-
高遠第2・第3保育園 安全祈願祭
老朽化により建て替えられる、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の安全祈願祭と起工式が28日に行われました。
28日は伊那市や施工業者など40人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
新しい園舎は老朽化のため取り壊された旧園舎跡地に建て替えられます。
園舎は、鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積は、およそ529平方メートルです。
内装には近くの山から切り出したスギやサクラの木材を活用するということです。
総事業費はおよそ4億5,900万円です。
新しい園舎の完成は2026年3月を予定しています。
-
伊那まつり ポスターとTシャツのデザイン決定
8月2日に開催される、伊那市の第68回伊那まつりのポスターとTシャツのデザインが27日に決まりました。
ポスターの最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の井淵希織さんの作品です。
今までにない表現で、視線を竜に誘導する構図が評価されました。
選ばれたデザインは全戸配布するリーフレットの表紙に活用されます。
Tシャツデザイン最優秀賞は、愛知県の高校生、佐藤愛凜さんの作品が選ばれました。
シンプルなデザインの中にエネルギーがあり、今回のテーマ「笑顔で躍進」にも合っているところが評価されました。
この日は市役所で審査会が開かれ、市内のデザイナーや高校生、伊那まつり実行委員などが審査を行いました。
ポスターには市内の中学2年生から96点、Tシャツデザインには市内外から33点の応募がありました。
審査された作品は、7月中旬に市役所に展示されます。
-
高遠町 進徳館の日
高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、伊那市高遠町で進徳館の日の行事が24日に行われました。
24日は伊那市の伊藤徹副市長や市の教育関係者らが五聖像に拝礼しました。
進徳館は1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
伊那市では進徳館の精神を現代にも生かしていこうと毎年、進徳館の日の行事を行っています。
また、高遠スポーツ公園文化体育館では、剣道大会が開かれました。
大会には市内の20チームと個人、あわせておよそ190人が出場しました。
-
県内外の作家の美術交流展 信州高遠美術館で開催
県内外の作家の美術交流展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、上伊那を中心とした県内の作家13人と、群馬県や愛知県、東京都などの県外の作家35人の作品およそ50点が展示されています。
交流展は、群馬県前橋市の日本画家酒井重良さんの長女が長谷に住んでいることが縁で、それぞれの地域の交流の場にしようと2016年から開かれています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の5人が出品しています。
作品は、水彩画や油絵、書、彫刻などジャンルも技法も様々です。
美術交流展2025IN高遠は、来月8日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
入場は無料です。
また、24日は開催を祝いオープニングセレモニーが行われました。
毎年11月に、いなっせで行われているジャズフェスティバルに参加している7人編成のバンド「いなっせJazz Friends」が演奏を披露しました。
交流展開催のきっかけとなった酒井さんの長女の大木島さや香さんもバンドメンバーの一員として活動していて、この日は7曲を演奏しました。
-
カメラリポート 天竜川の通船
明治時代の盃です。
天竜川通船業 迅速勉強
開始披露 と記されています。
天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
時又を目指して南に下っていきます。
午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。 -
入笠山開山祭 登山の安全を祈願
伊那市と富士見町にまたがる、標高1,955mの入笠山の開山祭が今日、富士見町の富士見パノラマリゾートで行われました。
開山祭は毎年、入笠山登山口で行われますが、雨のため富士見町の富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅で行われました。
伊那市、富士見町の関係者に加え、入笠山の環境保護を行っている入笠ボランティア協会の会員などが参加しました。
