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交通死亡事故多発警報 発令
長野県交通安全運動推進本部は、5日、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
長野県内では9月30日から10月4日までの期間に、伊那市、中野市、大町市で3件の交通死亡事故が発生し、4人が亡くなっています。
警報の期間は5日から14日(月)までの10日間です。
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消防と県航空隊が連携訓練
上伊那広域消防本部は長野県消防防災航空隊と合同で林野火災を想定した連携訓練を行いました。
訓練は箕輪町の箕輪ダム周辺で行われ、長野県消防防災ヘリコプターとの連携を確認していました。
防災ヘリコプターが到着すると上伊那広域消防本部の署員が消防車からホースでつなぎ、防災ヘリコプターに吊るす空中消火バケットに給水していました。
給水が終わった防災ヘリはダム湖に水を放水していました。
空中消火バケットには約900リットルの水が入るということです。
上伊那広域消防本部では災害時に円滑な活動を行うためには連携が必要だとして訓練を災害活動にいかしていきたいとしています。
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箕輪町広島平和学習 報告会
8月に広島県で平和学習を行った箕輪町の小中学生が現地で学んだことや感じたことを発表する報告会が、1日夜に役場で開かれました。
この日は、平和学習に参加した町内の小中学生とその保護者が、グループごとにまとめを発表しました。
子どもたちは、8月5日と6日に広島県に行き、平和記念公園や原爆ドームの見学、平和記念式典に出席し、戦争について学びました。
報告会では、自分たちで撮影した写真を使い、発表しました。
この日は、町内外からおよそ60人が訪れ、発表を聞いていました。
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新型コロナ週報 上伊那24人感染確認(9/23~9/29)
2日発表の新型コロナウイルス感染症の9月23日から29日の週報です。
上伊那は24人、全県は363人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.17人で減少しています。
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登戸研究所に関する新たな文書見つかる
太平洋戦争末期、旧陸軍の秘密作戦を研究する登戸研究所が疎開していた駒ヶ根市で、爆弾を作っていたとみられる工場の資材や機材を記した文書が見つかりました。
1日は登戸研究所調査研究会が駒ヶ根市立博物館で会見を開き、工場の実態解明につながる貴重な資料だと評価しました。
登戸研究所は、ゲリラ戦やスパイ活動などで必要な兵器や資材を
研究開発していた旧日本陸軍の機関で、太平洋戦争末期に、一部が上伊那に疎開していました。
市立博物館の収蔵庫で見つかったのは、終戦の翌年の1946年、GHQの指示で登戸研究所の工場に残されたものを搬出するため、赤穂町役場が作った2つの文書です。
赤穂国民学校の校舎を利用した赤穂分工場を調べたもので、見取り図とともに、敷地内に残っていた機材や資材が120ページあまりにわたりまとめられています。
上伊那のほかの工場では、缶詰型の爆弾が作られていたという証言が残っていますが、赤穂分工場については実態が謎に包まれていました。
文書には、8500個のブリキ製の缶や5.5トンにも及ぶ原料の板のほか、金属の板を丸めたり折ったりする装置の記録も残っていて、缶詰型爆弾の製造が大規模に行われたことが推定されるということです。
見つかった文書は、今月12日に開館する登戸研究所平和資料館で公開されます。
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庄内地区 洋菊ポットマムを町に贈呈
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区はキク科の植物ポットマムの鉢植えを13日に町に贈呈しました。
この日は庄内地区・箕輪町交流協会の2人が役場を訪れ白鳥政徳町長と小林久通教育長にポットマムの鉢植えを手渡しました。
鉢植えは庄内学園中等部の生徒が育てたものです。
夏休み期間中は生徒がそれぞれ自宅に持ち帰って手入れしたということです。
鉢植えにはメッセージがつけられています。
庄内地区と箕輪町はおよそ60年前に交流が始まり、1999年に友好交流推進協定が結ばれました。
ポットマムの贈呈は2020年に始まり今年で5年目です。
ポットマムの鉢植えは今回68鉢が贈呈され町内の小学校すべてのクラスへ届けられました。
花は10月下旬に咲くということです。 -
伊那市40代男性が2,900万円の詐欺被害
伊那市内に住む40代男性が、現金と暗号資産あわせて2,900万円をだまし取られるSNS型投資・ロマンス詐欺が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内の40代男性です。
男性は、6月下旬にSNSを通じて知り合った女性を名乗る相手から「FXを教える」「指示通りに送金するように」などのメッセージを受け取りました。
男性は、複数回に渡り指定された口座に、現金2,500万と、指定された送金先に暗号資産466万円分を振り込みました。
男性が知人に相談して被害に気付いたものです。
伊那署では、SNSやインターネットでの投資話は詐欺を疑うことや一人で判断せずに家族や警察に相談することなどを呼び掛けています。
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秋の全国交通安全運動 ドライバーに交通安全呼びかけ
