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宮田小2年中原さんが牛の絵で県知事賞
宮田村宮田小学校2年の中原未帆さん(9つ)=南割区=の牛の姿を描いた絵画作品が、「第21回くらしと牛乳、牛さんありがとう絵画コンクール」(県牛乳普及協会主催)で県知事賞を受賞した。
クラス全員で村内の牧場へ出かけ、牛を観察した時に描いたもの。背中の凸凹感など、草を食べている牛の姿を伸び伸びと、描いている。
コンクールには898点の応募があり、中原さんを含む金賞受賞者12人の表彰式は2日に長野市で開かれる。 -
来年の干支を見に行こう、宮田小2年2組
イノシシの姿目に焼きつけ、年賀状に宮田村の宮田小学校2年2組は27日、来年の干支(えと)であるイノシシを見学に駒ケ根市東伊那の飼育園地を訪れた。年賀状にイノシシの絵を描こうと観察したもので、児童たちは目を凝らして姿を追った。
ある児童の親類が飼育していたことから、イノシシとの対面が実現。子どもたちの大半は初めて見る本物の迫力に「大きい」「かわいい」と歓声をあげた。
柵ごしだが、子どもたちが近寄ると、5頭ほどのイノシシは猛ダッシュで飼育園内を右往左往。
それでもしっかりと目に焼きつけ、まだ幼いことから立派な牙(きば)がないことなど、短時間で集中して観察した。
同学級は昨年も今年の干支である犬を観察して年賀状を製作。今年も近く、絵を描き始める予定だ。 -
新田営農組合収穫祭
宮田村の新田営農組合は26日、設立後初の収穫祭を村文化会館で開いた。多くの家族連れが訪れ、今年の収穫を喜び合った。広場では景気づけにもちつきが行われ、訪れた人たちが代わる代わるきねを振るうたびに周囲から「よいしょ」と威勢のよい掛け声が響いていた=写真。
会場では打ったばかりのそばや、豚汁、わたあめなどが無料で振る舞われたほか、収穫された野菜や果物などが格安で販売されて終日にぎわった。 -
宮田小5年が収獲祭
宮田村の宮田小学校5年生は25日、自分たちが丹精込めて育てたコメで餅つきし、味わう「収獲祭」を開いた。水田管理などで世話になった地域住民や家族を招待。一粒の米の・ス重み・スに感謝し、豊作を祝った。
学校近くの水田で春から稲作体験。地域の協力も得て約250キロのもち米を収穫した。
収獲祭では、杵と臼を使って餅つき。ペッタン、ペッタンと昔ながらに手作業で心地良い汗を流した。
あんこ、きなこ、ゴマ、大根にそれぞれまぶして会食。味わいながら1年の苦労を振り返り、米一粒でも無駄にできないことを改めて感じていた。 -
宮田中若草学級、笑顔で接客交流深め
宮田村宮田中学校の自律学級「若草学級」は23日、村民会館で開かれた心の健康を考えるつどいに参加。陶芸、木工など自身の作品を販売し、会場を訪れた多くの人たちと交流を深めた。
学校で汗して拾い集めたギンナンも人気。買い求める人との会話しながら、3人の生徒が接客に励んだ。
「ありがとうございました」と元気で清々しいあいさつ。訪れた人たちも笑顔で、生徒たちとのふれあいを楽しんでいた。 -
白心寺でコンサート
響き渡る音色と歌声に阿弥陀様もうっとり?!‐。宮田村町2区の浄土宗・白心寺は23日、同村を拠点に活動する弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」のバイオリン奏者浅井万水美さんら国内外で活躍中の演奏家、声楽家4人を迎えオペラ公演を開いた。十夜法要記念のコンサート。檀家に加え地域住民も数多く集まり、一流の音楽を堪能した。
浅井さんはアンサンブル信州でコンサートマスターを務めるなど、実力ある演奏家。
今回は仲間でチェロ奏者の城戸春子さん、テノール歌手の田代誠さん、ピアノ奏者の腰塚賢二さんと組んで公演した。