安全祈願の神事が行われ、伊藤徹伊那副市長、名取重治富士見町長などが玉串を捧げました。
伊藤副市長は、「入笠山の素晴らしい自然を観光に活かすだけでなく、保全し後世に伝えていきたい。」と挨拶しました。
開山祭では他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏が披露されました。
訪れた人には、開山祭記念バッジがプレゼントされました。
入笠山では今後、スズランなどを含む様々な山野草が咲き始めるということです。
-
遠照寺 ぼたん祭り
ぼたん寺で知られる伊那市高遠町の遠照寺でぼたん祭りが10日から行われています。
遠照寺の境内には180種類2,000株のぼたんが植えられています。
5月8日頃に咲き始め、現在見ごろを迎えています。
花を日差しや雨から守るために傘が取り付けられています。
訪れた人は写真を撮って花を楽しんでいました。
ぼたんは42年前に先代の住職の妻が3株の苗をもらって植えたのが始まりということです。
まだつぼみの花もあり、5月下旬まで楽しめるということです。
拝観料は500円、高校生以下は無料です。 -
信州高遠美術館で刺しゅう講座 ブローチづくり
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、刺しゅうブローチづくりの講座が、11日に開かれました。
講座には、伊那市を中心に8人が参加しました。
参加者は、これから花が見ごろとなるラベンダーのブローチを作りました。
大鹿村在住で、飯田市など3か所で刺しゅう教室を開いている中村鹿林さんが講師を務めました。
参加者は、10色ほどある紫色の糸から好きなものを選び、直径5センチほどのブローチを作りました。
ある参加者は、「刺しゅうは数十年ぶりだったが楽しかった。忘れないうちに他の作品も作ってみたい」と話していました。
信州高遠美術館での刺しゅう講座は、昨年度に続き2回目で、来年度も計画しているということです。 -
ミニコンサート・石工ガイドが展示解説
伊那市の高遠町歴史博物館は企画展「高遠石工 守屋貞治の美意識」の関連イベントとして、ミニコンサートと石工ガイドによる展示解説が10日に行いました。
ミニコンサートは1階ロビーで開かれ、伊那フィルハーモニー交響楽団のメンバーが、バイオリンやヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏を披露しました。
歴博では生の演奏を通して、歴史や文化を感じてもらおうと去年からミニコンサートを開いています。
10日はクラシック4曲を演奏しました。
-
伊那谷の所蔵品 信州高遠美術館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
9日は、信州高遠美術館所蔵の、江崎孝坪「武者図」です。 -
旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の県宝・旧馬島家住宅で、五月人形展が開かれています。
伊那市民俗資料館内にある旧馬島家住宅には、五月人形や兜飾り、幟旗など108点が飾られています。
五月人形は旧馬島家の所蔵品や市内の家庭から寄贈されたものです。
幟旗は明治から昭和にかけて、紙製の押絵の五月人形は明治から大正につくられたものです。
五月人形展は6月15日まで開かれています。
入館料は一般が200円、高校生以下は無料です。
旧馬島家住宅の庭に咲く、シバザクラが現在見頃を迎えています。
-
高遠町総合支所新庁舎 窓口カウンターの装飾 市民が制作
23日に完成を予定している伊那市の高遠町総合支所新庁舎の窓口カウンターの装飾を4月26日に市民がつくりました。
4月26日は、高遠町総合福祉センターやますそに市民およそ20人が訪れ作業をしました。
縦23センチ横90センチの板材に伊那市産の松や杉など6種類の厚みの違う木材を貼り付けていきます。
参加者は、色や厚みの組み合わせを工夫しながら作業をしていました。
完成品は、高遠町総合支所新庁舎の窓口カウンターを装飾する部材として使われます。
この会は、市民に参加してもらい新庁舎に親しみをもってほしいと伊那市が開きました。
-
花の丘公園で八重桜が見頃
伊那市の桜の名所のひとつ、高遠町の花の丘公園の八重桜が見頃を迎えています。
園内には、およそ30種類、1,000本の桜が植えられていて、現在200本の八重桜が見頃を迎えています。
花の丘公園は、高遠城址公園以外にも桜の名所をつくろうと、平成元年(1989)から桜の苗木を植樹し、管理しています。
1日は、県内外から観光客が訪れていました。
花の丘公園の桜は、ゴールデンウィークいっぱい楽しめるということです。
-
高遠中学校 運動記録申請数1位で表彰
長野県教育委員会が実施する、運動種目の記録をWEB上で競い合う「ながのスポーツスタジアム」の申請数で伊那市高遠町の高遠中学校が昨年度の県内の中学校で1位となりました。