21日に始まった秋の全国交通安全運動に合わせ、伊那市役所前に交通指導所が今朝開設され、関係者がドライバーに交通安全を呼びかけました。
きょうは、県交通安全運動推進上伊那地方部や伊那警察署、伊那交通安全協会の会員などおよそ60人が参加し、ドライバーに交通安全を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動の重点は、歩行者は、反射材の着用推進や安全な横断方法の実践による交通事故防止、ドライバーは、夕暮れ時以降の早めのライト点灯などです。
今年1月1日から昨日までに伊那署管内で発生した人身死亡事故は132件で、前の年と同じ時期と比べ30件減少しました。
死者は1人、負傷者は156人となっています。
伊那署では、高校生が運転する自転車事故、横断中の歩行者と車の接触事故が増えてきているとして注意を呼び掛けています。
秋の全国交通安全運動は、30日(月)まで行われます。
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転倒の労働災害防止 街頭啓発
伊那労働基準監督署は、管内で多発する転倒による労働災害を防ごうと24日に伊那市内の大型店で街頭啓発を行いました。
伊那労働基準監督署やハローワーク伊那の職員などが買い物客に、労働災害防止を呼びかけるチラシなどを配りました。
伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」と長野県PRキャラクター「アルクマ」も訪れ、転倒災害防止を呼びかけました。
街頭啓発ではほかに、転倒防止のリスク評価セルフチェックも初めて実施されました。
「同年代に比べて体力に自信はあるか」「目を閉じて片足でどのくらいたつ自信があるか」などの質問に答えたあと、歩幅や片足立ちの身体機能を計測します。
5つの項目を計測し、答えた質問と比較します。
伊那労働基準監督署によりますと、今年上半期に上伊那地域で発生した労働災害のうち、死者は1人。
休業4日以上のけが人は79人でした。
その中で最も多い事故は「転倒」で、22人、27.5%を占めています。
10月1日から全国労働衛生週間も始まることから、伊那労働基準監督署では、労働災害への注意を呼び掛けています。
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登喜和冷凍と40代の職長を書類送検
伊那労働基準監督署は、伊那市の食料品製造業、登喜和冷凍食品株式会社と40代の職長の男を労働安全衛生法違反容疑で19日に長野地方検察庁伊那支部に書類送検しました。
この職長の男は、5月にフォークリフトの荷物を載せる部分に乗り、部下の社員に指示し、昇降目的で使用したということです。
職長の男は降下中にフォークリフトに右手を挟み、小指切断の大けがを負いました。
労働安全衛生法ではフォークリフトを本来の用途以外に使用することを禁止しています。
伊那労働基準監督署は、登喜和冷凍食品と職長の男を労働安全衛生法違反容疑で長野地方検察庁伊那支部に19日書類送検しました。
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伊那地区戦没者追悼式 戦没者の冥福祈る
伊那地区戦没者追悼式が、伊那市の福祉まちづくりセンターで19日に行われ、戦没者の冥福を祈りました。
この日は、伊那地区遺族会や関係者およそ30人が出席しました。
出席者は、日清戦争から太平洋戦争までの戦没者と、満蒙開拓で満州に渡り犠牲になったおよそ560人の冥福を祈り、花を手向けました。
主催した伊那地区社会福祉協議会の宮原勝会長は「これからも力をあわせ、全ての人が心豊かに暮らせる社会を目指します」と話していました。
伊那地区遺族会の下島賢治会長は、「戦争という悲惨な歴史を語り継ぎ、恒久平和を願います」と挨拶しました。
伊那地区遺族会では、毎年春日公園にある慰霊碑で追悼式を行っていましたが、会員の減少や高齢化などで去年から福祉まちづくりセンターで式を行っています。
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新型コロナ週報 上伊那31人感染確認
18日発表の新型コロナウイルス感染症の9月9日から15日の週報です。
上伊那は31人、全県は509人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり5.85人で減少しています。
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熱中症で1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、宮田村で
10歳未満の男児が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
程度は軽症だということです。
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直江津遭難から82年 児童が慰霊
82年前のこの日、箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の、新潟県直江津で遭難して亡くなった事故を受け、児童が慰霊碑に手を合わせていました。
13日は朝7時半頃から登校した全校児童およそ570人が校庭の隅にある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年9月13日に中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で起きたものです。
新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
慰霊碑には亡くなった5人の児童の名前が刻まれています。
箕輪中部小学校では毎年授業でこの事故について学んでいます。
