民同士、互いに見せ合い、交流を深めたい」と話していました。
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訪日外国人向け モニターツアー
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができるアドベンチャーツーリズムの、訪日外国人向けモニターツアーが19日、伊那市高遠町で行われました。
モニターツアーには、モデルとして国内でインバウンドに携わっている外国人2人が参加しました。
ガイドを務めたのは高遠町のボランティアガイドふきのとうの会の小田中一男会長です。
通訳をしたのは、安曇野市の山岳ガイド、加集安行さんです。
初日の19日は、伊那市高遠町の歴史博物館を見学したあと高遠城址公園を歩き、城下町で買い物などを体験するコースです。
モデルを務めた2人は、高遠城の歴史について質問していました。
モニターツアーは、北陸信越運輸局や長野伊那谷観光局などが連携し、訪日外国人向けの観光プランをつくろうと行われたものです。
今月29日までに全8日間の日程で行われることになっていて、長谷でマウンテンバイクに乗ったり、横山のアクティビティ施設でパラグライダーを体験することになっています。
今後は、各モニターツアーの結果を踏まえ、今年度中に訪日外国人向けの新たな観光プランとして商品をつくるということです。 -
高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
食品にかけて使える除菌スプレー
伊那市高遠町の酒蔵、株式会社仙醸は、食品に噴射して使えるアルコール除菌スプレーを開発し、販売を始めました。
こちらが除菌スプレー「家族想い」です。
500ミリリットル入りで1つ税込み1350円です。
地元でとれたクロモジエキスや酒粕エキスが配合されているということです。
ドアノブや取っ手、家具のほか野菜や肉、魚などの食品に直接噴射して使うことができ、除菌、防臭、保湿、食品保存などの効果が見込めるということです。
仙醸では、新型コロナウイルスの対策として、消毒液の代わりとなるアルコール製品
を開発しましたが、今回はコロナ後も家庭で日常的に使ってもらおうと、除菌スプレーを作ったということです。
食品に直接噴射して使える除菌スプレー「家族想い」は、市内の酒販店や小売店のほか、仙醸のホームページ内ネットショップで購入できます。 -
子ども達が蜂追いを体験
伊那谷の伝統文化「蜂追い体験会」が伊那市高遠町で11日、開かれました。
体験会は、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと伊那市地蜂愛好会と山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトの共催で行われたものです。
11日は、国立信州高遠青少年自然の家周辺の山で体験会が開かれ、市内の家族連れなど15人が参加しました。
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。
それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探します。
参加者は、大きな声を出して目印がついた蜂を追っていました。
伊那市地蜂愛好会によりますと、雨の後は、餌を求めて蜂が活発に飛ぶということです。
スタートしてからおよそ1時間、巣を見つけました。
煙幕をたいて蜂を気絶させ巣を取り出していました。
体験会では、ハチノコの試食会や地蜂の生態の説明なども行われました。
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高遠高校合唱部 県高校サマーフェス最高賞
伊那市の高遠高校合唱部は、新型コロナで中止となった長野県合唱サマーフェスティバルの代替大会でグランプリを受賞しました。
サマーフェスティバルは例年7月に開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
長野県高校文化連盟では、代替として動画による審査会を企画し、32校が出場しました。
高遠高校合唱部は、映画「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」と合唱曲「そのひとがうたうとき」の2曲歌い、最高賞のグランプリを受賞しました。
動画制作は部員10人で行い、3年生の吹越李句部長、北澤ゆりな副部長、山岸未玖さんの3人が構想を考えました。
合唱の様子に加え、学校のある高遠町をPRしようと町内で撮影をしました。
撮影はスマートフォンで行い、編集は1年生が行ったということです。
今年はコロナにより発表会やコンクールが軒並み中止となりましたが、今回のグランプリ受賞は合唱部に新たな歴史に刻んだと部長の吹越さんは感じています。
高遠高校合唱部は来年1月に演奏会を予定していて3年生にとっては最後となるステージに向け練習に励んでいます。