30日は、高遠中学校で表彰式が行われ、長野県教育委員会の武田育夫教育長から感謝状が贈られました。
学校には、長野県PRキャラクターのアルクマもお祝いに駆けつけました。
ながのスポーツスタジアムは、2008年度から仲間と協力して記録にチャレンジしたり、体を動かす楽しさを知ってもらおうと県教育委員会が実施しています。
記録はWEB上で申請することができます。
高遠中学校では、体育の授業で全クラスが対象6種目のうち、なわとびの8の字跳びと連続ジャンプの2種目で記録にチャレンジし、その都度申請しました。
昨年度は32回申請を行い、参加した中学校およそ20校の中で中学校の部最多の1位となりました。
これまでは、記録に対しての表彰でしたが、取り組んだ回数が多い学校も評価しようと今回、初めて表彰を行いました。
県教育委員会では、今回を機会に「ながのスポーツスタジアム」を知ってもらい多くの学校に参加してもらいたいとしています。
また、小学校の部では高遠北小学校が申請回数20回で2位となりました。
-
SILVAさん食養生ワークショップ
歌手・アーティストとして活動するSILVAさんによる、食生活や生活習慣の改善、食養生のワークショップが、伊那市高遠町の蕎麦「きし野」で21日に行われました。
SILVAさんは、1998年に歌手デビューし、TV出演や、ステージなどで1日も休みがない生活が続きました。
合間に点滴を打ちステージに立つような状態になったことから疑問を感じ、自身の体調と向き合う中で、食を通した養生に取り組むようになりました。
10年前から各地で食養生についてワークショップを開いています。
この日は、8組が参加して、SILVAさんの話を聞きました。
SILVAさんは、夜8時以降から昼食まで16時間食事をとらず腸を休ませていることや、野草を自然療養に取り入れていることなどを紹介しました。
「早くて安いものは便利だが、弊害もある。情報をうのみにせず、自分で調べて知識・知恵を身につけてほしい」と話していました。
SILVAさん手作りのショウガの酢漬けやつくしの煮つけなども用意され、参加者が味わっていました。
SILVAさんは蕎麦好きで、きし野にもそばを食べに通っていることが縁で、今回、きし野で、ワークショップが開かれました。
-
フリーキッズ 里親支援事業
高遠町商店街です。
里親養育包括支援機関、上伊那フォスタリング機関「こごみのねっこ」の拠点があります。
里親に興味を持ってもらうリクルート活動を行います。
里親は、事情により家庭で暮らせない子どもたちを自分の家庭に迎え入れて、養育するものです。
上伊那地域には3月末現在、19世帯の里親がいますが、まだまだ足りない状況です。
里親制度には、週末だけや3か月ほどの短期など種類も多くあり、制度を知ってもらうこと、そして里親を増やすことを目的に、長野県からの委託を受け活動しています。
こごみのねっこにはスタッフ2人が常駐していて、制度について話を聞くことができます。
この場所は、午前9時30分から午後6時30分まで開いています。
里親相談のほか、子どもたちが集まれる場所にもしていきたい考えです。
奇数月の第3日曜日と、偶数月の月末の金曜日には、実際の経験を聞くことができる里親カフェを開きます。
また、こごみのねっこでは、26日(土)に伊那市保健センターで同様のイベントを開きます。
詳しくは、こごみのねっこ、電話070-3239-5530にお問い合わせください。
-
高遠城址公園のさくら祭り終了
伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りは散り終わりを迎えたことから20日で終了となりました。
高遠城址公園は21日から入園無料となっています。
今年は開花宣言が4日に行われ有料入園日数は5日から20日までの16日間で去年の13日間より3日長いさくら祭りとなりました。
高遠商工観光課によると高遠さくらホテルなどで入園券を購入した人を除く有料入園者数の速報値は約9万5,000人だということです。
去年は10万7,368人でした。 -
伸和コントロールズ 板山露頭で新入社員研修
伊那市内に工場があり、半導体製造装置や医療機器などを製造する伸和コントロールズ株式会社は、高遠町の板山露頭で、18日に地元についての研修の一環でジオパークについて学びました。
18日は、新入社員8人が、板山露頭を訪れました。
研修ではジオパークガイドの伊東基博さんから説明を受けました。
新入社員は中央構造線を境に左右で異なる岩石を観察していました。
また展望台からは、中央構造線が通る谷が確認できます。
伸和コントロールズでは、新入社員を対象に自分たちが働く地域のことを知ってもらうための研修を毎年行っています。
18日はほかに、杖突峠や高遠城址公園も訪れたということです。
-
ポレポレの丘 春の花が咲き誇る