ある6年生の児童は「自分と同じ年で亡くなってつらかったと思う。その人の分も頑張りたい」と話していました。
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女性の活躍推進を考える
女性の活躍推進について考える信州大学男女共同参画セミナーが12日、伊那市の産学官連携拠点施設inadni seesで開かれました。
セミナーは男女共同参画に向け産学官でできる取り組みを考えようと信州大学が開いたものです。
セミナーでは信州大学理事の浜野京さんの進行でパネルディスカッションが行われ伊那市の白鳥孝市長、伊那食品株式会社取締役開発本部長の柴克宏さん、信大副学長で農学部長の米倉真一さん、信大農学部准教授の田中沙智さんが話をしました。
会場には約70人が集まり話を聞いたほかオンラインでも配信され男女共同参画について理解を深めていました。
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伊那地域34.6度 熱中症で2人搬送
11日の伊那地域の最高気温は、午後2時39分に34.6度となりました。
11日の伊那地域の最高気温は午後2時39分に34.6度となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後3時半現在、辰野町で70代男性と中川村で80代女性の2人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は、男性は軽症、女性は中等症だということです。
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新型コロナ週報 上伊那90人感染確認
11日発表の新型コロナウイルス感染症の9月2日から8日の週報です。
上伊那は90人、全県は761人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.65人で減少しています。
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一時保護による面会制限で提訴
伊那市の二十歳の女性とその父親は、女性が高校3年生のときに諏訪児童相談所の一時保護により面会を不当に制限されたとして長野県に対し損害賠償を求める裁判を起こしました。
5日、伊那市内で女性とその父親が記者会見を開き弁護士を交えて訴えに至った経緯について説明しました。
それによりますと女性が高校3年生のときの2022年に父親との口論から自宅に帰りたくないと、当時の担任教諭に相談したということです。
その教諭が諏訪児童相談所に連絡したところ一時保護の措置がとられその後女性は伊那市内の児童養護施設に入所したということです。
女性とその父親は、2022年8月から去年4月までの約9か月間、面会が制限され精神的苦痛を受けたとしてそれぞれに100万円を支払うなどの損害賠償請求を諏訪児童相談所を運営する長野県に起こしたものです。
これに対し県は争う姿勢を示しています。
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新型コロナ週報 上伊那113人
4日発表の新型コロナウイルス感染症の8月26日から9月1日の週報です。
上伊那は113人、全県は948人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり10.77人で減少しています。
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迷走台風にりんご農家は困惑
速度が遅く進路の予想が難しい台風10号に伊那市のりんご農家は困惑しています。
収穫時期となり、9月1日からの営業を予定していたりんご狩りは延期することを決めました。
みはらしファームりんご狩り園主会代表の笠松悟さんです。
31日、台風接近を前にりんごの状況を確認していました。
9月1日から一般客を受け入れる、りんご狩りを予定していましが、台風の影響が予想されるとして、1日と2日は休園することにしました。
笠松さんは、9月3日以降の受け入れについては今後の台風の動きを見て判断することにしています。
31日午後3時現在の予想で、台風10号は今夜から1日にかけて紀伊半島に停滞し、その後熱帯低気圧となり2日午後3時に福井県に達する見通しです。
長野地方気象台では、県内で今夜からあす午前中にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険が急激に高まる可能性があるとして注意を呼びかけています。
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外国籍の子どもの勉強をサポート
外国籍の子どもの勉強をサポートする取り組みが箕輪町で行われています。
22日は、地域交流センターみのわで勉強会が開かれました。
参加したのはフィリピンとベトナム国籍の中学生2人と、7月に日本に来たばかりの10代の女性1人です。
参加者は、数学や理科、日本語を教わっていました。
この取り組みは、外国籍の人を言語面で支援する団体「多文化LIFE」が企画しました。
多文化LIFEは、箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが立ちあげた団体です。
今回は、夏休みの宿題や学校の授業をサポートしようと開かれました。
夏休み中で帰省していた長野工専1年の手塚善さんもボランティアで参加しました。
学校に通う外国籍の子どもたちの多くは、日常会話はできるが、テストの問題文を読み取るのが難しいと入倉さんは話します。
多文化LIFEでは今後、放課後などにも活動できるよう取り組んでいきたいと話していました。
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新型コロナ週報 上伊那108人確認