本堂に集まった約150人の聴衆を前に、宮田小中学校の校歌など耳なじみの曲からスタート。ムーンリバーといったジャズの定番から、サン=サースの白鳥まで、幅広い楽曲で会場を楽しませた。
同寺の山田弘之住職はアンサンブル信州の運営に協力するなど、音楽文化の地域定着に尽力している。
今までも雅楽など本堂で6回の演奏会を開いてきたが、アンサンブルメンバーによるものは2回目。浅井さんは「宮田を訪れると、、いつも我が家に来たような気分になる」と話し、熱心な地元のファンに音楽の楽しさを伝えていた。 -
宮田のリンゴを紅茶とミックス
日福大学生が製品化目指して研究着手日本福祉大学(愛知県美浜町)福祉経営学部4年の米山将太さん(21)が、宮田村のリンゴをドライフルーツに加工し、紅茶と組み合わせた新製品を開発しようと研究を始めた。同大学や彼がバイトで勤務する名古屋市の紅茶専門店も協力。同大学と同村は友好協力宣言を結ぶ間柄だが、関係者は「新たな産学連携のきっかけに」と期待を寄せている。
米山さんは名古屋市千種区で紅茶の輸入、卸販売、専門店などを手がける「えいこく屋」に勤務。バイトの身だが、今年5月に開店したパーラーでは、ドライフルーツと紅茶を組み合わす製品の担当を任されている。
欧州などから輸入したドライフルーツを使い、紅茶とブレンドするなどして客に好評。
ドライフルーツを細かく粉砕して紅茶と調合したり、ジュースにして茶葉に浸けたりと研究の幅も広い。
現在は大学がある知多半島のブドウを使うなど、産地にこだわった製品開発も進める。
宮田村特産のリンゴにも着目。23日に同村を訪れ、村内農家から300キロを購入した。
害虫や気象状況で影響があった今年の作柄も聞き「農家の人の苦労を無駄にしないよう、しっかりとした製品にしたい」と抱負。
リンゴを提供した樋屋喜代美さん=大田切区=は「このような取り組みを契機に、地元産物をもっと外へ発信していけたら。農家の励みにもなり、お手伝いしたい」と話した。
指導、支援する原田忠直同学部助教授は「都市部では顔や名前の見える特産物に人気がある。地元と一緒に開発など研究できたら面白い」と語った。 -
日福大の留学生、リンゴオーナー収獲祭に参加
宮田村と友好宣言している日本福祉大学=愛知県美浜町=の留学生が23日、同村のリンゴオーナー収獲祭に参加。オーナーとしてリンゴのもぎ取りを体験するだけでなく、屋台も出店してイベントを盛り上げた。
中国からの留学生を主体に23人が来村。収獲祭会場の村農業者体育館前のテント村に屋台を設け、インドのお茶チャイを販売した。
あったかい飲み物に、訪れた人たちも大喜び。留学生代表で3年の林雪江さん(22)は「今年で宮田に来るのは3年目だけれど、色々な人と交流ができて本当に楽しい」と話した。
販売終了後は大学のオーナー木がある村内の園地に移動し、収獲を満喫。園主とのふれあいも深めた。 -
心の健康を考えるつどい
宮田村は23日、「心の健康を考えるつどい」を村民会館で開いた。精神の障害を地域みんなで考えようと、約200人が参加した。当事者が徐々に社会参加しようと努力している姿を報告。心の問題には地域の支えと理解が大切なことを再認識した。
当事者でつくる村内の心を支えあう仲間づくりの会「さくら」が活動報告した。
福祉交流施設なごみ家を拠点に活動し、多くの人と多彩な交流を深めていると紹介。
「人と上手に付き合いたい。社会の中で生きていく力を養っていく」、「障害者は孤立しがちだが、地域に密着してきた。もっと自然に社会参加していければ」など、胸の想いも発表した。
「さくら」は、同じく活動報告した村福祉作業所、ボランティア、そして地域住民と一緒に合唱も披露。
多くの観衆が見守るステージに堂々と立ち、2カ月間に及んだ練習の成果を発揮。2部合唱で楽しい歌声を響かせた。
ボランティアで指導してきた鷹野綾子さんは「本当に素敵な合唱ができた」と感激。メンバーも「心をこめて歌うことができた」と喜んでいた。