伊那市高遠町の自然公園、ポレポレの丘では、スイセンや桜など、春の花が咲き誇り、現在見頃となっています。
広さおよそ2.5ヘクタールのポレポレの丘には、100種類を超える植物が植えられています。
18日の伊那地域の最高気温は、23.7度と暖かい陽気となり、100万本を超えるスイセンや、鮮やかな黄色のレンギョウ、桜など春の花が見頃を迎えています。
ポレポレの丘は、20年前、地元住民が「花いっぱいの丘にしたい」と遊休農地だった場所を開墾しました。
現在も、地元住民などが管理をしていて、1年を通して、植物のほか、鳥や昆虫などの生物も観察することができます。 -
カメラリポート 高遠の歴史めぐる 高遠すごろくスタンプラリー
伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りに合わせて、高遠エリアを会場に、スタンプラリーが行われています。
-
勝間薬師堂の枝垂れ桜 見ごろ
伊那市の桜の名所の1つ、高遠町の勝間薬師堂の枝垂れ桜が見ごろとなっています。
高遠城址公園の1キロほど南にあり、樹齢170年余りの2本の枝垂れ桜が見ごろとなっています。
桜は、勝間の住民有志でつくる薬師堂の桜を守る会が管理しています。
毎年、高遠城址公園の桜より、5日から1週間ほど遅れて見ごろになっています。
高遠商工観光課によりますと、今年は高遠城址公園の満開から3日後の14日に見ごろとなりました。
14日は、高遠城址公園を訪れた帰りに立ち寄ったという県外からの観光客などが、写真を撮るなどして楽しんでいました。
桜はまだ蕾の部分もあり、今週いっぱい楽しめそうです。 -
満開の高遠城址公園 初の週末も賑わう
満開を迎えてから初めての週末となった伊那市高遠町の高遠城城址公園は、多くの花見客で賑わいました。
公園内は、訪れた人で賑わっていました。
写真を撮る人やシートを敷いて花を眺めたりと思い思いに桜を楽しんでいました。
開花宣言翌日の5日から11日までの7日間の有料入園者数はおよそ22,000人で、満開となったきのうは8,000人が訪れたということです。 -
高遠城址 桜満開
伊那市高遠町の高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが11日に満開になりました。
過去10年の平均よりも3日遅く、去年と同じ日の満開となりました。
高遠城址公園は今年開園150周年を迎えました。
公園には開園時からある古木を含めて1,500本のタカトオコヒガンザクラがあります。
この日は公園内でボランティアガイドをしているい~なガイドの会会長の原弘幸さんに案内してもらいました。
ガイドは一周およそ30分で、1グループ500円で利用することができます。
高遠商工観光課によりますと、高遠城址公園では15日(火)頃まで満開の桜を楽しめるということです。 -
伊那市と韮崎市 文化交流会
伊那市と山梨県韮崎市の文化団体の交流会が、高遠城址公園で10日に開かれました。
文化交流会では、歓迎パフォーマンスとして高遠高校の生徒が箏の演奏や歌を披露しました。
交流は、武田信玄の五男、仁科五郎盛信が伊那市の高遠城、
四男、勝頼が韮崎市の新府城の城主だったことが縁で交流を行っていて、今年で51年目です。
この日は、7分咲きとなった高遠城址公園に、合わせておよそ100人が集まり交流しました。
歓迎パフォーマンスのあとは、盛信が祀られている新城藤原社で神事が行われました。
伊那市の福與雅寿教育長や韮崎市の堀川薫教育長らが玉串を奉納しました。
高遠閣では、観桜会を兼ねた芸能交換も行われました。
韮崎市文化協会が舞踊を、伊那芸術文化協会が大正琴と舞踊を披露しました。
交流会は春と秋に開いていて、秋は伊那市が韮崎市を訪れるということです。
-
高遠城址公園 さくら茶の振る舞い
9日の伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は5分咲きとなっています。
公園内では、伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが観光客にさくら茶を振る舞いました。
午前8時半には、公園は多くの花見客で賑わっていました。
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが去年、八重桜を摘み取り、塩漬けにしたものです。
9日は会のメンバー15人が1,300人分を用意し、花見客に振る舞いました。
花見客は桜を見ながら味わっていました。
高遠城址公園の桜は現在5分咲きとなっ10日に見頃を迎えるということです。
-
観桜期に合わせてそば店オープン
高遠城址公園のさくら祭りに合わせて県外から訪れた人たちに「信州そば発祥の地 伊那」をPRする企画が伊那市高遠町で5日から始まりました。
伊那市高遠町の環屋ではさくら祭り期間限定のそば店チャレンジショップがきょうオープンしました。