28日発表の新型コロナウイルス感染症の8月19日から8月25日の週報です。
上伊那は108人、全県は1,105人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり12.56人で上昇しています。
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交通死亡事故多発警報発令で街頭啓発
箕輪町交通安全協会は、交通死亡事故多発警報が発令されたことを受け交通安全を呼びかける街頭啓発を28日に行いました。
28日は、出勤時間にあわせおよそ10人が国道153号箕輪バイパスで街頭啓発を行いました。
町交通安全協会が箕輪町交番と町役場の職員と協力しドライバーや歩行者に交通安全を呼びかけていました。
県内では今年1月から8月27日までに40件の交通死亡事故が発生していて、このうち1件が今年6月に伊那市で発生しています。
今月14日から20日までに県内で5件の交通死亡事故が連続で発生したことを受け、交通死亡事故多発警報が発令されました。
発令期間は29日までとなっています。
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南ア鋸岳で山岳遭難
24日午後1時10分、南アルプス鋸岳山頂付近で40代の男性が滑落し大けがを負う山岳遭難が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、遭難したのは神奈川県川崎市の会社員、引地健さん47歳です。
引地さんは23日に一人で北沢峠から入山し登山をしていたということです。
鋸岳山頂付近で足を滑らせ、およそ10メートル滑落したということです。
本人から上伊那広域消防本部に救助要請があり、24日午後2時32分に救助されました。
引地さんは伊那市内の病院に搬送されましたが、肋骨骨折や頭部を打撲する大けがを負いました。
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熱中症1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、飯島町で
50代男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
程度は軽症だということです。
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上伊那郡内の30代男性 仮想通貨521万円詐欺被害
上伊那郡内に住む30代の男性が仮想通貨、日本円にしておよそ521万円をだまし取られる詐欺被害がありました。
伊那署によりますと、管内で仮想通貨をだまし取られる詐欺を確認したのは今回が初めてだということです。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは上伊那郡内に住む30代の男性です。
男性は、2023年11月中旬にSNSで知り合った相手から「きょうはこれくらい稼いだ」「あなたも仮想通貨をやらないか」などのメッセージを受け取ったということです。
2023年12月下旬から複数回にわたり相手から指定された送金先に仮想通貨を送り、日本円にしておよそ521万円をだまし取られました。
その後、相手と連絡が取れなくなった男性が弁護士に相談し被害に気付いたものです。
伊那署では、儲け話を鵜呑みにしない、SNSやインターネットでの投資話は詐欺を疑うなど被害防止を呼び掛けています。
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新型コロナ週報 上伊那88人感染確認
21日発表新型コロナウイルス感染症の8月12日から8月18日の週報です。
上伊那は88人、全県は900人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり11.69人で減少しています。
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全県に交通死亡事故多発警報を発令
長野県交通安全運動推進本部は20日、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
長野県警察本部によりますと8月14日から20日までの7日間で、長野県内で発生した交通死亡事故は5件となっています。
交通死亡事故が連続して発生していることから、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
期間は、20日から29日までの10日間で、道路状況に応じた慎重な運転や早めのライト点灯を呼び掛けています。
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箕輪町ゼロカーボン推進 トートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
8日は、協賛企業の一つ、フクロヤ家具総合センターにトートバッグが届けられました。
このトートバックは町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,500枚作られました。
このトートバッグは、あすと19日から22日に町内のスーパーで行われる街頭啓発活動でアンケート調査に協力した人に配られるということです。
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熱中症 3人搬送
7日午後4時半現在、上伊那地域で3人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
箕輪町で90代の女性、駒ケ根市で80代の男性、宮田村で60代の男性が搬送され、いずれも中等症だという事です。