講演会や作品展示、発表などもあり、参加者は心についての理解を深めていた。 -
白心寺で十夜法要
宮田村町2区の浄土宗・白心寺(山田弘之住職)は23日、十夜法要を営んだ。檀家を中心にした小学生12人が稚児となり、礼賛舞(らいさんまい)を奉納。先祖を供養し、五穀豊穣、安心した暮らしができることに感謝した。
同寺では毎年、礼賛舞を十夜法要にあわせて奉納。今年も小学3年から6年までの女子が稚児の衣装に着飾り、会場に集まった約100人の檀家の前で堂々と披露した。
十夜法要は同宗派の3大法要のひとつ。かつては陰暦の10月5日から十日十夜続けたことから、その名が付いた。今は農作物の収獲時期とも重なるため、天の恵みに感謝する意味も込められている。 -
おしゃべりミュージックコンサート26日に
音楽指導者でつくる宮田ミュージックサークル(MMC)は26日午後2時から、おしゃべりミュージックコンサートを宮田村民会館で開く。メンバーによる演奏のほか、指導する同村の「サタデーシンガーズ」、飯島町の「音のカーニバル」の子どもたちがオペレッタを上演。本番に向けて練習に励んでいる。
コンサートは3部構成で、1部のオペレッタ「最終列車のあとで」は28人の児童が出演。宮田駅に季節を運んでくる列車をイメージし、楽しい歌声に乗ってストーリーが展開していく。
子どもたちは本番に向けて熱心に練習。最高の舞台にしようと、気持ちをひとつにして取り組んでいる。
2部はモーツアルトの名曲を特集し、3部はテレビ、映画、CMなどでおなじみの曲を演奏。MMCのメンバーがピアノ、声楽、フルート、三味線など、多彩な楽器でコラボレーションを繰り広げる。
「子どもたちの元気なオペレッタに、聴き慣れた曲の数々。多くの人に足を運んでもらい、みんなで楽しみたい」とMMCの瀧澤智恵子代表は話す。
チケットは5百円。問い合わせは村民会館85・2314まで。 -
消防本部・北消防署起工式
現庁舎の老朽化に伴う伊南行政組合消防本部・北消防署の新庁舎建設工事開始を前に22日、駒ケ根市飯坂の現地で安全祈願祭が行われた。伊南4市町村の消防関係者など約60人が出席し、玉ぐしをささげるなどの神事を行って工事の安全と庁舎の無事完成を祈った。
駒ケ根駅前ビル・アルパで行われた起工式で中原正純組合長は「長年の懸案であり、地域の安心、安全の確保のために何としても進めなければならなかった新庁舎の建設がようやく始まる。関係者のこれまでの尽力にあらためて感謝する」とあいさつした。
新庁舎は鉄骨2階建て・述べ床面積約1630平方メートル。3990平方メートルの敷地内には訓練塔2棟も併せて建設される。総事業費は約5億3千万円。完成時期は当初計画の08年から1年前倒しした07年10月ごろとしている。 -
えびす講青空市
宮田村の仲町商栄会と村商工会は19日、恒例のえびす講青空市を津島神社境内で開いた。宝投げやくじ引きのほか、商店主協力による露店も盛況。歳末商戦に向けて弾みをつけた。
商工会青年部が始めたのがきっかけで、30年ほど続く青空市。この日は小雨も降る天候だったが、多くの人が・ス商売繁盛・スを祈願するえびす講の雰囲気を味わおうと訪れた。
熊手など縁起物を求めたり、くじ引きで運試ししたり。露店めぐりも楽しんでいた。 -
ビオラの音色で・ス世界旅行・ス
宮田村を拠点にした弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」で音楽芸術監督を務め、世界的なビオラ奏者の兎束俊之さんの演奏会が19日、同村民会館であった。各国の名曲を集め、約400人の聴衆は音楽で・ス世界の旅・スを満喫した。
アンサンブル信州の特別演奏会「ビオラベストコレクション縲恊「界音楽紀行縲怐vと題して開き、兎束さんが教授を務める東京音楽大学講師の広瀬宣行さんがピアノで参加した。