提供されるのは辛味大根の辛つゆと焼き味噌や塩などで食べる高遠そばに小鉢が3点付いたセット。
そして小鉢が2点付いたかけそばのセットでどちらも価格は税込み1,200円です。
チャレンジショップを開いたのは伊那市地域おこし協力隊の下平彩楓さんと元協力隊の川井涼子さんです。
企画運営については高遠そばの会代表の飯島進さんと高遠そば打ち愛好会などが協力しました。
オープン初日は滋賀県から訪れた家族がそばを味わっていました。
高遠そばを提供するチャレンジショップは桜の開花状況にもよりますが15日までの営業を予定しています。
開店時間は正午から午後3時までで売り切れ次第終了となっています。
-
高遠城址公園 開花宣言
伊那市は、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの開花宣言を4日に行いました。
見頃は10日頃と予想しています。
高遠城址公園の南側にあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5、6輪咲いていることを確認し、伊那市の白鳥孝市長が、午後3時過ぎに開花を宣言しました。
去年は5日で、1日早い開花となりました。
過去10年間では、平均の開花日は2日となっています。
高遠城址公園は、5日から有料となり、入園料は市民は無料で、そのほかは大人600円、子ども300円となっています。
開園時間は、午前8時から午後5時で、最盛期は午前6時から午後10時となっています。
ライトアップは8日からを予定しています。
さくら祭り開催中の8日と11日、15日には高遠ばやしの巡行、9日にはさくら茶のサービスが予定されています。
-
郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」
池上秀畝や中村不折など、郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那に伝わる美の系譜」が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、信州高遠美術館が所蔵する、伊那にゆかりのある作家の作品や、高遠美術館設立のきっかけとなった原田政雄コレクションなど、収蔵作品55点が展示されています。
伊那に伝わる「美」をテーマに、1890年代の中村不折、1929年頃の池上秀畝、2019年の作品と、明治時代から現在までの作品が並んでいます。
信州高遠美術館では、昭和100年の節目に、幅広い年代の作品を展示し、伊那の美の流れを感じてもらおうと、企画しました。
学芸員の佐伯有香さんに紹介してもらいました。
絵画のほか、立体作品も展示しています。
「伊那に伝わる美の系譜」は、5月18日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般が500円、高校生以下・18歳未満は無料。
最終日の5月18日は、「国際博物館の日」のため、無料です。
休館日は、5月7日、13日です。
4月は観桜期のため休館日はありません。 -
ペレット需要に応え製造ライン増設
伊那市高遠町の上伊那森林組合は、需要が高まっている木質ペレットの安定した供給を目指し、製造ラインをこれまでの1ラインから2ラインに増設しました。
3日は、関係者30人が出席し、安全祈願祭が行われました。
上伊那森林組合組合長の白鳥孝伊那市長の合図で、新たな製造ラインが動き始めました。
増設されたのは、バイオマスエネルギー工場のペレット製造ライン1ラインです。
ペレット販売が始まった2004年から稼働しているこれまでの設備に併設しました。
上伊那森林組合では、これまで1つの製造ラインが稼働していて、生産量は年間4,000トン~4,500トン、昨年度は過去最高にせまる、4,546トンでした。
一般家庭や公共施設などでペレット用のストーブやボイラーが普及し、当初計画していた2倍以上の需要となり、在庫切れで販売を停止することもありました。
上伊那森林組合では、ペレットの安定した供給を目的に、設備を増設しました。
当面は年間6,000トンの生産を目ざすということです。
総事業費は4億4,000万円で、国の交付金のほか、上伊那8市町村の補助金を活用しました。
新たな製造ラインは、試運転を行い、7日からの本格稼働を目指しています。
-
高遠城址公園 桜5日開花予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花予想を2日、発表しました。
開花は5日、満開は11日と予想しています。
高遠城址公園の開花予想は前回と同様、開花は5日土曜日、満開は11日金曜日となっています。
公園内は屋台が建てられ、観光客を迎え入れる準備が進められていました。
なお伊那ケーブルテレビでは、122チャンネルで高遠城址公園の様子を桜の散り終わりまで放送しています。