バッハ(ドイツ)、モーツァルト(オーストリア)、ショパン(ポーランド)、チャイコフスキー(ロシア)など、世界の著名作曲家の名曲を次々演奏。
滝廉太郎の「荒城の月」、古謡の「さくらさくら」で締めくくった。
ビオラとピアノの繊細な音色で繰り出す耳なじみの曲の数々は、会場を圧倒。子どもたちの姿も多かったが、じっくりと聴き入っていた。 -
宮田村でリンゴオーナー収獲祭
リンゴオーナーの収獲祭が19日、宮田村であった。中京圏などからオーナー家族約2000人が来村。契約する村内27の農園で、もぎ取り体験した。今年は長雨やカメムシ被害で作柄に影響があったが「お店で普通に買うのより、断然美味しい」と作業しながら舌鼓を打つ姿も。丹精こめて育ててくれた園主の苦労も感じつつ、収獲する喜びを味わった。
駒ケ原の酒井秀康さんの農園にも、中京圏ナンバーの車が次々と来園。
仲間6人でオーナーとなっている川西正美さん=名古屋市=は「生育が良くないって聞いていたけど、味は良いし満足。木丸ごと収獲できるのがオーナーの楽しみ」と話した。
村内のリンゴ栽培は今年、夏の長雨で生育が遅れた。カメムシ被害もあり、全体的に小玉で収量を落としている農園が目立つ。
オーナーを受け入れて2年目の酒井さんも「3割から4割ほど収量が減りそう」と話す。それでも喜んで収穫してくれるオーナーの姿に「一緒に話しができるのが楽しい。励みにもなる」と続けた。
今年は村内全体で例年並みの650本のオーナー契約。23日も収獲祭を行い、1000人ほどが来村する。 -
宮田中PTAに文部科学大臣賞
親子の絆、足元から見つめ直す取り組み評価保護者と子どもが手紙交換する「親子レター」を企画するなど、親子の絆を深める積極的な取り組みが高く評価され、宮田村宮田中学校PTAが優良PTAとして文部科学大臣表彰を受けた。関係者は受賞を喜びつつ「家庭でのコミュニケーションを大切にし、学校、地域とも連携して、さらに絆を深めていきたい」と足元を確かめている。
同PTAは学校美化作業やレクリエーションなど、親子一緒に汗を流す事業を毎年企画。「親子レター」も3年前から始めた。
年に1回は親と子が手紙を書き、交換するもの。小田切元治同PTA会長は「親も子も口では言えないことを、手紙にすると気持ちを現せる部分も多い」と話す。
17日に東京都内のホテルで表彰式があり、小田切会長と堀井健一前会長が出席。20日夜は同中を訪れ、新津吉明校長、新井洋一教育長に受賞報告した。
「親子レターが、行ったきりのダイレクトメールにならないよう、家庭内のコミュニケーションを見つめていきたい」と掘井さん。
新津校長は「学校だけでは解決できない問題も山積。連携プレーで、さらに信頼関係を強めていければ」と話した。 -
光の街並み今年も
中心商店街、店主らが飾り付け宮田村の中心商店街が来年の2月3日まで光のイルミネーションに包まれる。宮田村商工会商業部会(宮下進八郎部会長)、同夢づくり委員会(中谷俊治委員長)の主催。仲町、河原町、駅前の数百メートルに及び、19日夕の一斉点灯を前に各商店主らが飾り付けに追われた。
冬場の街並みを明るくし、商店街を活気付けようと毎年企画。街路樹などに100本を超えるイルミネーションを施した。
協力して作業に汗を流した商店主たちは「地域の元気につながれば」と話した。 -
JA宮田支所農業祭
上伊那農協宮田支所は18、19日、農業祭を同所で開いている。地元生産農家も協力して、旬の農産物を豊富に取り揃え。宝投げなどのイベントもあり、多くの人出で賑わっている。
若手農業者でつくる壮年連盟は、メンバーが丹精こめて育てた大根、トウモロコシを販売。格安な値段とあって、好調な売れ行きをみせた。
米消費拡大コーナーでは、収獲したばかりのもち米を販売。生活班の女性らが枡売りで接客し、美味しい地元の米をアピールした。
軽食の屋台村などもあり家族連れの姿も。19日も各種展示販売し、午前10時と午後3時半の宝投げなど各種イベントも開く。 -
町1区保健補導員が区民に呼びかけマレット大会
宮田村町1区の保健補導員は16日、区民に参加を呼びかけてマレットゴルフ大会を村マレットゴルフ場で開いた。15人ほどが参加。紅葉深まる山々を望みながら、プレーを楽しんだ。
「寒さに負けないように、楽しく体を動かそう」と初めて企画。この日も本格的な冬の到来を感じる陽気となったが、参加者は元気ハツラツプレーした。
珍プレー、好プレーにみんな笑顔。交流も深め、寒さも吹き飛ばしていた。 -
ひとり暮らし高齢者が寄せ鍋囲んで
あったかお鍋で、体も心もポッカポカ‐。宮田村社会福祉協議会は17日、ひとり暮らし高齢者の食事交流会を開いた。10人が参加。旬の味覚ふんだんの寄せ鍋に舌鼓を打った。
タラにシャケ、鶏肉にエビなど豪華食材がずらり。マイタケにシメジ、白菜にネギと野菜類も豊富で、高齢者は「ゆずの香りもして本当に美味しい」と喜んだ。
鍋を囲んで会話も弾む。ひとりで食べるのとは違って、心の芯まであたたまった。
同交流会は2カ月に1度開き、季節の料理を満喫。時には参加者自ら腕を振るって、交流を深めている。 -
小中学生対象の税に関するコンクール入選者
小中学生を対象にした税に関する書道、標語、作文コンクールで、宮田村関係分の入選者が決まった。標語で、宮田中3年の澤下久仁香さんが伊那税務所長賞(優秀)を受賞。書道で宮田小6年の新井美香さん、作文で宮田中3年の所沢奈々さんがそれぞれ伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞に輝いた。
租税教育推進協議会、納税貯蓄組合連合会などが主催。
今年は村内から中学生の標語292点、作文14点、小学生の書道に323点の応募があった。作文を除く入賞作品は村役場ロビーに展示している。
入賞者は次の皆さん。
【小学生書道】▽伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞=新井美香(6年)▽同銀賞=草間洵奈(同)小田切雄、村沢茉美(以上5年)安田彩華(4年)
【中学生標語】▽伊那税務署長賞優秀=澤下久仁香(3年)▽同佳作=小野ちはる、浜田康貴(以上2年)▽上伊那地方事務所長賞=北原加奈(同)▽関東信越税理士会伊那支部長賞=大澤すずみ(同)▽宮田村租税教育推進協議会長賞=芦部俊也、保科蘭、上田成剛(以上3年)田中大貴(2年)高坂栞(1年)
【中学生作文】▽伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞=所沢奈々(3年) -
サルの群れ工業団地に出没
宮田村新田区の南平工業団地周辺に16日、数十頭のサルの群れが出没。工場敷地内や道路などを平然と歩く姿がみられた。工場関係者などによると、年に数回は群れを目撃するという。
観光客も訪れる本坊酒造信州工場の敷地内にもサルの姿が。従業員は「珍しいことではないが、お客様には近寄らないように注意しています」と話した。
ざっと見ただけでも30頭以上。親子のサルも多く、木の実や草などをむしっては、食べるような光景も。
対面の工場に渡るため村道にも出て、通りかかった車両が驚いて速度を緩める場面もあった。
村などによると、近辺は以前からサルが頻繁に出没するが、目立った被害は報告されていないという。 -
東保育園の七五三
宮田村東保育園の年中、年少園児は16日、七五三を祝い、中越区の諏訪神社を参拝した。千とせ飴もなめ、「元気でいい子になりますように」とお参りした。
手をあわせてお祈りする園児たち。夢や希望を頭に浮かべ願い事した。
千とせ飴ももらって、みんな大喜び。寒さも忘れて、伝統の行事に親しんでいた。
年長園児は大原区の天満宮で七五三を行った。 -
宮田小児童会祭り
宮田村宮田小学校の児童会祭りは15日開き、各委員会が趣向を凝らした体験型の・スお店・スを出店。全校児童が楽しみながら、児童会活動を知った。
クイズやゲームなど多彩な催しを12の各委員会が企画。高学年がなかよし学級の低学年児童を引率して、それぞれまわった。
新聞委員会は、普段読んでいる小学生新聞の記事から出題し、答えてもらう「新聞読もう屋」を開いた。来場者は難問に四苦八苦。それでもグループで協力しながら、答えをひねり出していた。
給食委員会は、豆々つかみを企画。時間内に何個はしでつかめるか争う競技で、器用にはしを使いこなす児童の姿もみられた。
美化委員会はゴミの分別、ふれあい委員会は車イス体験など、社会に目を向けた内容も多くあった。 -
園児に生音聴かそうと、父親バンド保育園で初ライブ
パパの演奏、カッコイイ‐。宮田村東保育園に我が子が通う父親4人が、園児たちに生の音楽を聴かせてやりたいとバンドを結成した。15日の園児誕生会で初演奏。耳なじみの曲に、子どもたちも・スノリノリ・スでライブを楽しんだ。
ギターの松田陽平さん、清水雅樹さん=ともにつつじが丘区=、ベースの小沢英治さん、ドラムの宮本雄一さん=ともに町1区=でバンドを組み、その名も「DaddyFour」(父親4人衆)。
父親参観の時に学生時代にバンドをやっていた話で盛りあがり、意気統合した。
この日の誕生会には、ギターとベースの3人が出演。大塚愛やゆずのヒット曲などを演奏した。
最初は大きな音に目を丸くしていた園児たちだが、耳なじみの曲に体を揺すったり、手を叩いたりして満喫。友達と手をつないでダンスする姿もあった。
「初めは不安だったけど、こんなにみんな
喜んでくれて」と3人。「普通にバンドをやるだけでは、子どもたちとのふれあいはできなかったはず。このような機会を与えてもらって、本当にうれしかった」と話した。
今後も練習を続け、保育園や地域の行事など出演したい考えだ。 -
小中学生の税に関するコンクール入選者決まる
小中学生を対象にした税に関する書道、標語、作文コンクールで、宮田村関係分の入選者が決まった。標語で、宮田中3年の澤下久仁香さんが伊那税務所長賞(優秀)を受賞。書道で宮田小6年の新井美香さん、作文で宮田中3年の所沢奈々さんがそれぞれ伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞に輝いた。
租税教育推進協議会、納税貯蓄組合連合会などが主催。
今年は村内から中学生の標語292点、作文14点、小学生の書道に323点の応募があった。作文を除く入賞作品は村役場ロビーに展示している。
入賞者は次の皆さん。
【小学生書道】▽伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞=新井美香(6年)▽同銀賞=草間洵奈(同)小田切雄、村沢茉美(以上5年)安田彩華(4年)
【中学生標語】▽伊那税務署長賞優秀=澤下久仁香(3年)▽同佳作=小野ちはる、浜田康貴(以上2年)▽上伊那地方事務所長賞=北原加奈(同)▽関東信越税理士会伊那支部長賞=大澤すずみ(同)▽宮田村租税教育推進協議会長賞=芦部俊也、保科蘭、上田成剛(以上3年)田中大貴(2年)高坂栞(1年)
【中学生作文】▽伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞金賞=所沢奈々(3年) -
地元産品もふんだん、Aコープ宮田店新装開店
上伊那農協が宮田村町二区で営業するAコープ宮田店が15日、増床工事を終えて新装開店した。売場面積が旧店舗に比べ1・7倍広がり、品揃えもより豊富に。開店セールも行われ、訪れる客で店舗駐車場は朝から満車の状態が続いた。
地元生産者から毎日新鮮な農産物が届く、直売コーナーも充実。地元のものを地元の人に食べてもらおうと、大豆製品を販売する「みやだ豆腐工房」の販売コーナーも併設した。
オープンした午前9時には、既に多くの買い物客で盛況。カットやパック詰めを自店で行うようになった精肉コーナーでは、牛肉の半額セールが人気を集めていた。
開店セールは週末の村農業祭をはさみ、来週の21日まで続く。 -
子育て支援、こども室の新設を重点施策に
宮田村来年度の予算編成方針、32億円目標で宮田村は15日、義務的経費を除く投資的費用などを本年度当初予算比で10%削減し、予算額も約1億円減の32億円を目標とする来年度の予算編成方針を示した。重点施策には、行政運営の効率化、地域協働の推進とともに、子育て支援の充実を掲げた。こども室の新設で、保育から義務教育終了までの窓口一元化を図る。
職員を集めた編成会議で説明。清水村長はこども室について「一元化することで、子どもの育成の中味を濃くし、透明性も図っていく」と話した。
来年度の予算編成は、持続可能な財政を確立するため、事務事業をゼロから積み上げる「ゼロベース予算」が基礎となる。
本年度導入した事務事業評価の結果に基づき、慣例にとらわれず、拡充、縮小、廃止などの見直しを行っていく。
また、基金繰り入れを見込まない編成を基本とし、積み立て金の確保に努める。村債も抑制を図り、借入総額を3億円以内とした。
旅費、備品購入費などの需要費も節減し、本年度当初の10%以上削減を目標に設定。
食糧費による慰労会、懇親会の廃止、公用車の効率運用も求めた。 -
Aコープ宮田店が15日にリニューアルオープン
上伊那農協が宮田村町二区で営業するAコープ宮田店が15日、増床工事を終え新装開店する。売場面積は旧店舗の1・7倍の約280坪に増え、地元農産物の直売コーナーなど充実。新鮮で多彩な品目を取り揃える。15日から3日間は通常より30分早い午前9時に開店し、目玉商品を用意しセールを行う。
増床により、同農協直営店舗としては、伊那中央店、駒ケ根店に次ぐ規模に。
地産地消の観点から直売コーナーを拡大し、地元で大豆製品を製造する「みやだ豆腐工房」の販売コーナーも新設する。
精肉もカットやパック詰めを店内で行い、鮮度の高い商品を用意。その他の売場も商品が増え、客のニーズに応える。
約1億1千万円をかけ8月に着工。10月末から営業を休止していた。
開店から3日間は特別セールを開催。初日の15日は千円以上購入の先着550人を対象に、豪華地元農産物が当たる抽選会も開く。
3日間を除く通常の営業時間は午前9時半から午後8時まで。 -
宮田小3年3組、園児招いて秋まつり
・スお店屋さん・スで、おもてなし宮田村宮田小学校3年3組は14日、交流する西保育園の年長園児を招いて秋まつりを開いた。喜びそうな手作りのおもちゃやアクセサリーなど用意して「お店屋さん」を開店。年度当初の交流では、年齢が違う幼い子どもたちとのふれあいに戸惑いもあった児童たちだが、成長した姿で園児をもてなした。
9つのグループに分かれ、園児に喜んでもらおうと思案。単純にものを渡すだけでなく、喜び、楽しんでもらえるお店にしようと工夫を凝らした。
輪投げや射撃など縁日気分で盛り上げたり、お揃いのバンダナを巻いた衣装で店員の雰囲気を演出したり。
「いらっしゃい」「色々あるよ」と園児に声をかけ、積極的に客引きする姿もあった。
また、園児に自分たちで育てたサツマイモを食べてもらおうと、事前に調理。大学イモやポテトチップスなどにして、お茶でもてなした。
5月に交流した当初は、園児と上手にふれあえず悔しい想いをした児童もいたが、この日は全員笑顔。女子のひとりは「色々な会話もできて、本当に楽しかった」と話した。
今後も交流を続けていく考え。担任の清水貴美子教諭は「相手のことを少しでも考えて行動できるようになってきたかも」と、たくましさを増した児童の姿に目を細めた。